re:吊り輪の倒立について ( No.1 ) |
- 日時:2006/11/07 22:48
- 名前:元体操経験者
- >倒立を上げるコツと上げてからのとめ方のコツをおしえてください!!
スイングからでは無く、高校の規定に出てくる力倒立(屈腕屈身力倒立)の質問と仮定してお答えします。
まずは、床の上に置いた普通の倒立棒で、この屈腕屈身力倒立をして確実に倒立で止められますか?これは、最低限の要求です。これが止まらずには、揺れる支点の不安定な吊り輪で絶対に止める事は不可能です。 この時に、必ず脇を閉じて、この倒立の補強をします。(連続10回10sec止める等)
http://sekikotaisoubuob.hp.infoseek.co.jp/anbaransuba-.htm 次に、このリンクにある様な倒立棒を使って同じ補強をします。 この倒立棒は底の部分が細く、より吊り輪の倒立条件に近いものになります。 http://sekikotaisoubuob.hp.infoseek.co.jp/anbaransubo-do.htm や http://sekikotaisoubuob.hp.infoseek.co.jp/baransubo-do.htm この様な倒立棒も非常に有効的です。
いずれの倒立棒で練習する場合も、逆のハの字を描く様に倒立棒をセットして(逆ハの字を維持する様努力して)、脇を閉じて倒立になった時に確実に肘を入れる様にします。
次に練習用の低吊り輪があれば、この吊り輪で腕立て支持をします。この状態で吊り輪の輪をハの字〜逆のハの字の様に、意識的に手首を動かせて肩の支持力向上と肘を入れる練習をします。
続く
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re:吊り輪の倒立について2 ( No.2 ) |
- 日時:2006/11/07 22:17
- 名前:元体操経験者
- 低吊り輪での腕立て支持に慣れたなら、補助台等(無ければ跳び箱)の上に足を置いて、徐々に足の位置を高くしながら、同じ補強をします。
この場合において、良くロープに足をかけて、いきなり倒立で肘を入れる練習をする場合が多いですが、この様にした場合、肘は入っても胸が落ちる倒立を覚えてしまう場合が多いので、私は補助台等で徐々に足の位置を高くして、最終的に倒立の位置にもっていく事をお勧めします。
この時に身体を支える事も無論ですが、肘が確実に入って(逆ハの字を守る)且つ胸をふくんで腕立て支持の姿勢を高くしていきながら倒立にもっていく練習をしましょう!
簡単に書きましたが、この練習は非常に時間をかけて行うべきものです。 この他、身体のしめを作る練習(同じく低吊り輪で腕立て支持で円を描く練習(内円、外円)も採り入れてください。最終的には身体が真っ直ぐになる位置まで大きな円を描ける様にします) これらの補強は、毎日練習してこそ習得できる物ですので諦めずに頑張ってください!
なお、低吊り輪が無い場合には、東急ハンズ等で、丸い輪っかと体重に耐えるロープを買ってくれば、同様の練習は出来ます。
私の頃は練習環境に恵まれ無かったので、こういった器具の自作をして補強をしました(笑) 先の倒立棒も、この様な創意工夫により作られた器具です。 使い古しの布団1枚と、この吊り輪を持って近くの公園のブランコに、この自作吊り輪をつけて毎晩倒立!これが高校時代の私の日課でしたね(笑)
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ありがとうございます。 ( No.3 ) |
- 日時:2006/11/07 23:12
- 名前:けん <kiyo015-gym-t.01@hotmail.co.jp>
- たくさんのご説明本当にありがとうございます。
ぼくの学校には幸い、一応低吊り輪も倒立バーもそろえられているので 教えていただいた補強運動はできるとおもいます! しかし床に置いた倒立棒での屈腕伸身倒立というのがよくわからないのですが・・・。 そこをもう少し詳しくお願いします・・・。すいません。 やっぱり体操は地道な努力が大切なんですね!
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プレスでは無くて ( No.4 ) |
- 日時:2006/11/07 23:48
- 名前:元体操経験者
- >しかし床に置いた倒立棒での屈腕伸身倒立というのがよくわからないのですが・・・。
屈腕伸身倒立はプレス倒立です。 私が書いたのは屈腕屈身、すなわち規定の倒立です。 まずは、この肩への体重の乗せ方、脇を開かずに肩に体重を乗せ、その上で腰を乗せていく事を、床の上の倒立棒の上で出来なければ、吊り輪での倒立は不可能と言う意味です。 お解りになりましたでしょうか?
>地道な努力 そうですね!それを何処の質まで、どれだけ踏んだかによって将来が決まると言っても過言では無いでしょうね!
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