竹中美穂 (東海テレビ東名ク)9.275 (1) 奥本恵理 (四天王寺SC) 8.625 真辺 絢 (戸田市SC) 8.900 山脇佳奈 (ビット体操ク) 8.850 藤井滋子 (日本体育大学) 9.100 (2) 得能香織 (日本体育大学) 9.037 (3) 田中綾子 (大阪体操ク) 8.962 山本さとみ(朝日生命体操ク) 8.575
1本は決まるけどもう一方で失敗してしまう・・・という選手が多かったです。竹中美穂選手はその中でも、着地の一歩が最小限で、かつ難度が高かった。真辺絢選手と山脇佳奈選手は1本目にエフドキモワという伸身前方宙返りの跳躍を行って(9.800満点かな?)、真辺選手は成功、ただ2本目に失敗。山脇選手は1本目の着地には失敗したけど2本目を決めて、同じ様な点数になっています(^^;)。奥本恵理選手と藤井滋子選手は2人とも1本目(屈身の前宙1/2ひねりだったと思う)は完璧。奥本選手は2本目の着地に失敗、藤井選手は2本目もまとめて平均で2位に。藤井選手は日体大の4年ですが、菅原選手同様引退なのでしょうか。日体大は、菅原選手や橋口選手だけでなく、脇田選手、藤井選手、小堀選手などここ数年の団体メンバーが一気に卒業で、ちょっと寂しいです。で、来年からその日体大の中心になることが予想される得能香織選手。しばらく大会で見ていなかったのですが、無事復帰したようで良かったです。得能選手の場合、伸身の姿勢がちょっと減点でしょうか?田中綾子選手は姿勢が非常に美しいのですが着地のミスが痛い。山本さとみ選手も同様。結果的に、2本とも着地を無難に止めた選手が9点台でメダルを獲得しました。
菅原リサ(日本体育大学) 9.350 (2) 田中実奈(朝日生命体操クラブ) 8.000 藤原くみ(戸田市スポーツセンター) 9.275 大畠佑紀(京都ジャンピング体操クラブ)9.100 竹中美穂(東海テレビ東名体操クラブ) 9.350 (2) 奥本恵里(四天王寺スポーツクラブ) 8.500 真辺 絢(戸田市スポーツセンター) 9.275 山脇佳奈(ビット体操クラブ) 9.600 (1)
トップバッターの菅原リサ選手はいつもながら安心して見られるんですよね〜。続く田中実奈選手もこの種目得意なのですが、今回は流れが止まる場面があり「あれっ?」と思ったらその後トカチェフで落下もしてしまいました。残念。藤原くみ選手は昨年から戸田の主力選手になってきました。今年は代表選考にも参加、順調に伸びてきているようです。どちらかというと平均台が得意なのかと思ってましたが、段違いも丁寧な演技。さて、大畠佑紀選手は移籍後はじめて見ましたが、髪切ってましたよね?イメージチェンジでしょうか。以前と同じく放れ技は開脚のイエーガー、降りは伸身の2回宙返り(着地はばっちりでした)。かつての全日本チャンピオン、ぜひ調子を取り戻して今度は個人総合に出てきて欲しいです。竹中美穂選手は年齢のわりに大人っぽいというか落ち着いた演技で、車輪も脚の開きのない美しい演技をすると思います。これはリサちゃんを上回るかな?と思ったら同点でした。奥本恵理選手も姿勢がとても美しいのですが、着地で手をついてしまいました。惜しい。真辺絢選手は、すっかり戸田のエースになりました。勢いのよさがあり、今の若手の中では一番菅原選手に似た(同じ系統の?)選手になるのではないかと感じます。で、最後の山脇佳奈選手。新聞でも報じられた通り、伸身新月面降り。着地はピタリとは決まらなかったですが、やった!って感じでした。優勝は文句なしですね。
山脇佳奈 (ビット体操クラブ) 9.325 (1) 市川千尋 (朝日生命体操クラブ) 9.175 溝口絵里加(朝日生命体操クラブ) 8.200 藤原くみ (戸田市スポーツセンター) 9.225 (3) 中瀬直子 (竜城体操スクール) 9.300 (2) 川村友佳 (フジスポーツクラブ) 8.450 奥本恵理 (四天王寺スポーツクラブ) 9.200 山本さとみ(朝日生命体操クラブ) 8.800
前の種目で見事優勝した山脇佳奈選手。続く平均台でもキレのある演技で、ほぼふらつきもなし。で、その後が注目の朝日生命の若手2人、市川千尋選手と溝口絵里加選手。まだ2人の個性の違いまでわかりませんが、市川選手は本当に中1なんでしょうか。ってくらい落ち着いてます。今回見た限りでは同じクラブの田中実奈選手と感じ似てます。体型が似ているからかもしれませんが(^^;)。溝口選手は途中まで良かったのですが落下あり。藤原くみ選手は内容的には、山脇選手に劣らないです。が、ターンでちょっとふらついたのが惜しい。中瀬直子選手は前宙が2回も入ってるんですね。あわや落下という場面もあったのですが、よく持ちこたえました。それがなければ優勝してたと思うんですが・・・。ところで、ちょっと前まではほとんどの選手が後方の2回宙返りで降りてたのですが、最近2回ひねりで降りる選手が増えましたね。川村友佳選手は今年高1。心なしか以前に見たときより大柄になったような印象が。入りからずっと落下しそうなのを持ちこたえててすごいと思ったんだけど、残念ながらその後落下。ただ、ジャンプの思い切りがよくて、見栄えのする演技です。さて、平均台得意といえば奥本恵理選手!アクロバット系の技だけでなく、細かい振り付けが優雅な雰囲気出してていいです。今回は入り(前宙)でバランスを崩しかけたのが減点かも。最後は、団体総合で朝日生命の中心となって活躍した山本さとみ選手。かなりお姉さんになった(と思った方多いのでは?)。平均台はちょっと遠目に見ていた印象なのですが、手足のさばきというか雰囲気が一時期の橋口美穂選手っぽいと思いました。
田中綾子 (大阪体操クラブ) 9.025 藤井滋子 (日本体育大学) 9.075 溝口絵里加(朝日生命体操クラブ) 9.200 竹中美穂 (東海テレビ東名体操クラブ)9.425 (2) 得能香織 (日本体育大学) 8.925 北村彩子 (東京学芸大学) 9.225 (3) 菅原リサ (日本体育大学) 9.550 (1) 真辺 絢 (戸田市スポーツセンター) 8.750
田中綾子選手の演技はちゃんと見たの初めてなので何ともいえないですが・・・1本目に抱え込みのムーンサルト、2本目のシリーズでラインオーバーしたのがちょっと残念。振り付けの部分にもっと手を加えると良くなりそうな気がしました。アップテンポの曲にしてもよいかも。藤井滋子選手は過去2年平均台の種目別に出ている選手なのですが、今回は団体で落下してしまい個人総合に残れず。そのぶん、種目別の2種目(跳馬・ゆか)はどちらも大きなミスのない良い演技だったと思います。溝口絵里加選手は前方のダブル(だったと思う)はじめ、タンブリングでほぼミスなし。細かい振り付けも可愛いです。2、3年前の大畠選手を彷彿させる印象を受けました。続く竹中美穂選手も1本目、2本目ともに見せ場が決まって、こ〜れは竹中選手が優勝かな〜と思ったのですが・・・。真辺絢選手は後方伸身2回宙、さらに前方抱え込みのダブルと高いタンブリングを見せてくれるのですが、今回は残念ながら前方の着地に失敗し尻もちをついてしまいました。結果的に優勝は菅原リサ選手。これが公式戦の最終演技になってしまいましたが・・・。
男子団体決勝
種目別決勝・男子の感想
種目別決勝・女子の感想
富山県遠征雑記