現役バリバリちゃん 教えてください。 ( No.3 ) |
- 日時:2007/05/29 07:14
- 名前:元体操経験者・H
- この子の場合、右足を前にして側転をすると言う事は、右足が軸足、右手が軸手になると思うのですが?段ち等でも右手が軸手になると思います。
では、先程の後方ブリッジ〜側転の課題の場合、現役バリバリちゃん さんは、どう?対処されるのですか?
>ちなみに前方ブリッジは左足を上げて右足が後から上がります。前方と後方の前後開脚の足が変わると不具合が起こります。
それならば、側転や前方ブリッジ、転回の前足は左と言う事でしょうか? この子は右足前の側転が得意で、前方ブリッジ、転回等も右足が先に着き、左足を後で振り上げるタイプと思いますが?
>右足前ならその方が前後開脚が開くはずですし 前後開脚に関しては、今の時代、腰を切り返すだけで、どちらの足が前でないとやりにくいと言う時代では無いと思いますが?180度の開脚倒立(キープ)も同じだと思っています。
右前〜左右を通って〜左前等の開脚及び前後の柔軟は、腰を返すだけで両方出来るべきであり、どちらか一方の足が前が得意と言う時代じゃ無いと思うのですが?
右ひねりなら、全ての動きが右に回るのが(腰の切り返し等)正論と私は思っているのですが?(だから、左足を先に下ろして右ひねりに腰を返して右足前の側転をするのが正論と思っています)
今の女子規定を知らないので>床や平均台の規定もそうしないと足を入れ替えないとできません。については、何とも言えませんが、片足の後転跳びで右足が前になって、その後、例えば右方向1回ひねりのローリング等に持っていく際に、右足が前だと右ひねりが出来ない(やりにくい)のでは無いでしょうか?
だから後方ブリッジで先に下りる足は、左足でその後右足が下り、後転跳びも左足前と私は思っていますが?
ロンダードからひねりを伴う宙返りひねり下りの際にひねりは右方向、足は右が前ならひねりが出来ないのではありませんか?
その点、ご指導くださいm(__)m
|
只今、事情確認中です ( No.4 ) |
- 日時:2007/05/29 09:26
- 名前:元体操経験者・H
- 良く良く考えると、普通の後方ブリッジの連続の場合等は、右足が先に着く側転を行う選手は、普通、開脚倒立から右足を先に下ろして、右足前で後方ブリッジに入りますね!
実は私は、右足前のロンダードにも係わらず、ひねりを左ひねりで覚えた経緯があり、カサマツ跳びが最後まで出来ませんでした。
大学に入って教授にひねる方向の誤りを指摘されましたが、その時我流で既に3回ひねりまで覚えていたので、ひねりの方向修正をする事無く、引退しました。
だから、後方ブリッジ〜側転の様なカサマツ系の腰の切り返し方向に非常にこだわってしまいます。これが今でも一種のトラウマになっているので、右ひねりなら右に腰を返す事を原点として考えた場合、後方ブリッジは左足挙上スタートと考えてしまうのです。
現在、友人にこの考え方を説明して、この問題について考えてもらっています。 しばらくこの答については待ってもらいたく思います。
|
Re:軸足と動足について教えて下さい ( No.5 ) |
- 日時:2007/05/29 12:31
- 名前:グレイ
- 私はHさんのおっしゃってることで合ってると思います。
うちの娘も前々のクラブから前のクラブに変わったところで、バックブリッジの脚を変えられました。 側転から動かずに続けられる脚でブリッジをやるようにと。 その後、今のクラブでも同じでした。 余所からある程度技をやってしまってから移ってきた子は だいたい教えられるのとは別の脚でやってしまっていますが そうじゃない子はみんな、Hさんのおっしゃってる脚でやっています。 うちの子も気付いたときには平均台のバック転を、直される前の脚でやってしまっていて そこからだと直すのが難しいということで、規定をやる関係上、バックブリッジの脚も元に戻しましたが、間違った脚でやってるひとりになってます。 先生がそれに気付いたときは、結構小さいときからいるのに なんで反対の脚でやってるの?と、不思議がっていました。 ブリッジとジャンプはどっちの脚でも一緒というのが 娘がお世話になってる先生の考え方です。
|
チックタックで悩んでいます ( No.6 ) |
- 日時:2007/05/29 18:54
- 名前:元体操経験者・H
- >側転から動かずに続けられる脚でブリッジをやるようにと。
私もグレイさんのこの意見と同じなのですが、右足前の側転から発展して側転1/4ひねりにする際も、先に下りた左足に後ろに残っている右足を素早く揃える様にして、最初は覚え、この段階を経てロンダードを覚えるのが普通だと思います。
側転から後方ブリッジ等の初級に良く使われる課題も、側転で左足を着台し、1/4ひねって左足を前にして後方ブリッジに入る様に指導していました。 この課題の場合は、右足を平均台の横をはわすようにして前に持って行けば、右足前での後方ブリッジも可能ですが、後転跳びは、やはり左足前でないと頭の中で整理がつきません。
しかしです。右足を前にした前方ブリッジで左足が床(平均台)に着くや否や、後方にブリッジする技(チックタック)では右足を前にした後方ブリッジをする事になると思います。 この点で悩んでいます。後方ブリッジは両刃使いで無いと駄目なのか?と?
友人は前後開脚のやり易い関係で、私の意見とは逆の右足前の後方ブリッジでした。
私がカサマツ系に捕らわれすぎて難しく考えすぎているのか?も知れませんが、チックタック系の練習(補強)は初級クラスでは必修でしょうし、その時は私も右足前の後方ブリッジを教えていた覚えがあります。
そのあたりで頭が混同しています。 このあたりの整理の付く方、私にも教えてくださいm(__)m 机上でしか考えられない身体ですので余計に悩んでいます(汗)
|
色々と考えている内に ( No.7 ) |
- 日時:2007/05/29 20:34
- 名前:元体操経験者・H
- >前方と後方の前後開脚の足が変わると不具合が起こります。
確かに、現役...さんの、おっしゃるこの意見が解ってきました。
チックタックを基本と考えた場合は、前方も後方も、このお子さんの場合は、右足が前で無いと不具合になりますね!
そこまでは理解出来ました。自分が間違っている事も何となく理解しつつありますが、決定的ご意見のほしいところです。
やはり、カサマツのトラウマが、この考えの基だと感じています。 引き続きご教示宜しくお願いしますm(__)m
|
側性の統一かロンバクか ( No.8 ) |
- 日時:2007/05/29 23:53
- 名前:じむきち
- URL:http://www13.ocn.ne.jp/~gymkichi/
- 横から失礼します。今までのところ、以下の2説に分かれていますよね。
A.前後開脚の側性を重視する。そのためロンダードで前に出る脚と前後のブリッジで前に出る脚はいっしょ(つまり側転→後方ブリッジの連続では脚が逆になってしまう)
B.側転→後方ブリッジを重視し、これが自然に続けられる脚で行う(ロンダードで前に出す足と後方ブリッジで前に出すを逆にしておく。ロンダードと後方ブリッジの側性はそろえなくてよい)
ロンダードで脚をそろえずに降りてくると、入りで前に出した脚のほうが後に下りてきます。つまり、入り姿勢が得意なほうの前後開脚で始まるとすれば、降りるときには不得意な方の前後開脚で降りてくることになります。
ですから、B.の場合には(1)前方ブリッジ(2)後方ブリッジ(3)ロンダードの3つのうちから、ロンダードまたは後方ブリッジのいずれかひとつを統一された側性からはずすことになります。
側性の統一を優先するか、「ロンダード→後転とび」を身につけるための「側転→後方ブリッジ」を優先するかは指導者の考え方によるでしょうね。
・・・では、世界ではこれがどうなっているのか?
|
世界では? ( No.9 ) |
- 日時:2007/05/30 00:09
- 名前:じむきち
- では、世界ではどうなっているのか? ・・・以下の6点についてちょっと確認してみました(アテネ五輪団体総合)。
@後方ブリッジで前に出る脚 A前方ブリッジで前に出る脚 Bロンダードで前に出る脚 C交差ジャンプで後半に前に出る脚 D倒立時の前後開脚で前に出る脚 E単純な1回ターンの軸足 (×印は該当する技がはいっていない意)
ポノル (ル)@左A左B左C左D左E左 エジョワ (ロ)@左A左B左C左D左E左 パブロワ (ロ)@右A右B右C右D右E右 ホルキナ (ロ)@右A右B右C右D右E右 チョウナン (中)@左A左B左C左D×E左 ハンヨウ (中)@左A左B左C左D左E左 ハンフリー (米)@右A×B右C右D右E× パターソン (米)@右A右B右C右D右E右 バハードワジ(米)@右A右B右C右D右E右
これを見る限りでは「側転→後方ブリッジ」よりも「側性の統一」を重視しているようです。
また書きすぎちゃいました。 ・・・退散、退散〜(((((^^;)
|
すごいですね ( No.10 ) |
- 日時:2007/05/30 01:57
- 名前:現役バリバリちゃん
- みなさんすごいですね。すごく理論的に説明があり、勉強になります。
詳しく難しすぎてチャント説明できませんが、わかる範囲で・・・。
>前後開脚に関しては、今の時代、腰を切り返すだけで、どちらの足が前でないとやりにくいと言う時代では無いと思いますが?180度の開脚倒立(キープ)も同じだと思っています。 たしかにそうかも・・。しかし、女子の採点で180度開いても腰が外れていると質がよくないと言われます。どちらも180度開く選手もいないと思いますし・・・。
>片足の後転跳びで右足が前になって、その後、例えば右方向1回ひねりのローリング等に持っていく際に、右足が前だと右ひねりが出来ない(やりにくい)のでは無いでしょうか? これはそうかもしれませんが、構成上する選手はいないと思います。
>ロンダードからひねりを伴う宙返りひねり下りの際にひねりは右方向、足は右が前ならひねりが出来ないのではありませんか? 平均台の下りの事だと思いますが、右足前のロンダードなら左足→右足の順に下りて、左足が前、右足が後のけり足になりますので、右ひねりはやりやすいです。 このように女子の場合は不具合がおこる場合がありますが、ルール上、構成上問題ないよう考えています。基本は側転や倒立で出す足がどちらが前になるのか、前後に開く足が(180度以上開かないと減点ですので開く方)どちらなのかを統一することです。あと、ブリッジで必要なことでキープがあります。前ブリッジなら180度以上開き足が上がった水平バランスから前ブリッジになります。後方なら、足を下ろした瞬間に180度以上開き足が上がった水平バランスになります。ここは統一です。 などなど、いろんなことからと、将来的に考えて右足前の倒立などの人は前ブリッジは左足を上げて行なう。後方ブリッジは右足を上げて行なう、にするべきと思いますがどうでしょうか?うまく説明できなくてすみません。
|
世界では2 ( No.11 ) |
- 日時:2007/05/30 11:07
- 名前:じむきち
- URL:http://www13.ocn.ne.jp/~gymkichi/
- 着台の足の前後とひねりの向きの関係ですが、前述の選手たちの台上の「後とびひねり技(オメリアンチクやラドホラなど)」を見てみました。すると、足が交差してしまう組合せがけっこうありました。
足が交差しない組合せ(右足前の左ひねりやその逆)はポノル・ホルキナ、足が交差する(右足前の右ひねりやその逆)はエジョワ・パブロワ・チョウナン・パターソンです。ハンフリーは後とびひねり前宙は「やや」左足前の右ひねり(交差しない)、後とび1/2ひねり前ブリッジ(?)は右足前右ひねり(交差する)と混じっています。
終末のロンダードや後転とびの着台足と宙返りのひねりの向きも見ると、さらに興味深い工夫が浮かび上がってきます。
ポノルは左足前で入るロンダードの右足着台。そこから左ひねり(交差しない)の抱え込みサルトですが、台上のひねり技はサルトと逆の右ひねりでしたね。足の前後を統一して、ひねりを両方向(!)持っています。
パブロワは右足前のロンダードで左足着台、そこから右ひねり(交差しない)の3回ひねりです。台上のひねりも右ひねりですが、そのときは右足前で交差する向きになっています。
ホルキナは右ロンダードの左足着台から左ひねり(交差する)の2回半ひねりです。台上のひねりと終末技のひねりを同じ向きにしているうえに、足もひねり時に交差しない向きに統一しているので、ロンダードの着台とひねりの向きが合わず、後から降りてくる右足を着台せずに前に振ってアウエルバッハのように踏み切っています。
パターソンは右ロンダードから右足で着台(!)して右足前の後転とび、右足から着台して右ひねり(交差する)の「後とびひねり前方2回宙返り下り(パターソン)」で終わっています。台上と終末のひねりも統一、足の前後は常にひねり時に交差する方向で統一し、ロンダードの着台足を空中で入れ替えるという方法で対処しています。
このように選手たちはさまざまな方法で矛盾に対応していますが、着台→踏み切りの足の前後は統一しているようです。現役バリバリさんのおっしゃるように、前後開脚での実施減点も大きいので、足の前後を統一することがルール上では有利なのかもしれません。
また書きすぎてしまいましたが、こんな興味深いことを考えさせてくれた、ママさんをはじめ悩んだみなさんに感謝です。
|
皆さん、ありがとうございます! ( No.12 ) |
- 日時:2007/05/30 16:37
- 名前:ママちゃん
- みなさん本当に有難うございます。
娘にも何とか説明し、納得したようで本人も「両足できたら便利やし」「がんばるよ」と言っています。クラブのバレエの先生からも、利き足にこだわらずなんでも両側できるようにしておきなさい、と言われたようです。 みなさんから教えていただけたこと本当に嬉しく思います。クラブのコーチには少し聞きずらく悩んでおりました。それがみなさんに丁寧に説明して頂けたことにより、各コーチの指導も理解できたら良いと思いました。 娘は小1で、ぴょんぴょんとんだり跳ねたりすることが大好きです。まだ単バーですがくるくる回るの大好き。これからもよろしくお願い致します。
|