トップページ > 過去ログ > 記事閲覧
就職について
日時:2007/06/08 14:05
名前:mag   <great-gymnast0309-.-.-@docomo.ne.jp>
大学1回生の者です。事情があって大学の体操部ではなく、体操クラブで続けています。将来、大学院に入ってから職に就くか、学部を卒業するか考えています。できれば大学院に入ってからはクラブに入れるのでそっちの方で考えていこうと思っているのですが、大学のクラブに入っていなくても体操関係の仕事に就くことができるのでしょうか?

Page: 1 |

方向性により様々です ( No.1 )
日時:2007/06/08 23:22
名前:元体操経験者・H
>大学のクラブに入っていなくても体操関係の仕事に就くことができるのでしょうか?

体操関係の仕事と言っても、色々あるので、どういった職種を目指されているのでしょう?

例えば公立の体育教師になって体操部の監督(顧問)として指導したいなら、教員免許が要るでしょうし、そうであれば最低大学で教員過程を履修し、単位を修得する事が絶対条件でしょう。
私学なら母校に帰る道もありますが。(これも免許は必要)

また、民間の体操を本格的に専門とするクラブなら、免許は要らなくとも(一般的には体育大出身者は免許を持っているのが普通ですが)、体育大出身者で技能もそれなりに出来る人がほしいでしょうし、それを判定する資料としては、現役時代のクラブ実績も当然ながら判定材料となりうるでしょう。

また、そこまで本格的で無く普通の体操教室であれば、別に大学に進まなくとも、高校で体操を経験した者をインストラクターとして雇っている所もあるでしょうし、あなたがどういった?分野まで体操と係わっていきたいのか?にもよると思います。

体育大の大学院を出て、体操を研究する方向で、大学の研究室に勤めたいと言った方向(この場合、推薦する教授がいて、そこの大学の教授会で審議され、決定を受けなければなれません)から、我が町の体操教室の指導員まで、体操の仕事に就きたいと一口に言っても、それに必要な資格や学歴、戦歴は様々です。

どういった方向で体操と係わりたいのかをレスいただけませんか?
なお、現在教員、特に体育教員は約30倍ぐらいの倍率が普通で、教員免許を持っていても簡単になれる者では無い事だけはお答え出来ます。

特に戦歴(日本で指折りぐらい)を持った者であれば、教育委員会もほしい人材でしょうが、それ以外は全て教員採用の一次から受けるのが普通ですので、受からずに何年も産休教員等をして実績を作り、採用される者等がほとんどです。

私の友人はオリンピックに出て、教育委員会から指名が来て教員に現役でなりましたが、他の者はなかなか教員採用に受からないのが実情です。

最も教員で倍率が高いのが体育と美術です。
民間のクラブに所属しているや、学校のクラブに所属しているより、教員を目指すなら試合実績の方が余程重要なのも確かでしょう。
それ程、教員になるのは難しく、体育大出身者でも民間の体操クラブに流れている方が数としては多いと思います。
できれば指導していきたいです。 ( No.2 )
日時:2007/06/09 22:30
名前:mag
私は体育大学に通っています。将来は指導というかたちで係わっていきたいです。教員も志望していますが、今は体操クラブでの指導する方に傾いています。
体育大なら ( No.3 )
日時:2007/06/10 22:54
名前:元体操経験者・H
2回生からゼミが始まるでしょうから、そこで指導のノウハウを頑張って学んでください。

あと、勿論取られていると思いますが教員過程は、就職の際にやはり有効ですので取られた方が良いでしょう。

あと、懸念するのは民間の体操クラブは、やはり技術を模範出来てこそと言う面があるので、私も体操クラブへの就職も考えたのですが、模範が示せなくなる30半ばで幹部試験(指導主事試験等)を受けて、受からなければクビと言う所もあります。

次から次へと若い体育大の卒業生が入って来る中で、民間の体操クラブで定年までいようとするのは、非常に難しい面もあるでしょう。(全国的に何人もの優秀選手を育てたなら別ですが)

今は動けるので指導者の道を考えられていると思いますが、歳を取って模範演技が出来なくなった後の事も考えた方が良い気がします。

30半ばで外に放り出されるとたまった者では無いでしょう。
だから教員ではありませんが、公務員の道へと進みましたが、民間なら最初は指導者、そして歳を取れば経営者になるといった方向性も考えた方が良いのでは無いでしょうか?

社会体育の道に進んだ私の同期の者も、一人を除いては、全て30半ばにして体操から離れ、全く違う道を歩んでいる現実がありますので、あえて実情を書きました。
その意味では、体操と長く係りあえるのは、やはり教員の道だと思います。

体育大生ならば、教員になる難しさはご承知だと思いますので、可能ならば大学院まで進んで修士(博士)課程を取った方が有利ではあると思います。

現在の団塊の世代が退職し終えた後は、もう少し教員採用試験も容易にはなると思いますが、今は非常に難しいでしょうね!
まだ1回生という事で、これから先の大学生活を有意義に過ごす為にも、将来を考え、勉学に励みつつ体操を両立させ、立派な指導者になってください。

Page: 1 |