Re: テンポ ( No.6 ) |
- 日時:2005/08/26 12:23
- 名前:元体操経験者
- テンポの特性として、強い反りからの反動を得て、上体を起こしスピードを保つ必要性がありますが、着地時に足を痛めると言うことは、この反動を十分に生かせず上体が起きていない場合が多く、また普通の後転跳びよりも強く足を振り込む気持ちで行って下さい。低く跳ぶとスピードはつきますが、反りからの切り返しの反動を得られない場合がある為、はじめの内は、高く跳んで、まずはテンポの持つ特性を理解して下さい。その上でだんだんと低くしますが、常に反りからの反動で上体を起こす事を念頭に入れて練習すべきでしょう。
角度的には、人それぞれの練習段階によって変動しますので、一概には言えません。
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Re: テンポ ( No.7 ) |
- 日時:2005/08/26 12:26
- 名前:クジラ
- いつも丁寧にありがとうございます!助かります!
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Re: テンポ ( No.8 ) |
- 日時:2005/08/31 18:48
- 名前:クジラ
- テンポの1回ひねりって可能でしょうか?
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Re: テンポ ( No.9 ) |
- 日時:2005/08/31 20:15
- 名前:元体操経験者
- 昭和52年発行の体操競技教本(金子明友著)に、このテンポ1回ひねり(この時代は後方1回ひねり速宙返り連続と表現されています)が紹介されています。
ここを簡単に読むと、テンポは胸を反って、その反動で振りこみを行っていましたが、そうではなく、伸身(今で言うしらかば姿勢)で、高さを低く抑えてテンポすると言うように記されています。最後の方には、ロンダード〜テンポ1回ひねり〜後方伸身3回ひねりと言う夢のような組み合わせまで紹介されていますが、テンポ単独として1回ひねりをした場合、どうなのでしょうね? 後方伸身宙返りの1回ひねりで失敗して高さが出なかったと審判に取られる恐れが大でしょう。しかし、これを2回連続して、最後に3回ひねり等で高さを表現出来れば、トータルとして前の2回の伸身宙返り1回ひねりが、テンポの1回ひねりであると評価されるのでしょう。要するにテンポの持つ宿命として、たとえ1回ひねりを加えても、それで終わっては評価は低く、最後に大技につなげて、テンポとの高さの違いを見せた時に、このテンポ1回ひねりは生きてくるのだろうと思います。答えとしては可能です。しかし、こういった実施上の非常に難しい面をクリアしないと演技の中に採り入れられて、私達が身近に見る事は少ないと思います。
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Re: テンポ ( No.10 ) |
- 日時:2005/09/01 14:01
- 名前:クジラ
- ぼくは体操部所属では無くて、文化祭で発表するつもりです。
予定ではロンダ〜テンポ〜バク転をやって、ステージを横切る感じです。 ひねりが無いのは寂しいなと思いテンポにひねりを入れようと思いました。 ホントは最後に宙返りを入れたかったんですけど、ステージが短いんで。。。
というかテンポはてっきりめちゃめちゃ反ってするものだと思ってました。
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Re: テンポ ( No.11 ) |
- 日時:2005/09/03 01:07
- 名前:ひとこと
- >昔は後方速伸身宙返りと呼んでいた様ですね!
↑昔とか今とかではなく、技の構成要素を踏まえて表記するとスワンとは区別してこのように表記しますよ。具体的な内容を表記する場合は「速」をつけるべきですよね。まぁ今はスワンとテンポをごっちゃにしているひとも多いですが・・今はあえてこだわる必要もないかもしれませんね。審判をする際に、テンポからダブルなどをやるときにテンポの高さがないから減点という人が現れないことを祈ります。 テンポはあくまでも予備運動なので高さを求めてはいけませんが、テンポだけで終わるのはへんですよね。まぁ困った審判はスワンの扱いで高さ不足の減点をとって終わりでしょうが・・・。
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トピずれですみませんが ( No.12 ) |
- 日時:2005/09/03 05:05
- 名前:じむきち <gymkichi-ba@fine.ocn.ne.jp>
- URL:http://www13.ocn.ne.jp/~gymkichi/MyPage/menu0.html
- >テンポからダブルなどをやるときにテンポの高さがないから減点という人が現れないことを祈ります。
>テンポはあくまでも予備運動なので高さを求めてはいけませんが
ではたとえば、後方(速?)伸身宙返りから切り替えして前方宙返り転をおこなったとき、直前の「後方(速?)伸身宙返り」は予備運動(高さを求めてはいけない)なのでしょうか?それとも独立した評価対象(?)としての宙返り(高さが要求される)なのでしょうか? ・・・構成要素を踏まえた場合、どのように表記し、どのように評価するのが適切なのでしょうか?
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Re: テンポ ( No.13 ) |
- 日時:2005/09/03 14:40
- 名前:横から失礼します。
- じむきちさんの言おうとしてる事もわかる様な気がしますが、
>後方(速?)伸身宙返りから切り替えして前方〜予備運動(高さを求めてはいけない)なのでしょうか? に関して、高さを求めてしまっては、その技はテンポではない様な気が・・・。 あくまでも、 >後方(速?)伸身宙返りから と仰っておられるので、それ自体の評価は、やはりテンポとしての評価だと思いますが・・・。〔テンポは予備運動か〕について、恐らく予備運動という言葉の部分がひっかかっておられるようですが、これは何もテンポに限ったことではなく、バク転や転回などのその技自体単体でも存在して、なお且つその次の技の導入にも使える技はありますよね?それらと同じと私は考えます。ただ、予備動作という表現は誤解を招くかもしれませんね。高さや捌きかた等もちろん個人差があるので、「どの程度の高さが求められるのか」にもよりますが、明らかにテンポが床すれすれだったり、伸身宙返りとの境界が微妙だったりすると、減点対象になる可能性はあるでしょうね。ただ、結論としては、構成要素を踏まえようと踏まえていまいと、(つまり、選手本人がテンポとしてそれを実行しているならば)テンポはテンポ「後方(速)伸身宙返り」で評価は、選手の捌きと難度相応の評価がなされるべきだと思います。生意気に感じたらすみません。
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Re: テンポ ( No.14 ) |
- 日時:2005/09/03 23:36
- 名前:元体操経験者
- 難しい問題ですね!テンポではなく伸身宙返り1回ひねりで高さを求めて、前宙直接伏臥と言うのは水島選手の構成に入っていましたね。では宙返り転ではどうでしょう?高さを求めつつ、強い切り返しの踏み切り及び回転効率を得るには、あまりに高さを求めると、直立姿勢での着地となり、テンポの様にやや前に重心のかかった状態からの方が、宙返り転に関しては前宙の回転効率を得られやすい様な気もします。ただ、相談者のテンポ1回ひねりには、やはり普通のテンポとは違ったひねりを融合する為の伸身の捌きが必要でしょうし、繋ぐ技によって、テンポをすれば良いのか?宙返りをすれば良いのか?が変わってくるのではないでしょうか?
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Re: テンポ ( No.15 ) |
- 日時:2005/09/03 23:50
- 名前:じむきち <gymkichi-ba@fine.ocn.ne.jp>
- URL:http://www13.ocn.ne.jp/~gymkichi/MyPage/menu0.html
- >生意気に感じたらすみません。
いえいえ、とんでもない!様々な見方を伺ってみたかったので・・・ありがとうございます。 鉄棒の宙返り直前の中国式加速車輪の腰曲げも、中国式ロンダードのステップの膝曲げも、批判はありながらも結局は「必要な動作」「有益なさばき」として認められ、減点されなくなってきたのだと思います。
切り返しを例に挙げた意図は、次の前方宙返り転の実施のために、低く速い宙返りが有益なのか、それともそうではないのかが現時点では曖昧ではないかと思ったからです。このような場合、直前の宙返りは高く実施される場合と低くテンポ様に実施される場合とがあり、なおかつ「予備動作か?」という点も曖昧なので、宙返りの高さに対する審判の評価も割れる可能性が高いですよね?・・・ですので、そのあたりの判断方法を聞いてみたいと思いました。
また、「テンポ宙返り」と「後方伸身宙返り」の差(速さや高さ)は現実には類別できるものではなく段階的なものであり、その区別は「主観的」だと思います。ですから「ごっちゃ」を分けているのも結局は「主観」だし、評価も割れて当然。その差を平均化してより多くの人が納得するであろう結果を算出するために、審判員は複数いるのだと思います。
・・・長々とスミマセンf(^^;)
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