やらない方が良いでしょう。 ( No.4 ) |
- 日時:2007/06/24 15:42
- 名前:親類
- >どうしても、体操選手、得に女子の場合選手生命が短いという思いがあり、小さいうちから結果が出なければやっている意味がないという思いがあります。
>体操だけは、「じゃあ一応オリンピック養成選手コースに入って、ダメならあきらめたらいいんじゃないの」 ではすまないと思うのです。
この様なお考えを親御さんがされているのであれば、結論は一つ! 体操はやらない方が良いでしょう。 まして、オリンピックと簡単に書かれていますが、オリンピックに出れるのは、体操をする以前の体の体線、特に女子の場合は、足が長く手が長いといった体の美しさが必要です。 成長期を迎えて太らない体質さえも大きく影響します。 その上で素質、これも並みの素質では駄目で、普通の子供が1年かけて覚える事を1ヶ月で為し遂げる素質+精神力+体力、そして最後には運まで関係してきます。 そして素直である事!これも非常に重要な要素です。 長く厳しいトレーニングの間には、怪我も付き物、そういったところ全てを両親が支える事が出来る家庭からのみ、オリンピック選手が生まれる可能性があります。 いいですか!両親がですよ!片方の親が積極的でも、父が無関心では駄目です。要するに並みの事をしていたら絶対に出られない世界です。 上の条件を満たす子供であり、過去には田舎から体操の為に親の仕事を東京に変え、家も売り払って東京に借家住まい、そこまで子供に協力した上で、運も味方してやっと出れる世界がオリンピックです。 その様なご家庭20件程のお子さんが最終選考に残り、ここでも振り分けられ最後に残るのがオリンピック選手です。 正直、あなたの書き込みを見ていると、お辞めになった方が良いでしょう。 何か?怪我でもすれば指導者の責任にされる様なイメージを受けます。 24時間体操!それが親類の子供の青春でした。 幸い運が味方してオリンピックに出れましたが、出られなくても一生懸命頑張った選手には、必ず人生を歩む上での普通の子供には得られない経験をするでしょう。 体操を否定的に考えられる要素が一つでもあれば、辞めなさい! 全てを指導者の先生にお任せし、親は金銭的、時間的な面を全て投げ打って強力する。そうでなければ、絶対に最後の目標はつかめません。 オリンピックに行くまでに何回も自己負担での海外遠征もあります。 金銭的面でも、相当な負担を必要とします。 これが現実!全面的に体操と向かい合える家庭でなければ、絶対にオリンピック選手と言う者は育ちません。
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無題 ( No.5 ) |
- 日時:2007/06/24 18:48
- 名前:まりこ
- 親類様
お返事ありがとうございました。 実は兄がオリンピック選手でした。 ですので、家族として何が必要なのか、当の本人として何が必要なのか。身近で見てきましたのでよく分かってはいたつもりです。
本当に簡単ではありません。 兄を近くで見、またそれにはずれたものを見ているからこそ慎重になる気持ちを許して頂きたいと思います。
また、私の意図するところを理解して頂けないようなので補足説明させて頂きますが、 本気でやるならどこまでも応援していきたい気持ちはあります。コーチ陣に全幅の信頼を置き、賛同はすれども批判するような事は絶対にありません。
今はその一歩がなかなか踏み出せないでいるので広く情報を教えて頂きたいと思っているだけです。
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Re:オリンピック ( No.6 ) |
- 日時:2007/06/24 21:00
- 名前:グレイ
- それだけの思いがあるのなら、強いクラブに入れてみたらどうでしょう?
自主練習をやるよりは、きちんとした指導者の元で、もう少し回数をこなした方がいいかと思います。 何が出来ると言うことよりも、女子の場合は小さいうちに身に付けた方が楽なものとかありますし 何より、良い指導者に導いてもらうのが一番いいことだと思いますが…。 まりこさんが書かれてるようなことをこなせる幼児は結構いると思いますが それだけの力があるのなら、基本をゆっくりやっても大丈夫だと思いますよ。 親類さんの書かれてるように、信頼できるクラブに入れてお任せした方がいいと思います。 親の協力は出来るようにすることではなくて、送り迎えとか金銭面でいいのではないでしょうか? うちの子供はオリンピックなんてとんでもないし、県の代表というレベルでも辛いものがあると思いますが それでも毎日好きで通ってますし、友達と楽しく頑張ってる状況が無駄だなんて思いません。
何が出来ることもすごいのでしょうが、精神力みたいなものも結構必要なんだと思います。 女の子は特に思春期の難しさがありますし。 結果が出ないと意味がないとか、他のスポーツは糧になるけど体操はならないとお考えなら、親御さんがそういう考え方をしてるなら、やらない方がいいとは私も思いますね。 子供が好きだからやる、そうしたら上手くなったのでオリンピックが目指せるかも…というのが普通じゃないでしょうか。 子供さんがオリンピックに出たいという夢を見るのはいいと思います。 そうしたら親御さんは、そうだね、頑張ろうねって、そのくらいでいいんじゃないでしょうか? 本当に目指せるかどうかもわからないうちから、悲観的な考え方をしなくても もう少しちゃんとやってみてから、そうなってから考えた方がいいんじゃないでしょうか?
私も知り合いにオリンピックを目指せそうな子はいますが やっぱり人が数ヶ月掛かることを、1週間ほどで出来るようになるって言ってました。 そういう子は明らかに違うので、強いクラブに入れてみたら、指導者の方が放っておかないでしょう。 まずクラブを探すことをお勧めします。
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それなら ( No.7 ) |
- 日時:2007/06/24 21:31
- 名前:nene
- お兄さまに相談することが一番なのではないでしょうか?
お嬢さんがオリンピック選手になれる素質があるかどうか、率直なアドバイスを受けられるのでは?
素人考えですが、仮にオリンピック選手をたくさん排出しているクラブにかわったとしても、基礎の基礎から取り組むことになるのではないでしょうか? それも、最初から選手育成コースに入れるわけではないと思いますから、きっと今以上に焦りや葛藤がうまれてくるのではないでしょうか? 私の身近にはオリンピック選手などいませんのでよくはわかりませんが、おそらくそういったコースで練習しているお子さんの中には、お嬢さんよりも優れた能力を持つお子さんがいることでしょう。 そういった環境に入ったとき、少しでも追いつこうとする前向きな気持ちや挫折に対応できる精神力など、技術以外にたくさんの越えなければならない壁があると思います。 お兄さまがオリンピック選手ならそんなこと当然わかってることとは思いますが、生半可な取り組みや気持ちでは、到底越えられない壁であることは間違いないでしょう。 少人数のクラブで、県で上位に入るのが精一杯の選手や保護者でさえ、様々な葛藤があります。 上を目指せば目指すほど、試練や苦しみ、そして喜びは、更に大きなものなのでしょう。 小さいうちから結果を出したいという気持ちは分かりますが、とにかく焦らずに答えを出してはいかがでしょう?
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まずはトライ! ( No.8 ) |
- 日時:2007/06/24 22:06
- 名前:はなまる
- みなさんのおっしゃる通り、まずはお子様を、お子様にとって良い環境で練習できるクラブを見つけてあげて、きちんとした体制で練習させてあげては、どうですか?
せっかく、そこまでやる気になっているのであれば、親御さんがとやかく言う必要は無いと思います。 小さい頃から期待された選手でも、思春期になれば体型も変わりますし、そのまま良い選手として活躍出来るとも、言えないと思います。 その時に、別の道を考えるのも良いのではないでしょうか?遅くは無いと思います。 体操をしているから、身長が伸びないと言う子もたくさんいますが、辞めた途端に、グンと身長が伸びる子もたくさん見てきました。
クラブの方針もあると思いますが、お子様がそのように出来て、クラブからお声が掛からないのですか? 例えば、上のクラスへのステップアップとか。 うちの娘も、年中の時には同じくらいの事をやっていましたよ。 年少の秋に幼児クラスに入り、年中に上がる頃には、選手育成コースへステップアップし、年中の秋には選手コースに入りました。
親御さんが、お子様に期待をかけるお気持ちは分かりますが、親御さんが見る素人目と、経験されているコーチが見る目とは、素質を見る目は違うと思うので、まずは、お子様に良い環境で練習をさせてあげる事をお勧めします。
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無題 ( No.9 ) |
- 日時:2007/06/24 22:41
- 名前:まりこ
- グレイ様
ありがとうございます。 お子様も頑張っていらっしゃるのですね。
書いていらっしゃるように、悲観的になるのは何度もしつこいようなのですが、「低身長」のことなのです。 だからそこまでのリスクを負ってまでも体操に打ち込むなら、それなりの結果を求めたいのです。(娘にとっては迷惑な話ですよね・・)
グレイさんのようにおおらかな気持ちでいてあげられたらと・・・。本当に思います。
nene様 兄は遠方に住んでいまして、電話で相談した事もありますが、 実際に最近の娘を見ていない事と、兄だけが抱えてきた様々なことを背景に非常に言葉少なです。 「やるんだったら、最後まできちんと頑張れ!」
要約すればこんな感じです。賛成も反対もしません。もちろん勧めもしません。
私とすればもっと的確にアドバイスを貰いたいのですが、(素質を見抜いてもらうとか、日々の過ごし方や、心構えなど。細かい事をたくさん教えて貰いたいのですが)
「やるなら、きちんとした指導者についてもらえ」だけです。
最初はそれが不服でしたが、今はそれも兄の愛情だ。と思うようになりました。
以下、憶測ですが、
厳しい世界に入っていくのはそれなりの覚悟が必要だと。お前も(私)分かっているだろうと言っているのだと思います。
やるのもやらないのも、自分たちで決めて、自分たちで道を切り開いていけ。ということだと。 そして、やるからには指導者にきちんとついていけ。と。
ですので、兄からは具体的な事は何も教えてもらえずにいます。 そっけないですが、重みがあり、非常にありがたい言葉ではあります。(苦笑)
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子どもの立場から ( No.10 ) |
- 日時:2007/06/24 23:05
- 名前:ファビ
- 体操をやっていた子どもの立場からの書き込みです。
私は3才~17才まで、体操をやっていました。 幼い頃は、オリンピック出場が目標でしたが、結局、大きな大会で、よい成績を残せる選手にはなれませんでした。
女子選手の場合、競技年齢が低いのもあって、大抵の場合、大学卒業と同時に、競技を引退してしまいます。 なので、他の競技をしていた人に比べ、引退後の人生に、いろんな道があるのが、魅力的なところだと思います。私の仲間も、指導者だけではなく、いろんな職業についています。どんだけ挫折しても、20代前半なので、精神的にちゃんと成長できていれば、やり直しや巻き返しはいくらでもききます。なので、体操に集中するあまり、将来が…ということは、心配なさらないで大丈夫だと思いますよ!
オリンピックに出るような選手は、親類さんのおっしゃるように、親の協力も不可欠だと思います。でも、オリンピックに出るというのは、あくまでもお子様の夢であって、ご両親は、夢の協力者でありって、お金や時間を全てを投げ打ってまで協力してしまうと、精神のバランスが取れなくなってしまう気がします。 特に体操の場合、引退後の人生の方が、はるかに長いのですから、オリンピックという高い目標に目を奪われて、体操に集中して欲しい余りに、子どもをお姫様扱いしてしまったり、追い込んでしまったり、、、そういう子達も中にはいます。そういう子達は、上手く人間形成がなされないので、挫折したり、引退した後に、悩むことも多いように思います。
具体的にどうすればいいか…ということは、私自身、優れた成績を残せた選手だったわけでないので、アドバイスできなくてすみませんが、親として、こうあって欲しいなーと思うことだけ、ツラツラと書いてしまいました。
否定的なことを考えてしまうのは、親御さんとして、当然の気持ちだと思います。大事な大事なお子様だからこそ、体操選手としての人生も、その後の人生も、実り多い幸せなものであって欲しいと願いますよね。 まりこさんが考えていらっしゃるデメリットについては、親御さん次第で、全て克服できることだと思いますよ!!
お嬢様が、素敵な選手になられることをお祈りしています。
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身長 ( No.11 ) |
- 日時:2007/06/24 23:14
- 名前:ファビ
- 追伸ですが、身長ですが、私の周りの人を見ていても、体操選手は、確かに小柄な人が多いですが、第二次成長時期を過ぎても、1年に1センチ、2センチと、ダラダラ…と、伸びる人が多い気がします。
私も、中学入学時は、だんとつ小さかったですが、今は、156センチで、「小柄」と言われる程度です。中学生の頃、ものすごく小さかったイメージの三浦華子選手も、大学生でアトランタに出場された時には、155センチくらいあったように記憶しています。 体操は、第二次成長が遅い子の方が得なので、一流選手の中には、第二次成長のまだ始まらない中学生くらいの選手もいて、低身長の子が多いですが、大学生くらいになると、みなさん150センチくらいはあるのではないでしょうか…?
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その通りだと思います ( No.12 ) |
- 日時:2007/06/24 23:28
- 名前:nene
- まずは、事情も知らずにお兄さまに相談は?なんて失礼なことを申し上げてすみませんでした。
そして、本当にお兄さまのおっしゃる通りだと思います。 「やるならきちんと最後まで。」「きちんとした指導者について。」など、 短い言葉の中にすべてが集約されているのではないでしょうか? レベルこそ違いますが、我が子は現在の指導者に巡り会っていなければ、 体操を続けていなかったと思いますし、もし続けていたとしても、今のレベルにはならなかったと思っています。 生徒の能力、可能性を見抜き、そして的確に指導し伸ばしていただいて今があります。そんな先生に巡り会えたことで、大きな大会にも出ることができました。 サポートしていく親は大変だし、考えることも多々あると思います。 どんな環境で練習しているにしても、しっかりとした基礎のないところには技は積み重ねられないでしょう。 強いクラブに変わるにしても、そうでないとしても、現実をしっかりと見据えてじっくりと取り組んでいけたら、得ることも多いのではないでしょうか?
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体操だけではない ( No.13 ) |
- 日時:2007/06/25 01:12
- 名前:suilen
- 摂食障害は、体操や新体操のように見栄えを気にする世界の方が、確かに患者数は多いでしょうが、「ダイエット」はきっかけにすぎず、根本原因ではありません。
私は心配性なので、まりこさんの不安を煽るような書き方をしてしまったかもしれませんね。ごめんなさい。
ほかの弊害についても、体操だけがリスクが高いのではありません。 プロ野球やJリーガーでも、社会になかなか適応できない選手はいるものです。
身体の心配はごもっともだと思います。 近頃は、子供のためのスポーツ医学などの本もたくさん出ていますし、身体や心を健全に成長させるための情報を集めるというのも、親御さんの出来るサポートかもしれませんね。
私自身の怪我や病気も、今となっては「それを知っていれば、防げたかもしれない・・・」と思うことがたくさんあります。
基本をきっちり教わることは本当に大事ですが、 先輩たちがやっている技を見て、「やってみたい!」と自主練をするお子さんの、ガッツな気持ちはステキな才能だと思います。
先輩たちのばくてんや宙返りは、今やっている前転後転や倒立、側転がきれいにできてこそ、成り立っているものなのです。 そして、その時々の身体の成長に合った技をやることは、身体を守ることにもつながります。 5歳だと、関節に負荷の高いロンダートや宙返りとかよりも、 柔軟で骨盤がまっすぐ向いているかとか、ターンアウトが股関節で出来ているか、まっすぐのきおつけや倒立ができているか、着地の時の足の向きが安全かどうかetcのほうが、習得すべきものだとは思います。 バレエでも、足が成長するまではトゥシューズは履かせてもらえないです。
難しい技をやってみる気持ちを大事にしつつ、今やっている基本技を極めることの楽しさも、知って欲しいと思います。
オリンピックとは「結果」です。 それにふさわしい変化・成長をしたうえで、行けるかどうかが決まるのでは? メダルはただの金属です。 それを手にするまでに何をしてきたかによって、幸せになれるか否かが決まると思います。
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