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床のフェドルチェンコの捌き方
日時:2005/12/15 11:36
名前:元体操経験者
床のフェドルチェンコについてですが、以前から疑問に思っておりましたが、日本や諸外国は、お腹を落として捌くやり方に対し、中国のそれは、胸をふくんだ姿勢で飛び跳ねるような勢いをつけて回っていますね!
日本や諸外国の実施は、あん馬上において実施するには安定性のある捌きと思いますが、見た目に迫力に欠ける気もします。
一方、中国のそれはスピードがもの凄くあり、迫力を感じさせますが、肖欽選手のアテネでの失敗の様に一度軌道がずれれば、立て直しが効かない様に思えます。しかし中国のそれは、フェドルチェンコから把手上の技への発展性を含んでいる様にも思えます。将来、この双方の捌きはどちらの捌きとして定着するのでしょうか?ご想像で結構です。またこの二つの捌きは、それぞれどんな利点、欠点を持っていると思われますか?ご教示くだされば幸いです。

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フェドルの話 ( No.1 )
日時:2005/12/15 16:16
名前:ちゃ
日本体操協会のホームページからギャラリーに飛び、ビデオギャラリーの中に
2004年 12月4〜5日 中日カップ というのがあります。…知っているとは思いますが。この中のキム・スンイルさんのフェドルチェンコを見てください!日本と中国のちょうどあいだ…韓国式ではないでしょうか!?笑
すみません、ギャグってみました。
しか〜しGYMFAN.com に掲載されている2002年アジア大会種目別床1位のキムさんのフェドルチェンコを見てください!明らかに日本式です!これは何を意味しているのでしょうか??2年の間に韓国で何があったのでしょうか?
そしてフェドルとは関係ありませんが同じくGYMFAN.com 掲載の2002年アジア大会床で2位となった北朝鮮のジョ・ジョンチョルさんのゴゴラーゼ…なんかすばらしい実施です。
あと個人的に鹿島さんのフェドルは回転速度が速く、美しさ迫力共になかなかな気がします。
そして議題はやはり中国の楊威さんのフェドルでしょう。これは中国式としか言いようがないってくらい含んで跳んで…躍動感があってこれはこれでイケテル気がします。
そして自分のフェドル…あん馬じゃないとできません。床だと掃除しちゃいます(笑)
結論…床では韓国式が増えるような気がします。ちょっとした躍動感、美しさ…韓国式はこの二つを兼ね揃えているのではないでしょうか。そしてあん馬では把手上の転向としてははどちらも存在し続けるような気がします。自分は含まないとぶつかってしまいますが、いずれは鹿島さんのようなきれいな伸身にしたいです。馬背では…ウ・ゴニアンが流行。その影響で反り気味転向が増えるような気がします。ですが発展的に含んで跳んで見たいな捌きがあるとしたら馬背はやはりのせてのせてになるとおもいますねぇ。
以上想像です。
確かに韓国式(中間的存在) ( No.2 )
日時:2005/12/15 19:47
名前:元体操経験者
ちゃさん、レスありがとうございます。
キム・スンイル選手の捌き、2年前とは見違える程、良くなっていますね!
日本選手のする捌きなのですが、TVに出てくる一流選手は別として、しばし腕の支えのみの転向になりぎみで、見た目に非常にスローで重たいイメージを受ける場合があります。
やはり、この技はスピーディーさが命とも思えますし、その点、中国の捌きは、別の技かな?と錯覚する程、早く捌いている所に興味を持っています。
実際、先の世界選手権の肖欽選手のあん馬のウ・ゴニアンも、この捌きで行っていましたし、この捌きの場合、懐が深く取れるので、腹を落として回る捌きより発展性があるのかな?と思った次第です。
しかし、軌道のズレの失敗は、日本のやり方より非常に取りにくいでしょうし、難度的には同じフェドルチェンコでも中国式の実施はより難しいのでは?と思った次第です。その中間の存在、確かに日本体操協会のVTRではキム選手は跳ぶ様な捌きを見せていますね!
私も現役の最後はあん馬に特に力を入れていたので、この技が発表された時には驚きを隠せませんでした(笑)
今となっては、頭の中でのイメージトレーニングしか出来ませんが、この技は画期的な動きと思った次第です。
なるへそ ( No.3 )
日時:2005/12/16 16:21
名前:ちゃ
自分肖欽選手のあん馬のウ・ゴニアンをまだ見たことがなくて…含み転向でできるほどスピード出せるとは思ってもいませんでしたが、できるっぽいですね!ちなみにオリジナルウ・ゴニアンも見てみたい気がします。中国の選手ですかねぇ?
I LOVE GYMNASTICSで紹介されているウ・ゴニアンも自分は結構好みです。あと塚原選手もいい感じだとおもいます。

余談…「次第です。」って口癖ですか?(^^)
逆手着手が少なく? ( No.4 )
日時:2005/12/16 17:08
名前:元体操経験者
先の世界選手権のあん馬の種目別等に出てくる選手を見ると、パタパタやウ・ゴニアン独特の逆手で着手して押さえる部分が極端に少なくなってきているのでは?と思うのです。以前はお腹を落とし気味で、逆手着手で肩の移動に続く足の移動という感じでしたが、今は姿勢もふくみ気味で、着手も普通の横向き着手で跳ぶ様な部分が増えている様な気がします。
一体、どのような進化を遂げるのか?興味を持って見ています。
余談:次第です=癖かな?(汗)本人は全然意識していないのですが(笑)
ちゃさんも、パタパタをあん馬で採り入れているとは、相当な選手ですね!
頑張ってくださいね!
逆手の話 ( No.5 )
日時:2005/12/16 17:29
名前:ちゃ
早い!書き込みですね(^^)
パタパタは微妙…でもないですが足バラが目立ちます(汗)
でもぱたぱたで逆手はなっちゃいますね〜。なんか仕方ない気もします。ウゴニとか抱え込みでなんとか回りきるって感じですが、逆手じゃないとポメル間に両手入らないんで…

余談…最近自分もウルジカ選手のようにシュピンデルで会場にアピール!をしたくてポメル挟んで開脚旋回の練習を始めました。が!超痛いです(笑)まだもう片方のポメルはずして旋回の練習してますが。かかととかぶつけた日にゃあもう!!さらに油断すると臀部の片側をポメルにえぐられて…(泣)
死ぬ事は無いから ( No.6 )
日時:2005/12/16 18:00
名前:元体操経験者
自分も30過ぎからはあん馬ばかり練習していました(笑)
妻と子がいる身で、体操で怪我して会社休むと顰蹙買いますから(笑)
他の種目は、もう高難度に挑戦する意欲と言うか、もし失敗して死んだら(超汗)と守りに入って、する事が無くなりました(汗)
あん馬なら、ひどくても骨折でしょうから、積極的に高難度の技にチャレンジできるのが魅力でした。年を取ると、離れ技等は出来ると思っても、家庭の事を考えると出来なくなってしまいます(汗)
私も一度、マジャールでポメルからセンターを取って回した時に、もろに次のポメルにすねをぶつけて発狂する程痛かったです(爆)
それで家に帰ると、すねの部分がバレーボールぐらいに腫れて(汗)
すぐさま、整形の夜間診察を受けると血管が切れて内出血しているとの事で、それはふっとい注射で血を抜かれて、相当な量だったので点滴を受けた事があります。でも、死ぬ事は無いでしょうから年を取っても積極的に練習出来る唯一の種目ですね!私も社会人2部にあん馬だけエントリーしようかな?と、ひたすらクッサイ旋回を現役時代の旋回に戻す様、努力していますが、その前にこのドラエモンの身体を何とかしなくては(汗)です(笑)
フェドルチェンコ ( No.7 )
日時:2005/12/16 22:04
名前:ハリー
床運動でフェドルチェンコはD難度ですがゴゴラーゼの難度を教えてください。
記憶に無いかも知れませんが、アテネ五輪の床運動で鹿島選手があん馬でやる様なゴゴラーゼとフェドルチェンコを同時にやる最中に手が滑ってしまい失敗してしまいましたがどれ位減点されてしまうのでしょうか。
C難度ですね! ( No.8 )
日時:2005/12/16 22:46
名前:元体操経験者
新ルールではフェドルチェンコもゴゴラーゼもC難度の様ですね(汗)
私の年代から行くと、ビロヅェルチェフ選手が神戸ユニバで開脚旋回から倒立に上げて回ったのを見て、凄い!と思いましたが、あれから20年、体操は本当に発展するスポーツですね!本当に凄いものです。
鹿島選手のアテネの失敗?は知りませんでしたので、審判資格のある方、ご回答お願いします。

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