注・書いているのは2ヶ月後の2000年2月です。
前回は経費削減(?)のため熊本1泊2日だったのですが、今回は大和銀行の優勝を見るため、2泊3日の出血(ってほど豪勢じゃありませんけど)旅行です。
朝早く大宮を出発。越後湯沢発の特急はくたかに乗りかえ、日本海を眺めつつ富山県に突入すると、所々に「2000年とやま国体・ナントカ競技会場」なる看板が目につきはじめます。そう、全日本選手権と国体は一心同体少女隊。そんな誰も覚えてないような古いネタを書き、本ホームページの品位(あるのか?そんなもの)を落としてしまいそうなほど、3ヶ月で富山の記憶が薄れています(自業自得だってば)。しかし、こんな遠征雑記が楽しみと言って下さる方も中にはいるので、書くとしましょう。
ところで、熊本国体のほのおのマスコットには完全にやられましたが、とやま国体のマスコットもなかなか意味不明でよろしい。キャッチフレーズは『あいの風 夢のせて』。はぁ、今度は風を表現してるんですか。それにしても、国体のテーマ曲というのは、会場で流れているときには「もう、覚えたからいいよ」ってくらいしつこく感じるんですが、終わってしまうと全然思い出せないのは何故なんでしょうね・・・。
さて、富山市もさすが県庁所在地(なんかこればっか、私)。
道は広くて、路面電車も走ってます。熊本、広島と体操関係の旅行では路面電車続きです。ちなみに埼玉には路面電車はないので、自動車免許の教習で「路面電車がいるときは〜」って出てくるたび「いないよそんなもん!」と心の中で叫んでいるのですが。・・・ホテルも多いです。ただし繁華街はJR富山駅からちょっと離れているようで。私はちゃんと徒歩で行ってきました。富山の繁華街。歩くのがテーマですからね、私の遠征は(単に、乗り物に乗る知恵がないともいう)。
しかし謎なのは、携帯電話を売る店(HIT SHOPってやつです)が異様に多いという事です。富山の人はそんなにしょっちゅう携帯電話を買うのでしょうか?あと、公衆電話の数も多い。それも、データ通信できるやつ。というのも、私は持参したノートパソコンがホテルで接続出来ず四苦八苦し、とうとう二日目の夜に外の公衆電話から接続したのですが、そのときそう感じたのです。私が勝手に感じたことで、本当に富山が公衆電話の多い街かどうかの統計結果などはありませんのであしからず。浦和駅前より多いことは確実ですが。
ちなみに夜中に公衆電話でパソコンなど広げていると酔っぱらいが寄ってきてしまい非常に恥ずかしかったです。「お姉ちゃんすごいねえ」とかなんとか言われて。すごくないよ・・・とつぶやきながらキーを叩いておりました。しまいには何故か外人のお姉ちゃんにまで覗き込まれてしまった。でも、そういえば富山駅前にはパソコンのお店がなかったですよ。みなさん、どこで買うんでしょうか?
さて、今回全日本選手権が行われた富山市総合体育館があったのは、それと反対の出口で「ただいま開発中!」って感じの・・・つまり、閑静なところでした。コインロッカーすら見あたらず、私は一瞬ひるんで反対の出口へ戻ってしまったほどです。ただし、大会会場はとてもキレイでした。でも、全日本選手権を事前に知っている人でなければ、そこで体操の大会が催されていることには気がつかないだろうなという気はしましたが・・・。もう少し宣伝してくれてもいいのにな。私が泊まったホテルには一応ポスターが貼ってありましたけど(ちなみに今回も表紙&ポスターは塚原選手です)。あ、関係ありませんが横に「全日本社会人サッカー選手権」も貼ってありました。どうやら同時期に開幕したらしく、街には体操選手とサッカー選手が入り乱れて、やけにウィンブレ姿の人間が多い街になっていました。
ここで地方遠征恒例、地元紙チェック!
・・・のお時間がやってまいりました。昨年の熊本新聞では地元の高校生・桑原選手の記事など全国紙ではお目にかかれない記事が読めたように、体操のような競技にとって「地方の地元紙」はけっこう重要メディアです。今回私が購入したのは北日本新聞。初日の結果では、地元の谷田治樹選手(福井出身。筑波大卒)と塚野力選手(新潟出身。筑波大→河合楽器)のことが書かれていました。二人とも富山出身ではありませんが、来年の国体に向け現在、(財)富山県体育協会に所属しています。残念ながら二人とも個人総合に残ることはできなかったのですが。。。来年の国体は頑張って下さいね。でも、もうちょっと大きくてもいいのになぁ、全日本の記事。
結論:福井新聞に勝るものなし
あ、今回はオフ会なしでした。
ひとり北陸の旅。おみやげはもちろん、ます寿司。
男子団体決勝
種目別決勝・男子の感想
種目別決勝・女子の感想
富山県遠征雑記