トップページ > 過去ログ > 記事閲覧
正交差ひねり
日時:2006/04/21 20:26
名前:jakkaru
初めまして。高校一年から体操を始めて一年ちょっとになります。今、鞍馬の正交差ひねり逆交差入れを練習しています。足を半回転しかしないひねり正交差入れなら余裕を持ってできるのですが、逆交差入れにしようと思うと足がついてこなくてうまくできません。コツとかありましたら教えて下さい。

Page: 1 |

交差ひねりは得意で無いので ( No.1 )
日時:2006/04/22 22:45
名前:元体操経験者
誰もレスが無いようですので、体操競技教本から抜粋してレスします。
以下、体操競技教本「あん馬編」より
交差ひねりは一般に誤って考えられがちです。すなわち、交差とは右足前の開脚支持から左方へ振り上げたら、脚を馬上で交差して左足前の開脚支持で終わることを言います。ところが、右足前開脚支持から左方へ振り上げ、半ひねりすると交差をした様な感じになりますが、終わった時に再び右足前開脚支持になっていたのでは交差をした事にはなりません。すなわち、正交差の入り方で始まれば、逆交差の終わり方になるのが「交差+ひねり」なのです。
技術的にはさほど難しいものではありません。交差が十分にマスターされていれば、比較的早く物にする事ができます。注意すべき点は次の通りです。
1.普通の交差の様に力強く振り上げて下さい。力強い振り上げは手の押し放しによって行われます。十分な振り上げを前提として、素早く手を移し変えなければなりません。
2.移し変えた腕を十分に突っ張り、肩角度を意識的に広げるようにしながら腰をひねります。この腰のひねりの後は、逆交差の感じで足を残す努力をしなければなりません。移し変えた腕で体のひねりを行うのですから、手の移しが遅れてしまい、振り下りて来る時に体のひねりをするのでは、余裕のある捌きとは言えません。
以上、教本からの抜粋ですが参考になるでしょうか?(汗)
私達の頃は規則で交差ひねりを入れる必要がなかったので、私自身あまり練習したことはありません。参考までにレスしておきます。
ありがとうございます! ( No.2 )
日時:2006/04/23 09:04
名前:jakkaru
とても参考になります!さらに別のことでお尋ねしたいのですが、体操競技教本を手に入れることは出来ますか?近くの本屋には体操競技関係の本がほとんどない(あってもガンバFlyHighくらい)ので…
教本は ( No.3 )
日時:2006/04/23 09:43
名前:元体操経験者
体操競技教本(金子明友著)は、日本が五輪連覇をしていた頃に跳馬を除く種目の教本が不味堂という出版社から発表されました。
しかし、現在の体操はJrから学ぶと言うのが一般的で、この教本の発表された当時の様に学校体育から五輪選手になると言う事が、ほぼ不可能な現在においては、私はこの教本に書かれている技術解説は非常に貴重な物になっていると思っています。あん馬の旋回運動に関しては当時とは技術が違いますので参考には出来ませんが、それ以外の種目については現在でも十分に利用する価値がある本だと思います。入手は困難か?も知れませんが、図書館等を利用すればあるか?も知れません。特に大学の図書館の一般開放制度等を利用すれば閲覧出来るでしょう。(私は以前大学に勤めていましたので、大学には置いていると思います)
他にも、参考となる書物はありますが、技を研究したいなら体操協会の研究部報を購入して読む等されれば最近の技術に触れる事は出来ます。(連続写真で解説されていますので発表された技の技術が解りやすいです)
独学で体操を続けるのは難しい時代ですが、こういった書物を参考にして是非頑張ってもらいたいものです。
頑張ります! ( No.4 )
日時:2006/04/27 21:59
名前:jakkaru
色々ありがとうございます!週一度大学に通っているので、図書館を探してみます。少人数ながら先輩たちもいるので独学ではないのですが、これからも頑張ります!

Page: 1 |