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外国製の器具っていいんですか
日時:2006/11/27 19:11
名前:ただのオヤジ
最近、外国製の器具って結構国内にはあるみたいですが、大会で使用しないのは何でなんですかね。それと、金額って結構安いんですか?どうやって買えばいいのか知っている人がいたら教えてください.

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FIG規格と日本体操協会規格 ( No.1 )
日時:2006/11/29 16:51
名前:元体操経験者・H
FIGの主催する国際大会はFIGの検定規格に合格している器械器具で無いと使用出来ません。
同じように日本体操協会にも規格があって、この検定に合格した器械器具製造業者は10社近くあります。

でも、基本的に国内の主要な大会(日本体操協会が主催する大会)では、シェアNO1の大手企業さんの器具を使う事が一般的なので、各体育大学や体操クラブは、この企業さんの器具を使っているのが一般的でしょう。
日本の器械器具規格集(日本体操協会版)しか私は持っていませんので、FIGの規格の範囲がどこまで?日本の標準的器具と違うのか?は解りませんが、オリンピックや世界選手権等では事前に現地で使う器具を使って、合宿等を行っているのは確かです。(その後の使い道は解りませんが、購入でしょうか?購入ならば全器具だと数千万以上の負担となるのでレンタルか?も知れませんね!)

一方、アジア大会はFIGの主催する大会では無いので、この規格より外れた器具も使って良い物と推測されます。
以前、中国で行われたアジア大会?でしたか?は忘れましたが、吊り輪のバネが全くと言って良い程無く、あの池谷選手でさえ前方車輪が出来ないといった演技をした事がありました。TV映像を見ていましたが、全くバネの影響を受けずに力が無茶苦茶無いと演技出来ない様な吊り輪で、これはちょっと地元中国に有利すぎる器具じゃないの?と思った事がありました。

続く
FIG規格と日本体操協会規格 ( No.2 )
日時:2006/11/29 16:56
名前:元体操経験者・H
一流選手ともなると、TV解説でもされていた様に、各大会の器具にあわせた練習をする上で、日本の器具を使った試合にも出なければならない。
冨田選手のコールマンの落下は、そういった狭間での失敗であり、世界選手権の器具と日本の器具とのバネ(しなり)の違いをモロに受けた結果でしょう。
私も今のFIG規格と日本体操協会の規格が、似通った物でなければ、選手の負担はもの凄く大きな物になると懸念しています。

以前、私も練習で戦前の鉄棒に触る機会がありました。
焼き入れを全くしていない本当のタダの鉄棒!勿論しなりなんて全く無し。
この中で車輪から宙返りをしたら、真上に上がるだろうと思い、怖くて鉄棒を放せなかった経験があります。押し〜ぬき〜あふりの3拍子まで狂ってしまい大変でした。この様な経験に近い中で試合を一流選手は器具との戦いも常にしているのだと言った目で見られると良いと思います。

昔(日本がV10を達成した頃)は日本の器具が国際大会で採用される事が常の状態でしたが、外国製の色々な器具がある現状においては、選手の方々におかれては、器具との戦いも本当に大変な物だろうと思います。
知りたいです ( No.3 )
日時:2006/11/29 23:50
名前: 海外gym
私も、というか私が知らないだけかもしれませんが
海外製と日本の器具の違いって言うのは? 選手のため?メーカーのため?
 よく価格はかなり海外のものが安いとは聞きますが、性能は?

 鉄棒など、昔の砂場のとなりにあった高鉄棒、これは堅かったですよね。
だから、アフリをしっかりしないといけない→ヘタクソの私には難しかった。
鉄棒がやわらかいとヘタでも大きくしなり・スイングになるので簡単にスイングできる。  良い器具を使うということは初心者にとってはいいのでしょうが
世界でTOPを狙うなら、よすぎる器具を使うとダメなのでは?
という思いはわたしだけでしょうか?

 選手、コーチ、監督、 それに環境も大事になってくるのなら環境も世界基準のものが日本に多くあるとよいのかもしれませんね。

海外の器具 ( No.4 )
日時:2006/11/30 21:20
名前:めろでぃーぬ
うちのクラブは固定した練習会場すら持っていないクラブです。練習会場そのものが毎回ちがうので、器具はいろいろなメーカーで練習しています。
練習会場すら決まっていないですから、当然、財政的に恵まれておらず、国内製の器具以外に海外製のものもあります。

だ円の段違い平行棒の時代は、アメリカ製の器具でした。試合会場の器具は日本製でしたので、バーのしなりや堅さとかも違いますが、バーの間隔を合わせる目盛りそのものがちがって、会場練習で四苦八苦しました。
今は、跳馬が中国製です。公式の規格外だと聞いています。

海外製の器具は、確かに安いようです。送料(船)を加えても国内製の方が高くて、結局、海外製の器具を購入しています。購入方法は、海外に知人がいらっしゃる先生が知人経由で購入しています。

海外製の器具の難点は、メンテナンスが困ることでしょうか。壊れることは、そうそうないですが、例えば、段違い平行棒のだ円のバーから円のバーに変わったとき、円のバーに付け替えられなくて困りました。

ホント、規格が変わらないことを願ってやみません。

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