先日、行われた器械運動学会を聴講してきました。素人が学会に参加することに少し躊躇いましたが、選手、審判、ジュニア時代の指導者のお話が聞けて、アテネオリンピックをまた違う角度から見られたような気がします。

加藤先生は「ポストアテネに向けて〜競技方法論の立場から〜」というテーマで、今大会の採点上のトラブルを挙げて、その問題解決のためのお考えを話して下さいました。素人にも分かりやすく、とても興味深いお話しでした。その中でも印象にのこっていることを書いてみます。

まず、今大会のトラブル（米国の抗議、ギリシャの抗議、韓国の抗議、その他）は競技者ではなくNOC、報道関係が関わった抗議であるということが特徴だということ。そうか、オリンピックのような大会だと、メダルの数や色にNOCは躍起になるし、それに乗っかってメディアも必要以上に煽るよね…と聞きながら思っていました。

判定を人間の判定に頼るしかない状況にあるスポーツ体操は、審判員の能力向上努力、選手・コーチ側の努力、相互の尊敬・理解が大切であること。ここで、印象に残ったのは、体操競技というのは、「見る人に理解してもらうこと」も大切なのだということです。新しい技は大きな大会でド〜ンと披露するものと思っていた私…審判も人間なのだから、はじめて見るものを判定することには無理があるよね、と妙に納得しました。選手・コーチの作戦・戦略にはこういう努力も必要なのですね。

また、ルールとしては‘抗議権’の限界について。私はこの“抗議権がない”ということを初めて知り驚きました。これは「長い歴史の中で、選手・コーチ側で対立することの不毛さを感じてきた経緯があり」「選手・コーチ側と判定する側の間に暗黙裏の了解があったのだが、関係者以外が参入することによって、また、この理解関係が崩されてしまった」。しかし、競技する側に抗議権がないことはおかしいと加藤先生はFIGに提言されているそうですが、なかなか分かってはもらえないようです。今後は「スポーツ競技ルールとしては、今まで暗黙裏の了解に任せていた抗議権の限界を明解にする必要はあろう」とおっしゃっています。

そして、体操競技とはどういうものか、もっと観衆、聴衆に理解してもらう必要性。そのために体操協会、FIGにがんばって貰いたいとおっしゃっていました。

日本チームの優勝はきれいな勝ち方であり、全く陰口、噂はなかったそうです。当たり前だけど、嬉しかったです。これからの日本チームが勝ち続けるには、「何がしか新しいことの開発と個性が問われることは言うまでもない」とおっしゃっていました。

よく競技のことを知らないと、どうしても「審判なにやってるのよ？」と思ってしまいがちですが、加藤先生のお話しを聞いて採点競技の難しさや魅力を改めて発見できる有意義な時間でした。（審判になりたがる人が少ないことをとても心配していらっしゃいました）。

ここに書いたことはほんの一部で、素人が聞いて感じたことです。また、間違ったことを書いてはいけないかと思い、配布されたプリントを引用させて頂きました。最後の質問タイムでは、「お相撲のように、協議した後に説明を加えてはどうか」という意見がありました。加藤先生も今後提案してみます、とおっしゃっていました。長々と失礼しました。

男子関係の皆さん、情報８号もうご覧になりましたか？
ボーナスポイントを1.6に増やす変わりに、終末技を除く特別要求が0.1になりました。国内でも１７年度から採用だそうです。
セアで減点されるなら、入れないで０．１の減点なんて事考える人が、
出てくるかな〜？

２３日早朝に水鳥選手のドキュメンタリー、２５日にワールドカップと
ファンには嬉しい週になりそうですね。楽しみ〜。

引退して全く音沙汰がない選手
今どうしてるのだろう？
そんな気になる選手をあげるスレです。
誰かが教えてくるかもしれません。
そのときは、既に引退してますので差障りない程度に教えましょう。

来週29日(水)にBS1で午前8時10分〜9時まで「アテネオリンピックベストセレクション体操男子団体」を放送してくれるそうです。明日はW杯のTV放送もあるし楽しみですね。

http://www.chunichi.co.jp/c-cup/sensyu_1.html

中日新聞の公式サイトにupされました。
女子はパブロワとジガンシナ、
男子はキム・デウンが有名どころといった感じでしょうか。
ん〜、パブロワは嬉しいけど、やや人数寂しいですね(^^;
日程の問題もあって仕方ないのかもしれませんが・・・

申し込んだ方はもう届きましたでしょうか？ｗ
今日の朝に届いてみてみたんですが、まずオープニングにビックリ
しました（笑）

さて、お目当ての星選手ですが（笑）手足長くて体線の綺麗な選手ですね！
どこか鹿島選手を思わせる雰囲気の選手だと思いました。
ひねりの連続なんかもスピードがあって飲み込まれてしまいました；；

これからは来年に向けて、協会のレポートと比較して技の勉強に励もうと思
いますｗ

ジュニアから注目してしてきただけに
時が経つのは、はやいものです。
来年彼女らは、大学生になりますけど
進路先は、どうなってるのでしょうか？ご存知の方教えてください。
まだまだこの２人に日本を引っ張ってもらわなければ
ならないだけにみなさんも応援しましょう。

本日、大阪の「なみはやドーム」にてちょっとしたチャリティーが行われ五輪で活躍した３選手、米田選手・水鳥選手・塚原選手が参加されました。地元の高校生と一緒に床・吊り輪・鉄棒の３種目を演技されました。その他、シンクロナイズドスイミングの立花選手やボクシングの徳山選手などが参加されました。

今日、某スポーツ掲示板サイトで体操のスレを見ていると
ミーハーなファンばっかりでした。
主に、彼女ネタや選手のプライベートの内容ばかりでした。
中には、必死に体操の演技の話をしている人もいました。
私は、そうゆうのは良くないと書きました。
でも、体操の演技なんてどうでもいいと言われました。
プライベートや彼女の話をされるのが嫌だたら体操を辞めてしまえばいいって書いてました。
体操が持ってるのはミーハーファンのおかげやって、あんな地味な競技誰も見ないって書いてました。
私は、めっちゃ悔しかったです。
本当に体操はそうゆう人でもってるんですかね。