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腰椎分離すべり症と診断されて悩んでます
日時:2006/09/28 14:11
名前:がんば
はじめまして!小4年の息子が体操をしています。
去年の9月から選手コースになり厳しい練習に耐えきれず何回もくじけそうになりながら何とか今年の関西ジュニアに出場しました。初級での出場でしたが入賞もできこれからがんばるぞ!と思った矢先の7月に腰椎分離すべり症と診断されました。現在は体操するときだけコルセットをしています。後は反る練習メニューは避けてます。今までは反りをすると痛がってましたが、この前「しめ」というトレーニングをしてから前かがみになると顔を歪めて痛がるようになりました。病院のほうは予約をしてこれから行くのですが体操をしながらの治療だとかなり時間がかかるような気がします。いっその事、癒合するまで体操を休ませようと考えるようになったのですが、コーチは「休むのは進めれない。休むとまた一からの始まりになる」と言われました。少しでも早く思い切り練習をさせて大会に出してあげたいと思いますが、親としてはどのようにしてあげたらいいか悩んでます。何かアドバイスがありましたら教えてください!

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全休かどうかは状態で ( No.7 )
日時:2006/09/30 08:06
名前:じむきち
昔、まだデビュー間もない頃の李小双が何かの試合で、鉄棒の演技の最中に手の皮がむけて、そのまま棄権したことがあったと記憶しています。「なんだよそりゃ〜? 中国のジュニアってそんなに甘いの??」とあきれましたが、そういう人が数年後に世界チャンピオンになってるんですからわからないもんです。「苦痛」に対する忍耐力をどの程度要求するかは、もしかしたら国によっても違うのかもしれませんね。

ただ、ジュニア時代に数ヶ月休んだからといって「とりかえしのつかない事態」になるとは思えません。コーチも「練習への執着心を失わないでほしい」という意味でおっしゃったのでしょう。

私も腰椎分離で、16歳のときに腰痛とともに深刻な坐骨神経痛を味わいました。痛くて動けないのではなくて、のたうちまわるくらいの痛さ。脚が腐っているのではないかと思いましたよ(笑)・・・こうなると、トレーニングはおろか、ソロソロ歩くくらいしかできません。腰は3ヶ月間安静にし、ゆっくりした動きの補強ばかりしていました。

腰に負担をかけたくなければ別のトレーニングや練習方法があるでしょうし、それもできない状態であれば練習場で「見取り稽古」に徹する。練習できない悔しさで執着心を補強すれば、復帰後の練習は今まで以上に中身の濃いものにできると思います。・・・1+1が3にでも1にでもなるのが人間の面白いところですね。

ケガや故障は、かならずチャンスにしてください。腰痛が起こっているのですから、運動の負荷が腰に集中してしまっていることは明らかです。きちんと振り返れば練習の方法や量に不適切な部分はなかったか・どうだったらよかったのかを考えるチャンスになりますし、もし痛みを「神が与え給うた試練」と考えれば、忍耐力や信仰心を磨くチャンスになります。

ちなみに私の腰痛の原因は、床の2回宙返りの技術が誤っていたからだと勝手に解釈していたのですが、そのおかげで腰痛だけでなく技の成功率もあげることができましたとさ(^-^)V
そうなんですか・・・ ( No.8 )
日時:2006/09/30 14:14
名前:がんば
JUNさん、じむきちさんアドバイスありがとうございます。
そうですか。やはり完全に体操に行かせないのはよくないんですね。
同じリハビリをやるなら家ではなく仲間やコーチの居る体操クラブでやったほうがいいですね。まだ病院の診察を受けてないのですが(予約のみなのでまだ予約日まで日があります)診断の結果で一番ベストの治療法を先生と相談してみます。完全に休むことだけは避けたほうがいいですよね。たとえ「見取り稽古」になってもですね。息子も2ヶ月ほど今の治療でしてきた中、8月の大会には出場できずに応援のみとなりましたが。親は複雑な思いで他の選手の子をみていましたが息子は一生懸命応援してました。家に帰ってから「今回は出場できなかったけどどうだった?」と残酷にも聞いてしまいました。その時息子は「僕も出場したかった。早く治してでたい。早く前みたいに思い切り練習したい」と悔しそうに話してました。これがじむきちさんの言う忍耐力や体操への思いをアップさせることなのですね。・・・・続きあり(next pageへ)
続きです・・・! ( No.9 )
日時:2006/09/30 14:27
名前:がんば
今回このような形でいろいろな話やアドバイスを読ませてもらいましたが体操選手でやっていくことは大変だとわかってましたが想像以上なのでびっくりしました。私もかなり甘い気持ちで子供に体操をやらせていました。しかし子供は本当に身体を動かすことが好きで体操が好きです。この子供の気持ちを大切にしてあげないといけませんね。親もかなりの覚悟ですね。
前回にも述べたように癒合させることは必ずさせたいです。皆さんのアドバイスを参考に病院に行ってきます。また報告させていただきます。
元体操経験者さん、通りすがりの元日本代表さん、JUNさん、じむきちさん本当にありがとうございました。
がんばさん ( No.10 )
日時:2006/09/30 18:08
名前:通りすがりの元日本代表
確かに親としては難しい問題だと思います。年齢のことを考えて癒合はありだと思います。
ただすべてのケースではないですが医者の言うことを10割聞こうとすることはお勧めしません。リスクを負いたくないのであれば完全に休めたほうがいいと思いますが、医者は完全に治すことが役目ですから無理はさせません。当然なことでしょう。ただ僕が思うに、2日練習を休んだら一週間やったことを捨てるといっても過言ではないと思います。それを頭の中において考えれば良いかと…。
しかし見極めは大切ですよ!本当に休めないといけないときももちろんありますから!信頼できるスポーツDrを見つけられればいいのですが。
無事復帰できることを祈ってます。
原因はなんでしょうね ( No.11 )
日時:2006/10/02 02:18
名前:じむきち
ホント経験ゆたかなスポーツドクターがいるといいですね。

がんばさんの息子さんの状態に「締めの補強をやったら前屈で痛むようになった」とありましたが、自分にも非常に心当たりがあるので心配です。
このときの痛みの原因は2とおりあると思います。

ひとつは、腸腰筋群の筋肉痛。しらかばの姿勢をとるときにこの筋群を非常によく緊張させるので、たくさんやると筋肉痛になります。この筋群は骨盤の中を走っているので、腰そのものが内側から痛むような感覚になります。しかしこの場合は筋肉痛なので心配いりません。

もうひとつは、締めの補強でしらかばの姿勢がきちんととれていない(腰椎が反っている)状態で腰角度をとって負荷をかけたような場合。これだと腰椎に大きな負担が集中し、場合によっては腰椎を痛めることになります。腰椎分離のときにこれをやったらアウトだと思います。ましてやすべり症では・・・

がんばさんの息子さんの場合、締めの補強が後者の例になってはいなかったかというのが心配です。昔の自分をふりかえれば、症状が悪化するにつれて前屈が辛くなりました。というか悪化するとほとんど前屈できなくなり、靴を履くのも非常に困難になります。

私の場合は床の2回宙返りを練習する際、蹴ってからしらかばの姿勢にならず(当時はまだそんなもの知らなかったので)、腰椎が反ったまま引き上げて無理やり抱え込み姿勢に持ち込んだことが腰椎に大きな障害をもたらす原因になってしまった例だと思います。
ロンダードやバク転、あるいは他の種目や補強運動で上記のような無理な動きがなかったのか、この機会にチェックすることもお勧めしておきますね。




ドクターは信頼できると思います。 ( No.12 )
日時:2006/10/02 23:47
名前:がんば
通りすがりの元日本代表さん、じむきちさんたくさんのアドバイスありがとうございます。
ドクターは現在も清風の体操選手や他のスポーツクラブなどの選手を数多く診察なさってるとお聞きしました。先日テレビに出演してからすごく患者さん(新規)が増えて予約のみの診察となり大変困っています。(そのドクターのみですが)今まではかなり待ちましたがちゃんと見ていただいていたんですが・・・。近くの病院でとりあえず診察をと思ったんですが、以前のことがあり今週の木曜日までいろいろ思いながら待ってます。(緊急の時はどうしたらいいんでしょうね)今回この質問掲示板に投稿していろいろなアドバイスを読ましていただき本当に精神的に助けられました。ありがとうございます。
じむきちさんの原因の後者でないことを私も祈ります・・・が前と変わらず痛いみたいです。痛い姿勢さえしなければ普通に生活してます。とりあえず病院に行って診察してからですね。まだ日がありますがまた報告させていただきます!
診断結果でました。 ( No.13 )
日時:2006/10/06 09:53
名前:がんば
昨日病院に行ってきました。
結果は第五腰椎の以前と逆の部分が分離していました。以前の分離部分は癒合してました。従って前屈のある角度にくると鋭い痛みが生じるみたいです。結構しっかり分離してました。その代わり反りは痛くなくなったみたいです。じむきちさんに指摘していただいた事がおおよそあたってたみたいです。
ドクター言わく「この子は腰椎が柔らかく遺伝的に骨が弱いみたいです。分離しやすいです。あまり体操には向いていないかもしれないね。」とはっきり言われてしまいました。病状より「体操に向いてないね。」と言われたことにショウックを受けてきました。治療方は私が治してほしいことを強調し、子供の今のレベル(まだまだ初級で去年の9月から選手での活動)、大会の件を話したところ3ヶ月体操をお休みして普段の生活もコルセット使用での集中的治療での話しになりました。普段の生活は痛くなければスポーツ(遊び程度ですが)問題なしです。
コーチにはお話しました。やはり休会は勧められてません。
子供は親の意見を聞きたがり自分の気持ちをなかなか言いませんでしたが、聞き出したら「行きたい」とポツリと言いました。骨が弱いのは体操にとってかなり厳しいですしまだまだいろんな可能性を持っている我が子にもっといろんな経験をさせてもいいかなと思ったのですが親も覚悟を決めなければいけないかもしれませんね。(笑い)今後何度も迷うことがあると思いますがあまり肩に力を入れ過ぎず子供とがんばって行けるとこまで行きます。別の選択も頭の片隅には置いておきながら・・・・。ガンバ!!
いろいろとアドバイスしていただきありがとうございました。
蛇足ですので ( No.14 )
日時:2006/10/06 23:37
名前:じむきち
現状把握と「とりあえずの方針」が定まってよかったですね!

ここから先、どうやって本人が競技に執着心を持ち続けられるかが第一関門ですね。 小学校4年生といえばいろんなことに興味が広がるのが自然なことでしょうから、3ヶ月という時間の中では他のことに目移りすることもあるかと思います。そんな中で、満足な練習のできない本人が自らクラブに脚を運んで、「やりたいな〜」とつぶやくことができれば今は十分なのではないでしょうか?男の子ですから、そのうちきっと「もうやめなさい」って言っても練習するようになりますよ(笑)。

周り(親やコーチなどの大人)が引っ張りすぎても本人はあせってしまうだけかもしれませんし、かといって放っておくのも・・・難しいところですよね。同じような境遇の同輩や似たような経験のある先輩がいればベストなんですが。「な、補強やろ!」「ねぇ、ビデオ見よ!」っていうふうに(笑)。

コルセットを3ヶ月もしていると腹筋・背筋は想像以上に弱っています。コルセットをはずして練習に復帰するためには、計画的なリハビリ・補強を正しい姿勢で行うことが欠かせないと思います。そんなことドクターはもちろんご存知でしょうし指示も出されていると思いますが・・・まぁ、「元腰痛経験者」の老婆心ということで f(^^;)

骨は体操に不向きなのかもしれませんが、「弱点」として自覚しておけばよいのであって、ことさら悲観する必要なはいと思います。あのホルキナだって「こんなノッポでヒョロヒョロの子はモノにならないだろう」ってコーチから思われていたという話ですから・・・。

ケガや故障は絶好のチャンス。 弱点を知る者こそ進化できる。 ガンバです!
グッドラック! ( No.15 )
日時:2006/10/07 22:00
名前:通りすがりの元日本代表
周りの人はがんばれとしか言えないが、この怪我を機にメンタルも含め強くなってもらいたい。じむきちさんの言うとおり怪我はチャンスですよ!応援してます♪
突然、おじゃまします。 ( No.16 )
日時:2006/10/10 12:26
名前:きんちゃん
私の子供(小6)も8月から、首と肩を痛めて体操が出来なくなっています。
鉄棒にぶら下がる事や手を突くと肩にすごく傷みを感じて、力が抜けるようになるみたいです。

病院へ行っても、(これと言って悪いところがないので練習のやりすぎでしょう)とか(体操したくないんじゃないの?)と何処に行っても言われ、息子は精神的に参ってしまいました。
もうすぐ、最後の試合もあるけど、2ヶ月近く補強・柔軟しか出来なくて、本人も最近は、もう治らないのかな〜と言っています。

スポーツドクターに見てもらいましたが、(肩に炎症が起きているので、4週間ぐらいで治るでしょう)と言われましたが、全く治らないので、整体・お灸・はり色々やってみましたがダメでした。

私も、どうしても、次の試合は出してあげたいと思っていましたがやはり無理なようです。

せっかく始めた体操ですし、これからも息子の体操をしている姿を見ていきたいです。

お互い、早く治ることを、祈りましょうね。

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