さて翌日。ホテルで目を覚ますと、雨。天気予報では全国的に雨だったらしい。知らなかったよ。近くのコンビニで傘を買い(大阪で最初の買い物が、傘かい)、大阪の中心地であるらしい梅田駅へ。関東では東京駅でしか見かけない大丸や、同じく有楽町しかない阪急、さらに阪神というデパートの名前が関西らしいね。しかし、地上が雨のせいか地下に人が多く、暑いよ・・・。
何気なく新聞を買って読むと、昨日の冨田選手の様子が写真入りで紹介されている。あー、そうか、地方紙チェックを忘れてた。大阪だと、大阪新聞というのがあったのでしょうか。残念ながら未確認で帰ってきてしまいました。
さて、最終日の種目別決勝は、14時開始なので会場へ。もう少し大阪観光もしてみたかったのだけど・・・またいつか。と、入口につくと、そこには小中学生(と思われる)団体の列が。
「一校一国運動」での応援、あるいは国体のときにあるような社会科見学の一環かと思われるこの団体。これが、やってくれる(笑)。おそらく、大半が体操競技を見たことのなかった子供なのだろうが、選手が普通にアップしても拍手するその率直な反応は、通常の体操競技会場に慣れた者にとってある意味新鮮なギャラリーであった。
いやー・・・ちょっと笑えたけど。
大変だったのは、表彰式にいたるまで女子中学生の「米田さぁん(はぁと)」攻撃を受け続けた米田選手ではないかと。もう、勘弁してやれよ(笑)。(注:ちゃんと応えてましたけどね・・・ちなみに彼らはおよそ半分で帰ってしまったため、平行棒と鉄棒のみエントリーの斉藤選手は「良宏さん」攻撃を受けずに済んだ)しかし、米田選手のゆかは惜しい。ラインオーバーがなければ。
また、演技が終わって選手席にいる選手は、後方からのサイン攻撃(笑)に応えていました。ここで、あの入口で配られたうちわにサインしてもらっている子供が。役にたったのう。
女子跳馬では、冨田選手同様これが国際デビューとなる水鳥舞夏選手が健闘。今回は(団体のテレビ放映でも跳馬しかやらなかったんで)跳馬の印象が大きいですが、今後の代表で活躍が期待されます。
また、中国女子では、会場でも注目されていたバイ選手。18歳と聞いて耳を疑ったのは私だけではないはずだ。種目別ではミスが出ていましたが、団体・個人総合と平均台では完璧な実施で9.800台をマーク。それから、今回初めて見たリュー選手。これが可愛くって・・・。もっとも、実力的には中国の他の選手に比べて(ゆかでもミスが多かったし)まだなのかもしれませんが。
可愛いといえば(いや、そっちの趣味があるわけではありませんが ^^;)台湾のチャン選手も。しかし台湾の選手は発育がヨイというか、中国の選手なんかと並ぶと大柄に見えますね。男子跳馬ではリン選手が表彰台に上がるなど、案外(?)頑張ってるなーという印象がした台湾でした。
ところで、オーストラリアの女子など脚を痛めてしまう選手が見受けられましたが、カザフスタンのエフドキモワ選手。ゆかに出場したものの、最初のタンブリングでケガ。実に「ついてない」大会となってしまいました。大丈夫だったのかな?
しかし、種目別が19時までかかるとは。種目別を4つに分けたのは、平均台のセッティングの問題だけなんだろうか?もう少し早く終わらせる方法があったと思うんだけど。
会場を出たのは19時半ちかく、ひとまず新大阪へダッシュ。東京行きの切符を買って、そうだ・・・なんでもいいから、大阪みやげを買わないと。と思い物色するものの、なかなかこれといって大阪にふさわしい土産物がない!八つ橋・・・は違うよなぁ。赤福・・・。関西圏共有の特産品なのかもしれないが。お菓子は神戸関係が多い。一体、なにを買えっていうんだ、大阪!と、今回は時間がなかったのでこれが心残り。次回の大阪遠征(あるのか?)を楽しみにしたいと思います。以上。