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鉄棒のともえのコツを教えてください
日時:2006/10/11 19:09
名前:ぷりん
ともえのコツがわかりません。どなたかアドバイスをお願いします!!

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後方支持回転は出来ますか? ( No.1 )
日時:2006/10/12 00:08
名前:元体操経験者
後方支持回転(条件:膝を伸ばして、極端に屈身気味にならずに、身体を伸ばした状態で支持振り上げから、支持へと戻る)は出来るのでしょうか?
出来ると仮定してお話します。

後方支持回転の場合は支持振り上げの時に、肩の位置が鉄棒より前にあった状態で、振り上げからの足を鉄棒に添う様にして回転していましたが、巴(後方浮支持回転)になると、まずこの部分が違います。
振り上げた時の浮き支持姿勢で、肩は鉄棒上前後ぐらいに、若干後ろにずらせます。このずらしによって、次に続く身体の落とし動作への勢いをもらう訳ですが、この部分は相当な身体のしめを必要とします。

ここから先は、後にして、まずは低鉄棒の前に立ってそこから足で地面を蹴って、支持になる直前に後方へと回転する練習をしてください。
まずは、この練習で浮き姿勢から、後ろに回ると言う事を覚えます。
この時に身体を強くしめて、出来るだけまっすぐな姿勢で、後方に回転して支持になる所までしてください。

力を抜くと途中で回転が止まったりしますので注意の上、再び支持になる時に手首をはっきり返して支持になると言うところまでやりましょう!
巴は単に巴に止まらず、手首を返して支えれば浮き支持回転、その肩角度を広げれば、ほんてん倒立になる技ですので、段階的に練習しましょう!
まずは、これが1段階です。
ありがとうございます ( No.2 )
日時:2006/10/15 23:15
名前:ぷりん
親切に回答してくださり、ありがとうございます。意識しながら練習してみますね。
1段階が終了したなら ( No.3 )
日時:2006/10/16 21:01
名前:元体操経験者
先の回答は、巴そのものを実践する回答ではありませんので、1段階が終了したなら、またご質問ください(笑)
2段階として、巴の技術的構造、そこから発展する浮き支持回転や、ほん転倒立がありますので、まずは確実に1段階を正確に実践して見てください。
ももで回ってみてください。 ( No.4 )
日時:2006/10/24 23:22
名前:ショッカー
ほんてんまでいくのがよいでしょ、白樺の姿勢を作ったら、ももの所にバーがくるはずです。そのまま腰を曲げないで、まっすぐにしてまわしてください。少しずつ大きくしていくと、倒立になります。
言葉の意味がわかりにくいです・・・ ( No.5 )
日時:2006/10/25 08:24
名前:flyfly
小3の親です。
本人が言うには巴はできるそうです。今は、ほんてん倒立と車輪の練習をしています。ですので、巴の状態は何度か見ているのでわかるのですが、元体操選手さんの説明の言葉がわかりにくいのです・・・すいません(^▽^;)
本当に初歩の言葉なのはわかるのですが、言葉と動きが一致してないのです
支持という言葉なのですが、非常に頻繁にでてきますよね?これはどういう意味なのでしょうか?
息子の巴を見てる限りでは、おなかを鉄棒に付けない伸身の逆上がりって感じなんですけど?
よろしくお願いします。
解りづらくてすみません ( No.6 )
日時:2006/10/25 19:55
名前:元体操経験者
支持と言う言葉は、鉄棒におなかをつけて身体を支える姿勢=「つばめ」の姿勢ですね!
お腹をつけた状態で後ろへ回るのは後方支持回転と言います。(先日のレスはこの支持回転で、まずは腰を伸ばして伸身で回る事を前提とした、本当に初歩の練習の為のレスです)

ここから、身体を宙に浮かした状態で支える状態=肩を後ろに引いた上水平の様な状態=浮き支持と言います。
この状態で、後ろに回る事を後方浮き支持回転と言います。(お腹が一度も鉄棒に触れない)

そして、ほん転倒立ですが、これは浮き支持の状態で回転を開始し、一旦、足を鉄棒にかぶせる様にして後方に回る回転を得てから、肩の脇の角度を広げて倒立になるので、正式には後方浮き支持回転倒立と言います。

なお、巴と後方浮き支持回転の違いですが、両者ともお腹をつけずに、後ろに回転するところは同じですが、浮き支持にならないで懸垂(ぶらさがった姿勢)に繋げる物を巴と、浮き支持の回転から浮き支持に戻る為に、手首を返して再び支えられるものを浮き支持回転と区別しています。

ほん転倒立を狙う為には、この後者の手首を返して支えられる浮き支持回転が基本になりますので、巴が出来たのなら、今度は手首を返して浮き支持の状態で支えられる様に留意しましょう。

簡単に判別する方法は巴を2回ないし3回連続出来るか?です。
連続する為には、身体を浮かした状態での支えが必要な為、両手首を返します。これに対し巴で懸垂にしかなれない状態なら、まずは手首を返して浮き姿勢で支えるといった練習が必要です。

なお、巴=浮き支持回転と上では略して書きましたが、厳密には意識的に手首を返して浮き支持になる為の姿勢を通っているか?いないか?で技術的には発展するか?しないか?程の違いがあります。

支持について、簡単に書いたつもりですが、まだ難しいか?も知れません(汗)
つい専門用語が出てしまってすみません。

なお、ショッカーさんのレスを補足すると、鉄棒の真下で逆懸垂の様な形を通りますが、ここで足のももの部分が鉄棒に近くなります。この状態から肩の角度を開いて倒立に一気に収めるのが、ほん転倒立ですが、これにはある程度、基礎(身体のしめ等)が出来ていないと難しいと思います。

簡単に床の上で練習する方法として、実施者が平行に置いた倒立棒(動かない様に固定して)を握って背支持倒立になります。(これが、しらかばの姿勢です)ここから補助者が足先と腰を支えて、浮き支持または倒立に引き上げてあげる方法があります。
これ等は、比較的簡単に浮き支持回転や、ほん転倒立の後半部分を覚えるのに利用出来るでしょう。
低鉄棒で ( No.7 )
日時:2006/10/25 19:53
名前:元体操経験者
さらに補足すると、低鉄棒で逆懸垂(足を鉄棒に触れないで)の姿勢を作り、まずは、この状態で前後に2〜3回振る練習をします。

これで慣れてきたら、補助者が実施者と調整して、振りの3回目で回転に導く様に肩と腰を支えて、逆懸垂での「しらかばの姿勢(背を若干丸くした身体が真っ直ぐに伸びた姿勢」を絶対に壊さない様にして、浮き支持の状態まで引き上げてあげます。

この時に実施者は積極的に手首を返して浮き支持になる事と、身体のしらかば姿勢を絶対に壊さない様に保持する事を考えます。

この時「1,2,3」と逆懸垂での振りの時にかけ声をかけてあげて、3にあたる部分(前に身体が振れた部分)で引き上げの補助をします。

この練習は非常に重要な練習方法で、後方浮き支持回転は無論、ほん転倒立の練習にも有効です。

これは、後程書くつもりでいましたが、質問がありましたので、ここに記述しておきます。
巴について ( No.8 )
日時:2006/10/27 10:48
名前:flyfly
本当にわかりやすい説明を有難うございます。
補足の部分でわかりにくい言葉がありましたが、次にステップの事なので自分の中では保留にしておきます(*´∇`*)
息子は、今、巴を連続で2,3回の練習をしていました。
ぷりんさんの掲示板なのにいろいろ聞いてしまってすいませんでした~(=^‥^A アセアセ・・・
また、お聞きしたい事も出てくると思いますので宜しくお願いします。
┌|∵|┘ヨロシク┌|-.-|┐ペコッ

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