- 日時:2008/12/02 22:34
- 名前:元体操経験者・H
- おじさん選手さん、はじめまして!
私も35までは現役でやっていましたが、その年に阪神淡路大震災で丁度、災害対策本部詰めでしたので、勿論24時間勤務の本庁に3ヶ月泊まり、体操の「た」も言える筈無く、その後は仕事一本で今日まで来ています。
体操クラブや学校の教師ならば、体操器具に触れる機会はありますが、普通の会社に勤めるとなかなか「体操」とは言えませんね(汗) 私の友人が体操でアキレスを切った時、上司が見舞いに来て「アキレス切るのは勝手だが切る首は置いておけよ!」と言われたそうですよ(苦笑)
体操と接する機会が少しでも残っているのなら、まだ恵まれた環境かも知れませんね(笑)
さて、本題ですが冨田選手や鹿島選手、引退の理由は怪我に起因している様ですが、現代の体操を見ていると、人間の限界を超えた様な技が求められる時代。今は両名ともに素晴らしい身体つきですが、普通の身体に万一戻ったら、何が骨格等に影響しているか?解りませんものね!
私も首から何度か現役中に落ちた事がありましたが、その時は痛みも全くなく今になって頸椎ヘルニア等と言われた時は、かなりショックでした。 膝は現役時に一時ロッキングしまして、内視鏡手術で関節鼠を取り除いたのですが、今では半月板も軟骨もすり減って、ただただ人工関節への道を歩むばかりでした。最近はヒアルロン酸の注射を受けてかなり楽になりましたが、おじいさんになるまでには、人工関節だろうな(超汗)と覚悟していましたが、この記事が実用化され何とか人工関節にならないで済む様に祈っています。
昨今の体操、A得点を上げる為に難度重視の方向にありますが、北京を見ていても一歩間違えば大怪我と言うシーンがかなりあった様に見受けられました。 この様な時代に対応する為には、今まで以上に柔軟な身体、強靱な筋力が求められる時代でしょうし、選手が辞めた後、いきなりコーチ専属では無く、自分も健康体操としての競技を続けながら指導すると言った様な姿勢でないと、隠れた骨格への影響が何時?出とも限りません。
以前、水島先生が「体操?やるもんじゃないっすよ!」と言って両手の肘の手術跡を見せていましたが、現役選手は誰しもが何処かに怪我をかかえて試合に出る様な今だからこそ、引退後の身体管理もキッチリやっとかないと苦しいかな?と思った次第です。
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