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新体操との交流はないのでしょうか?
日時:2006/09/17 00:39
名前:睡蓮
私は器械体操をやっていましたが、身体が固くて苦労しました。
 
今年のインターハイが近畿で行われたので、以前から興味のあった新体操を
見に行ったのですが、皆さんとても柔らかい上に、案外筋力もしっかりしておられ、体操選手としてもとても参考になりそうなものが沢山あると感じました。

しかし、私が所属していた体操クラブや高校には新体操部が無く、
大学には新体操部があり、友人もいたのですが、競技の話はほとんどしませんでした。(今思うともったいない!! 私は社交的ではなく、授業と練習、時々バイトという生活で、あまり長く話さなかったからなあ〜)


インターハイの演技や客席にいてる選手を観察した印象では、先天的に柔軟性があって細い人が、新体操をやっているという気がしましたが、それでも柔軟の訓練はあるだろうし、そういう資質のなさそうな人もいて、「努力しているんだろうなあ・・・」と思いました。


私は器械体操を見ていて、「あと10度開けば、確実に点数が0.5はあがるのに」と思う選手がたくさんいます。
点数のことだけでなく、「手首があと5度曲がれば、あの技をするときの恐怖感がだいぶ減るだろうな・・・」と思うこともありました。


「だったら、柔らかくするのが専門の人に聞けばいいやん」と思たのですが、
なかなか欲しい情報にたどりつけません。

そして、私の周りに無かっただけなのかもしれませんが、もっと新体操やバレエ、ダンスの人から良い所を学べたらと思います。

皆さんは、異文化交流(?)されてますか?

*これ、質問板のほうが良かったでしょうか?
 総合板の方が活気があって、多くの方に意見がいただけるのでは?
 と思って、ここに書いてしまいました。
 

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私も強く同感 ( No.3 )
日時:2006/09/17 22:00
名前:元体操経験者
例えば新体操の大ジャンプ、これ一つ取っても、体操の一流選手でも表現出来ない柔軟性を誇っていますね!こういった新体操の良い所は、どんどん女子体操競技に採り入れていただきたいです。
ただ、最近の女子はパワーの時代に入っています。
床、跳馬、平均台と4種目中、3種目が足の強さを問われる競技。
パワーとエレガントさの両立は非常に難しいでしょうね!
でも、それを両方兼ね備えた人が世界のトップに立つ時代でしょう。
新体操のエレガントな部分を採り入れた上での体操のパワー、これが両立した演技を是非見たいですね(笑)
ご意見ありがとうございます!1 ( No.4 )
日時:2006/09/18 01:57
名前:睡蓮
>じむきちさん
ああ!そうですね、先に過去ログ検索してからにすればよかったです。。ありがとうございます。
「はり」さんの新体操の柔軟性についての書き込みは、見つけられませんでしたが、参考になる
話題がいくつかありました。 (はじめて検索機能というのがあることに気づいた・・・汗)

>N−KYHさん
私は最近体操をあまり見ることができなくて、こちらの掲示板もだいぶご無沙汰だったので、
リューキン選手の演技をしっかり見た事がないのですが(お父さんの演技は見てました・・・)
すらっとしてまだまだこれからすごいことになっていくって感じの段違い平行棒だったような気がします。(youtubeで動画見てきます〜)

>>ダンスをやっている人に振り付けをお願いしたり
選手の方はこなせていましたか? わたしの友人で、ジャズダンスをやっている人に床を作ってもらった子がいましたが、とても苦労したと言っていました。床運動ではダンスとは違って、その場で踊る量よりも、移動しなくてはいけない量の方が多いので、難しいところもあるようです。
でも、振り付けはかっこよくて、みんなで「いいな〜」ってまねしてました。。
今は、大学になってはじめてダンスのレッスンに取り組む、といった感じですよね?
やはり日本のジュニアや高校生の頃は、技を詰め込むので精一杯なのでしょうか?

私も、体幹のトレーニング、興味あります!
ダンスでは特にそうですが、軸を1本にしたり、しならせたり、分断して一部分だけ動かしたり、
(インド人みたいに首だけ、あるいは胸、腰だけ左右前後に動かしたり、回したり・・・)
体操でよく言う「締める」だけでは、理解力の追いついていないうちは、がちがちに力を入れてしまいがちになりそうです。
車輪を回る時特に,身体の分断とか、しならせる事が大事だなって思います。

御意見ありがとうございます2 ( No.5 )
日時:2006/09/17 23:01
名前:睡蓮
>元体操経験者さん

パワーの時代なのですか・・・ 私は最近まで、体操や新体操に希望を見いだせなくなっていた時期があったので、浦島太郎状態なのですが・・・
ホルキナ選手の身長と手足の長さが(捌き方はそのままで)もう少し短ければ、全てを表現できたのでは・・・と思います。必要最低限の力で、あるいは効率よく力を出し伝えるやりかたで体操をやっていたように思うからです。彼女、パワー不足をさかんに言われていましたが、それでも床で屈伸サルトをやっていたこともあるし、跳馬のオリジナル技だって、同じパワーで手足の短い選手がやってれば、回転不足は無かったのではないでしょうか?(私の勝手な想像ですが・・)

自分がパワーに頼りすぎた体操をしていたから、よけいにそう思いたいのかもしれません(汗)
私も、両方兼ね備えた演技がぜひぜひ見たいです。。
意見が合いますね! ( No.6 )
日時:2006/09/19 17:24
名前:N−KYH
>ダンスをやっていた人に振付けてもらった振りを選手がこなせていたか…
こなせてはいませんでした(><。)ただ、振り付けも全部でなくここからここまでのカウントというようにお願いして、つなぎを私が振り付けしたりしていました。こなせない動きのところは、自分でアレンジさせたりもしていましたよ。振り付けをしていただくダンス経験者の人に、その子のゆかの演技をみてもらってだいたいのダンスセンスを見てもらってその子にあった振りをお願いしたこともあったなぁ・・・

私は小さい頃(小学生)、週に一日バレエレッスンを受けていました。体操場にバレエの先生をお呼びしてやっていました。私がコーチをしていたところでもダンスレッスンを週に一度やっていましたよ。技術面を磨くことと、コレオグラフィーを磨くことはどちらも大切だと思います。子供の成長に合わせてそのときにやらなければいけないことを見極めて手助けする(もちろん選手の理解が不可欠)ことがコーチとしての役目だと思っています。

>選手の理解について・・・
私も「しめる」という表現を履き違えている選手は多いと思います。そのせいで間接が動きにくい筋肉がついてしまったりという場合もあると思います。
センスのある選手は「しめる」と言っただけでこっちの思ったように動いてくれますが・・・。小さい頃のトレーニングや基礎作りのときにどれだけ体で覚えさせることができるかだと思います。
車輪にしても、「ぬき」「あふり」と簡単に言いますがどういうふうに「ぬき」「あふり」をするのか理解させる必要があるのでは!?ただ頭でっかちになっちゃうのも困りものですが。難しいところですね。ちなみに私は車輪の「ぬき」が柔らかくしなやかな選手が好きです。それが出来てる選手は「あふり」も上手です!
踊りのセンス ( No.7 )
日時:2006/09/19 21:09
名前:睡蓮
小学生や中高生の選手に、『表現力』というのを要求するのが高望みなのかもと思わなくもありませんでした。(自分は怪我をして動けない時期に初めて、踊りをもっと良くしようと思い始めたので・・・)

しかし、ストリートダンスをやっている子供達は、ステップも振りさえもあやふやだとしても、アピールがあふれている。(もちろん、ダンサーでもシャイで奥ゆかしい踊り手さんもいますが・・・)どう踊りたいか、誰になりたいのかが、一目でわかります。(ああ、この子は安室ちゃんになりたいのね、とか)

女子体操では、技と踊りの部分とは別個に考えがちですが、男子を見ていると、技も表現の一部なのだなと感じます。吊り輪や平行棒、鞍馬の技の捌き方や間の取り方って、選手それぞれでかなり個性がありますよね。

小さい頃に基礎を徹底するのは大前提ですが、それと同時に
「自分は何をやろうとしているのか、どういうものをカッコイイと思っているのか」を、『人が見て一目で分かるように』表現する、伝える方法を教えてあげたいと思います。(というか、私が教えてもらいたいですが・・・汗)


今日、『バックダンサーズ』という映画を見ました。
映画としてはツッコミ所満載ですが、「なぜ踊るのか(体操するのか)、劣悪な環境下で、どうやって頑張るのか」ということを見せてくれる映画でした。

センスがあってうまいけど、繊細で奥ゆかしい(わかりにくい、でも凛としてる)hiro。
はっきり言って踊りは初心者だけど、「ちゃんとやらなきゃ」と意識していない時に爆発的なパワーを感じさせるサエコ。
不器用だけれどひたむきで、楽しい!って思ってるのが出てる平山あや。
ちょっと重そうだけど、「負けない!!」っていう迫力があり、一番躍動感に溢れていたソニン。

アメリカ貧困層の魂の叫びから生まれたクランプを撮った『RIZE』が、ダンス映画としてあまりに秀逸だったため、かなりお粗末な印象を受けてしまう『バックダンサーズ』ですが、小学生でも気軽に見られるし、「私も好きな事を自分のために自分の力で楽しもう!」と前向きになれる映画で良かったですよ〜
表現力について ( No.8 )
日時:2006/09/20 01:23
名前:匿名希望ですみません
横からスイマセンm(__)m

ダンスの表現力などについて皆さんの書かれてる事、すばらしいと思い
ました。体操女子はもっと外の空気を吸った方がいいと思います。

特に女子の床。せっかく音楽が付いているのに全く音を無視したような
演技もチラホラ・・・(振り付けの問題かも知れませんが)
技の難度やパワーの方が得点に結びつきやすいというのがその理由なんで
しょうが・・・音はじゃあ何の為にあるんでしょう?
もう音楽ナシでいいんじゃない?みたいなんじゃあまりに哀しいですし、
音を付ける意味もないんじゃないかと思います。
曲の理解とまでは言いませんが・・・。

ダンスの要素がもっと得点に反映すれば・・・コレが難しいんでしょうね。

でも、音楽を無視してしまってはかえって完成度を下げてしまうと思います。
完成度を上げるのが体操の目的なのに・・・・
女子の床は体操の中で唯一の芸術的アピールのある種目なんですし、
ダンスのアピールがあったか無かったかは、各審判の個人の裁量でもっと
汲むべきかなと思います。
今のままじゃ、男子体操の芸術的な完成度に負けてると思います。

音は何のためにあるか ( No.9 )
日時:2006/09/20 10:12
名前:睡蓮
>せっかく音楽が付いているのに全く音を無視したような演技もチラホラ

!そうですよね!! 私も最近の床運動を見ていて、ずっと心地悪いと思っていました。。
私は昔のルーマニア選手達が好きなのですが、各選手の個性を前面に出して、音とよくあった振り付けに、見ていてわくわくしたものです。
かつての新体操も、今見ると技の数や難度はスカスカだしレオタードや化粧、音楽も地味なのに、「踊っている、表現してる」のが伝わって来る。秋山エリカさんが、10キロも減量して鶏ガラみたいになりながら、鬼の形相で般若のようなフープの演技をされていたのを強烈に覚えています。(良い悪いはまた別ですが・・・特に10キロもの減量とか) 秋山選手の気迫や、その大会にかけているという切迫感が現れていました。


>女子の床は体操の中で唯一の芸術的アピールのある種目

そういえば、芸術スポーツと言われる割には、「そこを重視する」と言って音楽までついているのは、女子の床ただ一種目だけですね!(←何を今更・・・)
なのに、得点にはあまり反映されていない感、あります。
だからそこがないがしろにされつつあるのでしょうけれど、逆に言えば、それでも一般人にすら
「芸術スポーツ」と言わせるだけのインパクトがある、みんなそこを見てる、記憶にとどまるほどの
何かを与える事ができる種目ということですよね?


>完成度を上げるのが体操の目的

このあいだのシンクロナイズドスイミングでもさかんにいわれていた完遂度(完成度?)
きっちりやること自体も大切ですが、やはり私は技術的な不安があっては「何をしたいのか、どうなりたいのか」が伝わりにくいから、完成度を追い求めているのだと思いました。
そういう意味でとらえれば、床以外の種目も「表現スポーツ」なのですね。。
やっぱりダンスざんす! ( No.10 )
日時:2006/09/20 10:57
名前:じむきち
ちょうどこの連休、妻子がいないのをいいことにモントリオール五輪からメルボルンの世権までの主要な世界大会の女子の床をビデオで振り返っていたところでした(見溜め)。

印象深いのは、タンブリングやジャンプ・ターンがふんだんに盛り込まれている演技よりも、むしろ質の高いダンスの合間にそれらがポン・ポンと置かれているような演技でした。観ているほうは、床面での心地よいダンス系の表現を見ながら、高い空間への技を待っているんですね。
現在のルールでは観客の期待を高める「間」とか「抑制」のある演技は難しいと思いますが・・・

女子の採点指針の中にはいくつかの項目があり、ダンスや芸術性に対する審判の裁量もそれなりにあるようです。でも、ちょっとその表記は漠然としすぎているような気も・・・A審判的な業務や「角度による減点」に慣れた頭には、ちょっと運用しづらいのではf(^^;)

審判・ルールの側が「表現の『良さ』をどのように評価するか」という、表現スポーツ(特に女子)独特の問題にきちんと取り組むこと、そのために他の採点競技と交流することはとても大切なことのような気がします。
「・・・そんな主観的なこと採点に入れなくていい」っていう圧力もあるかもしれませんけどf(^^;)
音を感じられる演技が見たいですね ( No.11 )
日時:2006/10/15 20:19
名前:アンタレス
通りすがりで失礼いたします(^^;A)

>今のままじゃ、男子体操の芸術的な完成度に負けてると思います。

分かる気がします。
音楽が鳴ってるのにそれを感じられない、音楽が掛かっていないかのように感じるのは、
音楽に即した演技が出来ていない(振り付け・実施含めて)からだとすれば、
逆に言うとそれは演技に即した音楽が流れていないという事になりますよね。
演技に即した音でないとすれば単なる雑音という事になってしまいますし、
雑音が鳴っているのだとすれば演技も損なわれて感じますよね。

アトランタから見始めた頃は床が得意な選手の名前と一緒に音楽も思い浮かぶようだったのが、
最近は余り音楽と併せて記憶されなくなったかな、という気がします。
(単に私の音楽や振り付けの好み・記憶力の問題かもしれませんが…(苦笑))

新体操の方でも柔軟性優位の採点方で表現力に優れた選手の得点が伸びないという意見があったりするそうで(?)
採点と表現力の関係というのも本当に難しいものなんですね(ーー;)
音楽と動き ( No.12 )
日時:2006/10/16 01:19
名前:かおりん
こんにちは

>せっかく音楽が付いているのに全く音を無視したような演技もチラホラ
分かる気がします。専門的な知識はないので、間違えていることを言っていたらごめんなさい。
バルセロナ以降でしょうか…?ターンやジャンプなどの評価が高くなって、それをこなすのに、必死な選手をよく見かけるようになったような気がします。3回ターンの前なんて、完全に動きが止まってしまったり、「あ、加点!」って分かるようなジャンプの組み合わせが多くなったり…。
私は、自分がジュニアの頃憧れていた三澤いづみ選手のソナチネ(?)や、信田美帆選手の東京タウンや、三浦華子選手のコンガなど、音楽と動きが一体化している床運動がとても好きです。菅原選手や全日本チャンピオンになった時の大畠選手の床も、とても素敵でしたよね。
今の選手も絶対に負けていないと思うので、音楽と動きが一体化したような素敵な床運動の演技が見たいなーと思います。
自分の経験からですが、技をこなす力が衰えてくるのと、表現力を出せるようになってくる時期が、ちょうど同じ頃で、、、両方の力が同時に発揮するのは、難しいですね。
でも、今は、私の頃と違って、女子の競技年齢も上がってきてるので、期待したいと思います!

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