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静止倒立について
日時:2006/07/17 19:51
名前:にの#1031
小学3年生の男子です。
静止倒立ができません。
練習方法や静止倒立に必要な筋トレなど、教えてください。

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倒立博士からのメッセージ(笑) ( No.1 )
日時:2006/07/18 00:49
名前:匿名希望
 その辺の倒立が出来そうな所にペットボトルをおいてみてください。中身が入ってても空でもOKです。今度はそのペットボトルを逆さまにして立ててみてください。ペットボトルは立ちますね??(たまにはたちませんが…笑)
 倒立も理屈はペットボトルと一緒です。大切なのはいかに自分がペットボトルになれるか…ペットボトルに変身するのはもちろん無理です(笑)
ペットボトルはまっすぐです。つまり自分もまっすぐだったら、ひっくり返っても止まっていられるというわけです。
 ではなぜ、倒立静止は難しいのでしょうか??それは人間が完全にまっすぐになるのが下手だからです。とはいっても、地面に両足で立っているとき、のけぞったり前のめりだったりしても、なんとか立っていられますね。ですがやっぱり、だいたいまっすぐの位置がバランスもとれて楽なはずです。ちなみにペットボトルがのけぞったり前のめりだったりは出来ません。ペットボトルは人間にはなれません。
 倒立で腰が反ったり曲がったり、脇の下から腕の間接に角度がついたり、膝がまがったり、そんな時、倒立は倒れてしまいます。ペットボトルの完全なまっすぐからはずれてしまっているからです。曲がったものや傾いたものがたっていてもバランスが取れなくて倒れてしまいます。
 もうだいたいわかりましたね、まっすぐになる、ということが倒立静止に必要なのです。ではトレーニングや練習もこのまっすぐになるというものが重要になってきます。
 身近でまっすぐで地面にたっているもの…壁です!!もうやっているとは思いますがやっぱり壁です(笑)
 ですが、壁倒立で壁にぺったりと体を密着させられますか??これがなかなか大変です。そもそも背骨というものがS字にカーブしている時点で、それを筋肉でまっすぐに引き伸ばす必要があるからです。さらに倒立です。人間の胴体の筋肉は、逆さまになったとたん、普段とは逆に働く事になります。そんな状態で背骨をまっすぐにしてなんて出来るでしょうか…できそうで案外難しいんです。がんばって体をまっすぐにする筋肉を鍛えるしかないんです。
 平らな床に上を向いて寝て、腰のしたがちょっと浮いていたら、それは完全なまっすぐではありません。ではくっつけてみてください、結構大変でしょう??
 つづく
つづき ( No.2 )
日時:2006/07/18 00:50
名前:匿名希望
とまあ、そんな感じに力をつかってまっすぐをつくるのです。
とりあえす倒立でまっすぐを作ることからはじめてみてください。まっすぐかどうかは壁やその辺にいる友達やコーチが教えてくれます。
そしてまっすぐがだせるようになったら、バランスをとることを考えてください。何年か前に流行ったヒットペット…ペットボトルがうまい具合にまっすぐにはまらなければ立ちません。倒立もそうです。いくらからだがまっすぐでも、うまい具合に垂直になれなければ止まりません。そこでいかに垂直を体が知っているかが試されます。何万回と倒立を練習して完全な垂直を覚えちゃって下さい。
 とりあえず、こんなかんじで倒立は止まるようになると思います。ここで紹介した屁理屈が間違っていると言う人もいます。腰が反っていてもバランスは取れますし、ヨガ倒立なんてのも実在します。ですが自分はこんな屁理屈で倒立をとめることが出来ます。確立は7割くらいですが…まだまだ努力不足ですね(汗)とりあえず、ペットボトルが倒立できるのは事実ですから、それ目指してがんばってみてください!!!!!
しらかばの姿勢の習得と倒立静止 ( No.3 )
日時:2006/07/18 15:25
名前:元体操経験者
http://bbs1.whocares.jp/bb/view?bbn=gymkichi&cid=1&ccid=6&vt=1&pg=0
ここに、しらかばの姿勢での腕立て支持姿勢がB図に図示されていますが、倒立と言うものに必要な背中、腰、足のしめを取得する為に、まずは正しい腕立て姿勢を覚える事。ここから補助をして徐々に足をあげて肩を入れると正しい倒立姿勢になりますが、立って行うトレーニングとしては、両手を前に出し、思いっ切り手を伸ばすようにすると胸の痛みを感じると思いますが、その姿勢が「胸をふくんだ姿勢」です。この状態で常に胸の痛みを感じながら徐々に手を頭上に挙げていきます。その途中で胸の痛みを感じなくなるとすれば、その痛みを感じなくなった部分から倒立までが、しらかばの姿勢から外れ胸が落ちています。この胸が落ちだした部分を中心的に補強します。
私は倒立は腕立て姿勢から徐々に身体を持ち上げる事で指導をしていました。
良く反っている倒立も見受けられますが、これは腰の調節により倒立を止めようとするからです。倒立は正しくは肩で調節します。
倒立で床に手を着いた感覚が正しくは肩から体幹を通って腰、足に伝達されなくてはなりません。反っている倒立はこの伝達が肩に十分乗り切らずにいきなり腰に伝わっています。反りを防ぐ為、壁を使っての倒立においても、腹側を壁に向かって行う様にしましょう。
初めは手の着く位置は床から15cm程、徐々に10cm、5cm、そして完全に手のひらの付け根部分が壁に着く状態にまでします。
なお、いきなり壁に向かって背中を壁向けに倒立するのは最も良くない練習方法です。
必ず反りが生じます。もしこの方法でする場合は完全に指先が壁に着いた状態でします。
あとコンパネが一枚あれば、その上に手を伸ばしてうつ伏せに寝て、床に手をついた状態でコンパネを持ち上げます。これで倒立になる位置まで手による押しを継続できれば正しい真っ直ぐな倒立が理解出来ると思います。
ほとんどの場合、初めてすれば途中でコンパネから身体の一部が外れてしまいます。
この外れた位置(角度)を中心的に補強し、外れない様になれば、また少し上昇、これを繰り返せば正しい倒立が覚えられます。なお、真っ直ぐな倒立を覚える為には肩の柔軟も大切な要素を持っていますので、毎日行って下さい。
書ききれない程留意点はありますが、床に着く手も指を目一杯広げて倒れそうになれば、指先を若干曲げ伸ばしして床をつかむようにして調節します。
全身のしめ、しらかばの姿勢は倒立に限らず現代の体操に非常に重要な位置を占めていますので。必ず正しい姿勢で覚える様にしてください。
静止倒立について ( No.4 )
日時:2006/07/19 00:04
名前:ひまじん
コーチに横から支えてもらい倒立します。そしたら少し背中側に傾けてもらい、それを反対側に戻そうと、手首(指)に力を入れる補強をして下さい。決して肩の引きで戻そうとしないで下さいね! 手首(指)の補強になりませんので。
ありがとうございました ( No.5 )
日時:2006/07/21 19:47
名前:にの#1031
みなさん、詳しく教えていただいてありがとうございました。
練習あるのみですね。がんばります!

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