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吊り輪スイング、十字
日時:2005/08/26 14:23
名前:庄司
一度に2つの質問で恐縮なのですが、どなたかお答えいただきたいです。

ひとつは吊り輪のスイングについてなのですが、自分が初心者だった頃は、足が前にいくときに肩角度を広げてできるだけ足を前にやるように言われました。が、先日某強豪校の一年生(初心者)のスイングを見ると、肩角度はそれほど広げず、足というか腰をとにかく上に上げるようなスイングでした。最終的には肩角度を広げ、足を上にやるスイングが望ましいと思うのですが、スイングの導入時にはどちらの練習の仕方が良いのでしょうか?

2つ目は十字の手の握りです。一般的に十字の握りはなるべく深く持ったほうが(減点ですが)楽ですよね?つまり手首を下に曲げるのですが、そうではなくて手首を上に曲げ、輪をてきるだけワイヤーよりも外側に押し出すことによって支持する方法があると聞きました。なるほどやってみると案外後者の方が楽そうできれいに見えるのですが、力技の連続などには不向きのような気もします。後者の技術についてご存知の方いらっしゃいますか?

ながながとすみません。宜しくお願いします。

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Re: 吊り輪スイング、十字 ( No.1 )
日時:2005/08/26 15:53
名前:元体操経験者
一つ目の質問ですが、確かに私達がやっていた頃は、足を遠くにあげて輪を広げ、肩をあげるという捌きでしたが、ここでも、今はしらかばの姿勢を通って輪を外転させて上昇スピードにより輪を外転して押さえるという捌きが一般的ですね。
足を遠くに回すと、胸が開く恐れがあり、今は出来るだけ早く極端に言えば逆懸垂になるような形から、しらかばを通って伸腕をさばいています。
この捌きは日本では、外村先生のロス五輪時代に発表されましたね!
ほとんど、鉄棒の車輪と同じ感覚です。最初からこの捌きを指導された方が良いと思います。
二の質問ですが、一昔の様に輪を極端にねじって、手首の部分に体重を乗せる動きは確実に減点ですので、高校生の試合等を除き、ほとんど消滅しました。
そこで、加藤先生の発表された、手首を落として支える動きは、十字の捌きとしては最高のもので、冨田選手他に受け継がれていますが、十字から再び脚前挙などに上げる場合は、おっしゃる技術が必要だと思います。
吊り輪の力技の構成により、握り方も変化しますね。

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