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チャスラフスカ
日時:2005/12/05 19:52
名前:ジョージア
 体操ファン歴もそれなりに長く、それまでに採ったビデオテープもかなりの数に及んでいて、ベータマックス(!)の機械もいつまでもつかわからないという不安から、1ケ月程前からDVDへのダビングを思いつき、時間さえ空けば作業を行っています。10年程少し体操とは距離がありましたが、最近は体操一色という生活になっています。

その中で、あるドキュメンタリー番組に目を止めました。三宅裕司氏が司会をしていたこの番組では、放映期間中に体操は3度採上げられ、その内容には男子体操五輪五連覇のドラマとコマネチ、チャスラフスカがありました。

'96年放送のチャスラフスカの回では、当時社会主義国のチェコスロバキアにおいて一時的に自由化の波が起こった時の「二千語宣言」に署名をしたために、長く迫害を受けた経緯が語られています。この回では放送当時の本人の映像が紹介されており、その姿を見る限り元気な様子ではありました。

 それで思い出したのは、これも少し前ですが日本の有名なスポーツ雑誌に掲載された記事のことです。その雑誌を引っ張り出し再読すると、「チャスラフスカとコマネチ」という表題のその記事では、国家の体制に犠牲を強いられた二人の体操選手の半生が記されていました。

 '99年当時に書かれたここの記述では、チャスラフスカは長期間に渡る精神的戦いのため、重い鬱病のため入院中であり、取材に応じられない程であるとなっていました。

 世代の違う私でさえ、東京五輪でのはちきれんばかりの若さと、その笑顔はノスタルジーさえ感じます。その彼女は今幸せを実感出来ているのだろうか・・・。
 日本は第二の故郷と彼女が言ったことは、何度か聞いたことがあります。そして誰よりも祖国のことを思い、強靭な意思を貫いた彼女には、幸せであって欲しいと強く願わずにはいられません。

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Re: ( No.1 )
日時:2005/12/05 19:51
名前:たかこ@管理人
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163660208/
↑もしご存知でなければ・・・
多分、チャスラフスカについて発刊された本では最新だと思います。

ドキュメンタリー番組、というのは、「驚きももの木20世紀」という番組ですよね、確か。モントリオールの日本男子団体金メダルも扱ったことがありました。
Re: チャスラフスカ ( No.2 )
日時:2005/12/05 22:02
名前:ジョージア
よくご存知ですね。「驚きももの木」です。この番組の「五輪五連覇」は、体操関係の競技以外のビデオで最も好きなもののひとつです。
ドラマチックな逆転劇の過程を詳細に紹介し、出場出来なかった笠松選手の思いにまで掘り下げた構成は番組としての完成度も高く、男子体操ファンにはかなり満足がいく出来でしたね。
ラストでメンバーたちのサインが入った五十嵐選手のユニフォームで締めくくるところなんか心憎いばかりでした。
今でもお酒をゆっくり飲む時など、たまに観ています。
チャスラフスカの書籍の紹介、ありがとうございます。
Re: チャスラフスカ ( No.4 )
日時:2005/12/06 21:45
名前:ジョージア
前述のチャスラフスカについて私が読んだ記事は、「NumberPLUS April 1999」に載っていたもので、その執筆者は紹介いただいた書籍の著者の方でした。
ぜひ手に入れて、読んでみようと思います。

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