僭越ながら・・・ ( No.1 ) |
- 日時:2005/06/07 21:29
- 名前:たかこ@管理人
- 私が体操を観始めたきっかけの五輪であるのですが。
規定はビデオにも録っていないので、詳しい演技内容は記憶にないです。 なので、全体の状況のみです。 ハリーさんがお幾つでどのくらい当時の事をご存知かわかりませんが、 それは知ってる!てな内容だったらごめんなさいね(^^;;
規定の試合開始前のアップ中、30分前くらいに前田選手が骨折したため、 7-6-5のところを、6-6-5で戦うことになる、というアクシデントがありました。 畠田・田中の2選手は間違いなく全種目演技する予定だったと思いますが、 その他がどういうオーダーになっていたのか、わかりません。 (ちなみに当時は、個人総合に一ヶ国から3人出場できました) もしかしたら、前田選手も6種目だったのかも?塚原選手だったのかな? もちろん、全員演技できる体制だったとは思いますが、 当初の予定にない種目も演技することになった選手もいたわけで。
日本はそれまで規定を得意としており、規定で点差をつけるつもりだった。 が、最終班の中国やロシアに比べて、前の班の日本に点がでなかった。 地元アメリカと同じ班で独特の雰囲気もあったとか。 (これは、後にそういう不満の声がきかれたということで) また、この大会に関しては他の国、ロシア、さらには韓国なども、 日本より規定に力を入れ、戦略が練られていたようです。
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つづき ( No.2 ) |
- 日時:2005/06/07 21:30
- 名前:たかこ@管理人
- 選手はベストを尽くしたと思いますが・・・。
残念ながら「規定8位」という段階で巻き返しは難しかったと思います。 (自由演技も最終班に入れませんし) この時、エース格の2人は新技あるいは連続技を持ち、種目別を目標としていました。 種目別進出は団体規定+自由の個人成績で決まるので、自由で焦らざるを得なくなる。 畠田選手は自由でコバチ連続をやりましたが、落下しました。 「あそこでやらなければ残れなかったから」と帰国後畠田選手は言っていました。
なお、海外の個人サイトですが http://www.gymn-forum.com/ さんに見やすい結果があるのでどうぞ。規定での、各選手の点数もわかります。
当時体操のことを殆ど知らず、ぼーっと見ていた私でも残念に思う結果でしたが、 もっと昔から日本の体操を観ていた人には、ショックだったようです。 でもでも、アトランタの挫折やシドニーの悔しさなくしてアテネなしですよ。 なお、アトランタ五輪=日本にとっては悪夢のように語り伝えられてますが、 男子個人総合などは、とても面白かったです。 言いたかないけど、アテネの個人総合とは雲泥の・・・むにゃ(^^; (んなこと聞いてないか)
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Re: アトランタ五輪 ( No.3 ) |
- 日時:2005/06/07 23:49
- 名前:asou
- >なお、海外の個人サイトですが
>http://www.gymn-forum.com/ >さんに見やすい結果があるのでどうぞ。規定での、各選手の点数もわかります。
横レスですが、ご紹介ありがとうございます。 JOCの公式HPでも選手六名の規定・自由の合計得点はのっていても各種目の内訳 がなかったので知りたかったところでした。 当時は規定があったので団体戦が個人総合・種目別の予選を兼ねていたということでいいのでしょうか?今でもユニバ・アジア大会・国内大会では団体戦が予選を兼ねていますが、規定のあった時代の名残でしょうか?
アトランタの団体での様子を書いた朝日新聞の縮刷版を図書館で読んだのですが、七名のうちの内山選手(補欠というわけではないのですね?)は当初つり輪のみ演技する予定だったのが前田選手の怪我により急遽全種目やることになったため青くなったそうです。 残りの種目はほとんど(会場では?)練習していなかったそうです。 そして、畠田選手がコバチの連続に踏み切ったのも、団体でのメダルが絶望的になったからこその「悲しい決断」だたのだそうです。せめて種目別鉄棒でのメダルに望みをかけての・・
>でもでも、アトランタの挫折やシドニーの悔しさなくしてアテネなしですよ。 本当にそうですね・・ アトランタのときに日本の男子選手が「メーカーが違うので鉄棒のしなりが違う」ということを言っていた、と長田渚左さんがアトランタでの不振について書かれた雑誌記事でコメントしていました。「ビーチバレーは本番で使う砂と同じものをとりよせた。細かいところにぬかりはなかったか」とも・・アテネでは本番と同じ器具を使ってリハーサルしたのですものね。
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Re: アトランタ五輪 ( No.4 ) |
- 日時:2005/06/09 23:03
- 名前:たかこ@管理人
- >当初つり輪のみ演技する予定だったのが
つり輪だけだったんだ・・・そりゃ〜きついですね。 ケガ人が出たときの対応、というのは団体戦の難しいところですね。
【アトランタ以前】 1. 団体規定演技 2. 団体自由演技 (1+2=団体戦の得点、および個人総合と種目別の予選) 3. 個人総合決勝 4. 種目別決勝
【現在】 1. 団体予選 (=個人総合と種目別の予選) 2. 団体決勝 (1.の上位8チームのみ) 3. 個人総合決勝 4. 種目別決勝
です〜。
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訂正 ( No.5 ) |
- 日時:2005/06/10 23:01
- 名前:asou
- もう一度、新聞記事を確認したところ
当初、内山選手はつり輪と跳馬の二種目、前田選手が残り四種目、他の五名が全種目 をやる予定だったそうです。失礼しました。
選考会の順位が三位の前田選手が全種目やる予定じゃなかったのが「?」だった のですが、つり輪・跳馬が苦手だったということでしょうか。 アテネで鹿島選手がいきなり抜けるくらいの痛手になるのでしょうか?
アトランタ以前と以後の比較ありがとうございます。 これが頭に入ってないと、かつての名勝負(モントリオールとか)を書いた文章 読んでもピンとこなかったりするので助かります。
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Re: ( No.6 ) |
- 日時:2005/06/12 00:15
- 名前:たかこ@管理人
- なるほど・・・ちなみに
http://homepage3.nifty.com/gfcj/results/trial/tr96.htm に、アトランタの代表選考(二次・NHK杯)の得点を掲載してます。 このメンバーの中だとそうですね、つり輪は得意な方に入るかも>内山選手
> かつての名勝負(モントリオールとか)を書いた文章読んでも
付け加えると 【ソウル五輪まで】 予選の得点の1/2 + 決勝の得点 = 合計得点 【1989年以降】 一発勝負
なんですよね(^^ゞ 持ち点制はあった方が面白かった、という意見も聞いたことがありますが・・・
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Re: アトランタ五輪 ( No.7 ) |
- 日時:2005/06/12 14:16
- 名前:asou
- ありがとうございます。
ソウル以後に持ち点制がなくなったのですね。
>持ち点制はあった方が面白かった、という意見も聞いたことがありますが・・・ この間殿堂入りされた中山彰規さん(名前の字これでよかったでしょうか?)ー別名 「種目別のスペシャリスト」は、団体では演技の堅実さを買われ各種目の二番手・三番手で起用されることが多かったため、持ち点が少なく、そのため個人総合では金メダルを逃し、種目別で金メダルを量産することになったそうですね。 その時代、持ち点なしの一発勝負だったらあるいは・・その時代のルールによって運不運があるのだな、と思ったものです。
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Re: ( No.8 ) |
- 日時:2005/06/13 00:53
- 名前:たかこ@管理人
- 団体戦が予選になってしまうのは、今も昔も同じですね。
団体は予選をなくして、個人予選にすればいいのにと思うことがあります。 個人総合や種目別にエントリーしたい選手は、自由にすれば。 そうすれば、団体戦の戦略によって個人総合に出られない、 という(アテネ五輪の塚原選手のような)例もなくなるのに。
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Re: アトランタ五輪 ( No.9 ) |
- 日時:2005/06/13 09:46
- 名前:asou
- 十二カ国で6−3−3の決勝をいきなりやってしまうと?
時間短縮されてるはずだし、四班に分かれれば十二カ国でやっても時間はそれほどかからないし、可能かもですね。 予選の順位で決勝の演技順が決まるからだめなのかも・・ 予選一位通過した国が床を一番にやって鉄棒を最後にやるというルールは 試合展開が劇的になるので、それはそれで面白いしコーチ陣の戦略を働かす余地が あるのでテレビ向き(特に今回の日本では)ではありますけど・・ 昔はもっと個人総合に出られる選手が多かったんですよね それが一カ国三人になり、二人になり・・アナハイムの鹿島選手は七位なのに 決勝に出られないし、シドニー以前なら決勝出られてましたね。 特定の国に表彰台独占されないためだとか? なにか、メダルを広くうすく多くの国にいきわたらせたいという親心(おせっかい?) のようなものを感じます。 特に、個人総合と団体とを両立するのは難しくなるのかな?と思いました。 どちらを優先するか初めに決めておく必要があるということでしょうか? あと、トランポリンが五輪競技に加わったため、その分、体操競技の方に 参加でみる選手の数が減らされたとかいう話も・・ 審判増員すればかかる時間を短縮できるからトランポリンの時間は捻出できるはず (審判の質がこれ以上低下するのは問題かも?)
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Re: アトランタ五輪 ( No.10 ) |
- 日時:2005/06/14 21:01
- 名前:たかこ@管理人
- 決勝の演技順。そうかぁ。昔は、規定が現在の予選にあたったんですね。
では、団体予選を6−○−4にすれば!○の部分は自由ってことで(笑)。 それだと、たくさん演技した方が有利(2人以上失敗してもいい)になっちゃうからだめ?(^^;
トランポリンが加わったときに選手数が減らされたのは http://homepage3.nifty.com/gfcj/news/news97.htm の一番上に書いてあるニュースですが、 以前は団体出場権を逃した国は、個人で3人出られたんですが、 (世界選手権の順位にもよるけど)その辺も減りましたね。
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