- 日時:2008/11/08 18:25
- 名前:関係者A
- 今回の北京、まさにA得点重視の大会。
ロンドンさえ落下は1点減点になりましたが、逆に言えば落ちなかったら多少荒くともA得点上位者の勝ち。 まさに体操自体がトリッキーな方向に進もうとしています。 FIGの掲げるランキング制度上位者にも日本人はほとんど見あたりません。 これは世界が種目別重視、難度重視の方向に進んでいる事を意味します。 そこで日本、国内では6種目、美しい体操、B難度を完璧にすると言った方向性を未だ崩しませんが、世界に出ていった時に選手はそのギャップに愕然とする。今回の引退の陰で冨田選手も、こう言った問題に直面した様に思えてなりません。鹿島選手にしても同じ。二人は少なからず小さい時から美しい体操こそが体操競技と言う指導を受けていたでしょう。またそれが信念でしたでしょうし、今の年齢から鑑みて新技によるA得点重視は非常に重荷でしょうし、怪我の問題もあります。日本は早急に世界諸カ国との体操に対する考え方、方向性を修正すべきでしょうね!日本はB重視でもFIGからしてA重視のルールでは引退もやむを得ないでしょう。個人的には美しい体操こそが体操です。 でも、北京を見てその考えが覆されました。このままの方向性で日本が進めばメダル圏外どころか12位以内も難しい時代が来そうな気配です。 冨田選手、本当にお疲れ様でした。
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