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全日本社会人一部

さて、一部選手権。
前日から「塚原くんの姿がみえない」という不穏な噂を耳に。
さらに岩井選手も不出場という話を聞き、前夜から、どうなる?優勝争い。
もといどうなる?世界選手権代表!と、かなり心配になったのですが。
当日会場にいると「塚原さん出ないって〜!」との声。どうやら、発熱らしいのですが。
風邪?会場練習には現れてたとの話もあり、大事をとった程度なのかも。
いや、だといいなあ。
・・・いや、じゃないと困る(^^;
さらに岩井選手も肩を痛め、世界選手権のために今回は回避したようです。
まぁ大翔会は負けちゃいましたけど、世界選手権が大事ですからね。

しかし大翔会は岩井さん欠場だけでなく、他の選手もところどころ痛めているようで。
かなり苦しい内容になってしまいました。ミスも出てしまいましたし(ただ、相変わらず斉藤選手は手堅いです)。でも、現状では健闘したたほうなのでは。岩井選手の替わりは若山選手(=当初団体のオーダーではなかった)でしたが、得意としているゆかだけでなく、平行棒も良かったですよ。先行き不透明、新入部員のない状況のまま、現在いる部員で、ギリギリのところで頑張ってると思います、ホント。まあ、徳洲会とは大きな差になってしまいましたが・・・
だって、藤田選手の調子がいいんだもん(^^; こりゃ止めようがありません。ただ、徳洲会は鉄棒からスタートしているので「藤田、最後に平行棒があるぞ〜。大丈夫か〜」(← ヤな観客だね、私)・・・と思っていました、その平行棒の倒立で一瞬手が前に出た(シドニーを思い出して下さい。あんな感じ)瞬間は「案の定か?!」と思われましたが、大崩れすることはなく、斉藤選手を振りきって連覇。今さらですが、世界選手権の代表に入れなかったのが惜しい。そして一方、代表の皆さまには、藤田がいれば、と言われないよう実力を存分に発揮して欲しいです。
話は逸れますが、世界大会の団体の戦い方も大きく変わるわけですよね。決勝6−3−3という。決勝でミスできないということと同時に、これまでのようにオールラウンダーが求められない団体戦になっていくのかもしれません。予選が6−5−4という問題はありますが、8ヶ国勝ち抜けなら、日本男子は楽になったような・・・(これって甘い考え?)。これに併せて、国内予選の方法が変わっていくのか、いかないのか。注目です。

折川高志選手と中村周平選手、さらに平本将人選手が河合楽器に加わったようですが、この不況の中、部員をとってくれる同会社は有り難い。私がピアノを買う時はきっと河合楽器にするよ。
と思い続けてはや数年。うちのピアノ(ヤ○ハ)は、弾く人がいないので放置されています。
スマン。
・・・そんな話はおいといて。特に今回、中村選手の鉄棒が素晴らしかった!
ビデオもってたのに撮らなかった自分。バカだよ・・・
よって、どんな内容だったか思い出せないので(おい)、ぜひとも全日本種目別で優勝し、某雑誌の体操大事典で遠藤先生に解説していただきたい。そういえば河合楽器の鉄棒といえば林秀樹さんでしたが、一線を退かれたようで、今回は二部選手権で参加しておられました。

河合楽器の復興はいいことなんですが、大翔会が落ちるのは非常にまずい。徳洲会もスポンサー撤退危機説が流れましたし、男子の社会人ってどこを応援していいのか、悩ましい・・・。セントラルスポーツのような受け皿があるとは限らないですしね。そういえば小川選手が思ったより(失礼)上位にきました。小川選手は、98年のアジア大会代表、ローチェをいち早く成功させた人です。男子選手としては今が一番いい年齢なのかも。全日本でチェックすべし(と、自分にメモ)。その他、これぞ不況のあおりなのか?大学院に進んでいる安達俊亨選手、鈴木良太選手もトップ10に食い込む活躍。安達選手は伸身コバチしてましたね!

そうそう、二部選手権の感想のあとで「今回は、技のお勉強をする」と意気込んでみせたのですが、これが難しいのなんのって。同じ演技を何十回も見たんですが、文章にならないのよ。
いや、あと何大会か見ないとね。
・・・って私、これまで何大会見てきたんだよ!!(笑)