母として・・・ ( No.1 ) |
- 日時:2007/06/23 23:07
- 名前:nene
- 私も体操のことをほとんど知らずに二人の息子を体操教室に通わせ、
最初は児童コースからのスタートでした。 オリンピック選手になるという夢は、誰しもが持つものだと思います。 私の息子もそうでした。 最初の児童コースのころから数えると9年になります。 その間に1度クラブを変わっています。 この9年間で私が学んだ事ですが、自己流で身につけた技能を直すのは、 とても大変なことだと思います。自主練でいろいろなことができるようになったとしても、それを体操競技として演技するのは至難の業かと・・・ 現在通っていらっしゃるクラスで物足りないようなら、クラスを上げてもらうとか、ほかのクラブを探すとか、いろいろ方法があるのではないかと思いますが、どんなに簡単なわざであっても、やはりきちんとコーチの元で拾得するのがベストではないでしょうか? たとえば、ハンドスプリングひとつでも、マットで行うのと、床の器具で行うのでは、腕や足の使い方が違うそうです。 今ついているコーチは、先日のNHK杯で審判をし、明日もナショナルの試技会に呼ばれている先生ですが、生徒の癖を直すのが一番大変だといつも言っています。 小さいからこそ、あわてずにきちんとした基礎を身につけることが上達への近道なのではないかと思います。 よいコーチに巡り会えるように祈っています。
私は体操に関しては素人です。経験者の方々のご助言をお願いします。 我が子に関して言えば、オリンピック選手にはほど遠いですが、今の先生に巡り会えたことで体操が好きで楽しくなり、子供の力を最大限に発揮できています。
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まずは人として ( No.2 ) |
- 日時:2007/06/24 02:02
- 名前:suilen
- オリンピックレベルを経験したわけではありませんが・・・
体操をすることの功罪には、思うところがたくさんあります。 私の個人的な体験は
怪我・摂食障害・体操に集中するあまり周りが見えなくなる・体操選手という以外にアイデンティティが持てず、不調のときは自分に何の価値も無いと思いつめた・引退後、社会生活に適応するのに時間がかかった・・・
私はとくに、自分でも体操の弊害を一身に集めたような選手生活だったと思います。
それでも体操には、人を惹きつけてやまない魅力があるのです。 そうきっぱり言えるようになるまで、引退後10年近くかかりましたが、体操から多くのことを貰ったこともまた事実です。
かっこいい演技にあこがれる気持ち 身体を自在に操ることの楽しさ 自分の情熱をぶつけられる物があること 励ましてくれる仲間のありがたさ
自分の生き様を表現できること
「女子フィギュアスケートと女子体操」というスレッドの中で、お子さんが競技スポーツを始めるに当たってぜひ読んでいただきたい本を数冊ご紹介しましたので、何か参考になるかもしれません。
体操の弊害をたくさん経験し、「体操はどちらかというと、人生の害になることの方が多い」と思うことはありますが、ようやく最近、「害を少なくして、人生にとってプラスになる体操」というものを、日本でもできるのでは?と思えるようになってきました。
どうか、全ての選手が幸せな人生を歩めますように。
身体を守るためにも、選手として大成するためにも、基礎は重要です。
そして、体操を極める前に、人として大事なことを身につけることが、ひいては体操選手としての成功にもつながると思います。
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どうしても・・。 ( No.3 ) |
- 日時:2007/06/24 14:19
- 名前:まりこ
- お返事頂きありがとうございました。
nene様 suilen様 今まだ幼児ですし、一般コースでもありますので、細かいところまで先生の指導が入っていないのが、現状です。 ですので、私も娘も色々な事が、自主練で出来るようになり、楽観的に喜んでいた事、反省致しました。
ただ、その根本には、
どうしても、体操選手、得に女子の場合選手生命が短いという思いがあり、小さいうちから結果が出なければやっている意味がないという思いがあります。 suilen様がおっしゃっている事程、奥深い事は分かりませんが、 オリンピック等を目指して幼児の頃から成長期にかけて厳しいレッスンを受けてきたとして、いざ、勉強の方が大事だから。自分の限界を感じたから。といって挫折した時、 他のスポーツは今までの事がよい経験、心の糧になると思いますが、 「体操」はどうでしょうか? 低身長、低体重、摂食障害。 となると、普通の学校生活、体育の授業、その他の趣味まで影響が出ませんか? 体操だけは、「じゃあ一応オリンピック養成選手コースに入って、ダメならあきらめたらいいんじゃないの」 ではすまないと思うのです。 成長期に止まった身長、体調不良はどうしようもないと思うのです。
でも、子供が「体操選手でオリンピックに出たい!」というのを親の勝手な判断で芽をつみ取るのも切なくてやりきれません。
「夢に向かって頑張って!お母さんも応援するから」「体操だけはリスクが大きいからダメ」2つの気持ちの中で日々揺れ動いています。
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