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生涯体操の必要性(軟骨の再生記事を読んで)
日時:2008/11/30 22:02
名前:元体操経験者・H
ひざ軟骨の自然再生に成功=スポーツ治療に光明−北大グループ
11月30日15時12分配信 時事通信


 運動で負荷が掛かり、故障しやすいひざやひじの関節。北海道大大学院の安田和則教授(整形外科)らの研究グループは、不可能とされてきた関節軟骨の自然再生に、ウサギを使った実験で成功したと30日までに発表した。ひざを痛めた中高年層やスポーツ選手のけがの治療に応用できる可能性があるという。論文はドイツの学術専門誌「マクロモレキュラー・バイオサイエンス」電子版に掲載された。
 安田教授によると、2種類のゲル状高分子化合物を北大が開発した独自の手法で組み合わせ、軟骨に分子構造が似た新たなゲル素材を開発。ウサギのひざ関節軟骨の欠損部に埋め込んだところ、4週間で軟骨が再生した。副作用は出ていない。

本日のニュースにこんな記事が出ていました。
特に体操に限った事ではありませんが、変形性膝関節症で5年後には人工膝関節と言われていた私にとっては朗報です。

体操は飛んだり跳ねたり、若い内はそれで良いのですが、社会人になって急にやめると体操の現役時代に痛めた箇所が中年になってから悲鳴をあげます。
特に専門的に体操をやっていた人は特に体操引退後の体型管理には気をつけたい物ですね(笑)私は今、職場でメタボ検診に引っかかり元体操選手としては情けない限りですが、めっきり運動しなく(現実的には仕事優先の社会で時間が取れない)なった今、思う事は、少しづつでも良いから体操選手は生涯体育ならぬ生涯体操が必要でしょうね(汗)

若い頃、筋肉質で首や腰を多少痛めても、骨格を筋肉が保護しているので直接的には痛みとして感じませんが、中年になり普通の人間?になるとやはり身体は骨格で支える物、私の場合、首をやった後遺症で頸椎ヘルニアが出て膝と共にボロボロの身体です(泣)

生涯体操を実践され理想的な人としては昔、平行棒の北川ロールで日本中に名を轟かせた北川先生や鹿屋体育大学の松元先生、本当に素晴らしい体操を実践されていますね!仕事が許す範囲で全日本社会人2部の試合等を目指して高校、大学を卒業されたOBの方々には頑張ってほしいものです。

体操をある日突然辞めざるを得なくなり、現在疼痛に苦しむ私からの思いであり実感でした(汗)

 

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生涯体操 ( No.1 )
日時:2008/12/02 09:00
名前:おじさん選手
40代で体操競技をやっている者です。
若いときは恐怖心旺盛な(?)ヘタレ選手でしたので、幸い大きなケガを
したことがありませんでした。
そのため現在でも続けていられるのだと思います。
冨田選手しかり、ギリギリまで己を追いこんだ選手はケガも多く、年をとってから
の継続は難しいのでしょうね。
特に関節を痛めることが多いので、このような医療技術は朗報ですね。
私も夏の大会以来、肩の痛みが直らない…。
妻と子供からは「見ていて恐いからやめろ!」と言われていますが、70代くらい
まで頑張ろうと思います。
やはり必要な時代でしょうね! ( No.2 )
日時:2008/12/02 22:34
名前:元体操経験者・H
おじさん選手さん、はじめまして!
私も35までは現役でやっていましたが、その年に阪神淡路大震災で丁度、災害対策本部詰めでしたので、勿論24時間勤務の本庁に3ヶ月泊まり、体操の「た」も言える筈無く、その後は仕事一本で今日まで来ています。

体操クラブや学校の教師ならば、体操器具に触れる機会はありますが、普通の会社に勤めるとなかなか「体操」とは言えませんね(汗)
私の友人が体操でアキレスを切った時、上司が見舞いに来て「アキレス切るのは勝手だが切る首は置いておけよ!」と言われたそうですよ(苦笑)

体操と接する機会が少しでも残っているのなら、まだ恵まれた環境かも知れませんね(笑)

さて、本題ですが冨田選手や鹿島選手、引退の理由は怪我に起因している様ですが、現代の体操を見ていると、人間の限界を超えた様な技が求められる時代。今は両名ともに素晴らしい身体つきですが、普通の身体に万一戻ったら、何が骨格等に影響しているか?解りませんものね!

私も首から何度か現役中に落ちた事がありましたが、その時は痛みも全くなく今になって頸椎ヘルニア等と言われた時は、かなりショックでした。
膝は現役時に一時ロッキングしまして、内視鏡手術で関節鼠を取り除いたのですが、今では半月板も軟骨もすり減って、ただただ人工関節への道を歩むばかりでした。最近はヒアルロン酸の注射を受けてかなり楽になりましたが、おじいさんになるまでには、人工関節だろうな(超汗)と覚悟していましたが、この記事が実用化され何とか人工関節にならないで済む様に祈っています。

昨今の体操、A得点を上げる為に難度重視の方向にありますが、北京を見ていても一歩間違えば大怪我と言うシーンがかなりあった様に見受けられました。
この様な時代に対応する為には、今まで以上に柔軟な身体、強靱な筋力が求められる時代でしょうし、選手が辞めた後、いきなりコーチ専属では無く、自分も健康体操としての競技を続けながら指導すると言った様な姿勢でないと、隠れた骨格への影響が何時?出とも限りません。

以前、水島先生が「体操?やるもんじゃないっすよ!」と言って両手の肘の手術跡を見せていましたが、現役選手は誰しもが何処かに怪我をかかえて試合に出る様な今だからこそ、引退後の身体管理もキッチリやっとかないと苦しいかな?と思った次第です。

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