- 日時:2007/09/05 21:57
- 名前:元体操経験者・H
- 私は、後方宙返りの練習の際には、常々積みこみの練習を推薦しています。
具体的にはロンダードの着地地点の後ろに、セフティーマットを肩の高さぐらいに積みこみ、これに向かってロンダードから腕を引き上げて背打ちになります。
この練習をすれば、少なくとも両手を引き上げて(前を見てから)から後方宙返りに入ると言う事が理解出来ると思います。
それと、以前もレスしましたが、後方宙返りの高さを上げる為には、その前のロンダードが完璧な物でなくてはなりません。 一般的には「しらかば」の姿勢での蹴りと言いますが、宙返りに入る際の蹴りで、ロンダードの終了時に腰が前に折れていたりすると、正しい宙返りの蹴りは絶対に出来ません。
だから、まず宙返りよりもロンダードに着目して、補助台の前に手を着いて、身体が補助台に触れない、胸をふくんだ姿勢でのロンダードで、着地時に上体が完全に起立している事。その上での積み込み練習です。
良く見られるのはロンダードの形が一応出来たら、即宙返りに入る練習形態ですが、それでは正しい高さのある宙返りは見込めません。 ロンダード〜後方宙返りなら、まずはロンダードを修正して、その上で引き上げて回る中心を腰では無く胸で回れる様に、積み込みの練習で背打ち(簡単に出来る様になれば背支持倒立の状態まで)に時間をかけて、高さのある宙返りを覚えてください。
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