ブレイクのトーマスには魅力があります ( No.1 ) |
- 日時:2006/01/27 12:08
- 名前:元体操経験者
- http://www.bboydynamics.com/video-f.htm
ブレイクダンスの開脚旋回(トーマス)は、上のリンクのUK B-BOY CHAMPIONSHIP2003のサンプルムービーでも解るように、今や体操の開脚の捌きと同一ないし、それ以上の技が含まれていると思っています。特に赤いタイツの人の開脚は途中でエアー等、体操の技に見られない捌きがあって、それは見る者を驚かせる勢いです(多少、膝の曲がりが認められはやむを得ない気がしますが)。 余談はこれぐらいにして、上のビデオでもお解りの様に、旋回(開脚も閉脚も)は旋回自体の大きさ、そしてスピードが命です。 特に最初、旋回に取り組む時、ほとんどの人が入れを強調しますが、そうではなく、旋回は真後ろから始まる物と理解した方が良いと思います。 後ろの大きさが作れてこそ、早い入れに対応出来、胸から入る様な捌きが可能となります。これは体操でもブレイクでも共通だと思います。 彼らが開脚からどうやって覚えたのか?は体操競技の常識では解りかねますが、一度後ろを作って、ここから回す事に挑戦して見てください。 この際にスピードのある旋回を心がけ、素早い着手、腰を切り返した抜きを心がけて、腰の位置を高く保つ事を考えましょう。そうすれば後ろの部分での腰高な旋回となるので、足を擦る事は無くなるでしょう。
|
トーマスについて ( No.2 ) |
- 日時:2006/01/27 20:21
- 名前:すばる
- 後ろからですか。つまり後ろで開脚をして腕立てみたいな状態からの練習をということですかね?
あと腰意識と足をあげる意識というのは優先順位的にどうなんでしょか? 腰を旋回させるという感覚がいまいちわからないのです。 あと体操の床に見られるんですが、トーマス系をやるときの前にあの床にうつぶせになるようなフォームにはなにか意味があるのでしょうか?
|
文章では表現しづらいですが ( No.3 ) |
- 日時:2006/01/27 21:22
- 名前:元体操経験者
- >つまり後ろで開脚をして腕立てみたいな状態からの練習をということですかね?
いきなり倒立近くから回すのは、体操をやっていて、床で開脚旋回を回せる人でも難しいでしょう。ゴゴラーゼ(開脚〜倒立降ろして開脚)の一番難しいポイントも、この部分です。 はじめは、腕立て伏せの状態から開脚して、少し足を跳ね上げた状態から回しますが、この入れの際に、私は時計回りの旋回でしたが、これを例にすると、左足で後ろを大きく回すところから、右脇を大きく開いて積極的に左手の着手を早く取るようにし、前で大きく開脚して脇を開いて支え、抜きでは右足で自分の額を蹴るような形で残しつつ、腰を切り返して後ろ開脚支持の状態を作ると言うイメージですが、文章では表現しにくいですね(汗) 足で旋回を誘導しつつ、脇を開いて胸、腰を回すといったところでしょうか。 私は何故ブレイクの人が閉脚が出来ないのに開脚があそこまで上手くなるのか?不思議に思っています。やはりビデオ等をコマ送りされて研究されているのでしょうか? あと、体操で言う旋回の前の姿勢は伏せの姿勢で、この状態から足を開いて旋回に入り易い様に勢いをつけています。この状態からも上手い選手は、必ず後ろから旋回を回しています。
|
柔軟性も大切 ( No.4 ) |
- 日時:2006/01/27 21:34
- 名前:元体操経験者
- 言い忘れましたが、開脚旋回をスムーズに大きく回すには立った姿勢から足を左右に開く柔軟が非常に大切です。
私がやっていた頃は、今の選手のように開脚旋回自体も大きくなく、こじんまりした物でしたが、今のJr選手に見られるような足の開脚柔軟を使えば、何の難しさも無く、旋回のスピードによって、どんどん開脚旋回自体の大きさが作れ、後ろでは倒立近くの姿勢を経過します。 この様になった選手に取っては、後ろで腰を取って倒立に上げる意識は無いでしょうし、ゴゴラーゼ等も簡単に出来てしまうでしょう。 この様な形で長い時間をかけて、基礎から練習するのが体操競技ですので、ブレイクとは練習方法自体も異なるのか?も知れません。 私は体操競技的にしかお答えできませんが、ブレイクダンスの質疑応答BBSがあるのなら、そちらの方でも質問された方が良いか?も知れません。
|
開脚旋回 ( No.5 ) |
- 日時:2006/01/28 06:17
- 名前:ちゃ
- 自分体操部ですがブレイキンもかじってるのでちょっとご説明いたします。
床でするなら開脚旋回の方が実際簡単です。閉脚旋回できなくても開脚ならできるって人がよくいます。実際閉脚ゴゴラーゼのほうが難しいし。旋回の振幅というか、勢いというか、技術的には閉脚のほうが難しいです。開脚は疲れますが、とりあえず回すということに限るなら技術的には案外簡単です。ウインドミルも開脚から入るのが一般的ですし。 あと入り方ですが、体操専門に勉強してきた自分としては伏臥からのほうが簡単だと思います。多分安定するからだと思いますが。ブレイキンの場合は入り方が何種類もあるわけですし、立ちから入る奴で練習してはどうでしょうか。立ち(一歩引いて片手を着いて)〜トーマス〜ウインド…って結構王道みたいな感じがするので。覚えて損は無いと思います。ってか伏臥以外では一番簡単な入りです。 それからNYスタイルのウインドが出来るのでしたら>腰を切り返して後ろ開脚支持の状態を作ると言うイメージ がちょうどNY入りで下半身が浮いた状態に似てるので「あんな感じか〜」くらいにイメージしてみて下さい。 …それからエアートラックスを体操の試合で使った中国の選手がいたらしいですが聞いたことありませんか?
|