トップ > 観戦記ほか > 2005年・高校選抜大会
伊勢の地で技を競おうの巻

ちっとも更新していない観戦記ですいません。
観戦はしてるんです。
ただ、「あーたのしかった」で終わってるんです(笑)。

さて、先日三重県で開かれた高校選抜大会を観にいってきました。
観光地・伊勢とセットで観られる・・・というのに魅かれ、電車に乗った私。
まぁ、どうでもいい旅行記はいいかげん無しにしますね。
ひとつだけ・・・
つ つ。つ!興奮し車内から撮影(バカ)

会場の三重県営サンアリーナは、10年くらい前に三重であった博覧会の跡地なんだそうです。
と、タクシーの運転手さんに教えられる。
三重で博覧会・・・。みえ博・・・。記憶にありません。
(検索したら「まつり博」というのだったそうな)
ちなみにココは来年以降、新体操の国際大会が開かれる場所なんですよ。
ということを、運転手さんはまったく知らなかったのであった。大丈夫か?
伊勢市伊勢外宮に向かう道・・・

ちゃんとしたホテルは、主に反対側の出口に数軒ありますが。
志摩とか周辺観光地も使わないと、ちょっと厳しいのでは。
あと、外食する場所が非常に限られてます。新体操を観に行かれる方は、ご覚悟を。
入口入口。立派な建物であります
モニュメントこれがその博覧会の名残なのかもしれない

中に入ります。入口がよくわからず、関係者入口より堂々突入。
ロビーの「全力でないものは死すべし」と書かれた妙な置物の由来をご存知の方はご一報下さい。
あぁ、ほら話がそれて行く。
こそこそと一般の入場口に(中から)上がり、大会プログラムを購入。
プログラム伊勢の地で技を競おう

そしてこの表紙写真。素晴らしいご当地感です。
新体操と共通・1000円のプログラムですが、過去20回の上位入賞者も書かれている優れもの。
とりあえず、観たい選手に○とかつけてみます。
○をつけたからって観る余裕があるとは限らないんですが、そこは気休めってやつで。

男子は、しつこいようですが埼玉県民として埼玉県勢。
アジアジュニア選手権に優勝した中島選手(関西)。
事前にお薦め情報をいただいた鈴木選手(洛南)。
といったあたりが、最低限のチェック要項かな〜と思いながら開始。
当然、電光掲示板もローテーションごとの速報もないですし、初めてちゃんと観る選手が大半。
体育館内に視線を泳がせて、なんとなく目についた選手の演技を観る。
という、なんか始めの頃に戻った様な、新鮮な気持ちの観戦となりました。
市尼の岩下選手は、今回観た中で個人的には一番気に入ったかも。
この時期につり輪ができるだけでなく、あん馬と両立してるのは大きい。
体格もそんな小柄じゃなく、バランスの良い選手になれるんじゃないでしょうか。
中島選手、鈴木選手は美しい体操をするタイプですね。
古くは?鹿島選手、最近では星選手とかみたいな・・・
洛南を中心に、最近の有力なジュニアはそういう選手が多いような。
東洋の選手は小さいなと思ったら、まだ1年生かぁ〜。

とか、徒然なことを考えながら観ていてふと目にとまった言葉
散為。(関西のシャツの文字)
ちる?ちっちゃだめだろ。と思ってよく見たら敢為という、大変チャレンジ精神あふるる言葉でした。
色々ありますよね。関西のは校訓らしいのですが、
向上心とか、心技体とか、清風魂(ちょっとちがう)とか、三文字のものが多いような。
数年前、太成高校のシャツの文字に密かにウケた記憶があるのですが、あんまり書くのも失礼だなと思って流しているうちに忘れてしまいました(なんのこっちゃ・・・)。

閑話休題。で、結局誰が優勝したんだろうね?
って感じだったのですが、終わってみれば栄勢強しです。
う〜ん、成せば為る世界一ですから。(続いてる? 笑)
やはり春一発目の大会らしく、ミスも多く見受けられたのですが(跳馬とか)、
その中で、高得点の出せる種目がある(渡邊選手の鉄棒など)のは強みかも。
しかし、選手をチェックしたことで、夏の大会がなかなか楽しみになってきましたね。

女子の方は、優勝候補と目されていた(というか勝手に目していた)のが岡部選手と黒田選手ですが、
どの選手も微妙に過失が多く・・・
「こりゃ、一回くらい落ちても優勝するんじゃ?」という展開に。
その中で優勝は古川選手。段違い(落下じゃないですが)以外をきれいにまとめました。
テービングはちと痛々しかったですが、両脚痛めた影響はないようでよかったですね。
しかし、朝クの3人が卒業して混戦必至の女子ジュニア戦線・・・。
今回は戸田の選手が出てませんが、ここに加えても誰が勝つんだろ?って感じです。
で、今回チェックして良かったのは豊田選手。
ジュニアより大学生で活きそうな雰囲気の選手です。って、まだ高校生なのに先を期待してすいません。
同い年でも、田中理恵選手はもう高3になるのか〜って感じです。
彼女の年代は、中学生の頃から台頭した選手が比較的少なく、また和歌山の女子も少ないので割と早くに名前を覚えたんですが・・・気がついたら成長してて。他人の子の成長は早い・・・(自分の子はいないが)。段違いでコマネチという技をやってました。多分。どこにもレポートとかないので信用しないでください。常に気弱な素人ファンです。はい。その後、平均台の入りで落下してしまって惜しぃ〜。

おしまい
行きの列車の中でぼーっとしてたら、後ろの座席からコーチ(と思われる人)が日本の選手の強化について延々と熱く語っているのが聞こえてきまして、体操人は熱いなぁと感心いたしました。
その後伊勢○宮やお○げ横丁で観光される姿も見かけましたが(笑)。
入口 美味しかったです。お店はここ