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一回ひねり
日時:2005/08/10 22:01
名前:D・II
自分は中学の時の体操をやっていて(後方の伸身宙返りはできます)、高校に入り体操部がなかった理由からブレイクダンスをしています。今は体操を生かそうと思って「ロンダートからの一回ひねり」を練習しています。それで、いつも一回ひねりきれずに二分の一でしりもちをついて着地してしまいます。これってどすれば直りますか??また、練習はロングマット(?)でやっています。セーフティやミニトランポリンなどがないと習得は難しいでしょうか・・? それと「伸身のひねり」と「抱え込み?のひねり」はどっちが簡単ですか?最終的には「抱えこみ」の方をやりたいんです。長文ですけど、よろしくおねがいします。

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Re: 一回ひねり ( No.1 )
日時:2005/08/12 00:10
名前:元体操経験者
>いつも一回ひねりきれずに二分の一でしりもちをついて着地してしまいます。
察するに、宙返りの引き上げからひねりに入る時に、あごが上がっていませんか?
1回ひねるためには、引き上げからひねる方向の肩にひねる方向と反対の手を巻き込む必要があります。この時に前を見ていた視線を一気にあごをしめてひねる方向の肩にあごをつけるようにすると、ひねるきっかけが出来るでしょう。
1/2しかひねれず、しりもちを着くという事は、自分がどの位置を回っているのか?理解出来ていないのではないでしょうか?特にあごをあげたままひねると、この様な状況になります。捻りの技術自体は抱え込みも伸身も一緒です。
よってどちらが難しいという事は無く、技術的に一緒なのでひねりの技術を覚える事が一番大切です。なお、1/2ひねりと1回ひねりの技術は全く異なりますので、一気に1回を捻りきる練習をしましょう!
抱え込みは体操の場合は宙返りの連続技の一部として用いられる事が稀にあり、特に短いコースでの技として用いられる他は滅多に見られません。
有名なところでは、具志堅先生がロス五輪で見せたドッペルから直接後転跳び、即抱え込み一回ひねりで個人総合優勝を決められましたね!
体操の場合は抱え込み1回ひねりは、この様な使われ方をします。
練習段階においては、セフティーは安全の為、必ず使用してください。
ミニトラは特に必要ないでしょう。
Re: 一回ひねり ( No.2 )
日時:2005/08/25 12:35
名前:クジラ
後方伸身宙返り1回ひねりはどういう練習をすればいいですか?
Re: 一回ひねり ( No.3 )
日時:2005/08/25 14:23
名前:元体操経験者
まずは、伸身の宙返りをしらかばの姿勢で行えるようにする事、これが一番の基本となります。ひねり自体は半ひねりを覚えてから、1回ひねりをする方法もありますが、私は半ひねりで止める方法は、半ひねりで止めるために、あごを突き出し易くなり、またひねりがどうしても遅れがちになり、宙返りの質によっては、すくわれる場合もあるので私は最初から一回捻りきる方法で教えていました。
まずは引き上げて、前を見て、捻る方向と逆の腕をひねる方向の肩にしめるようなイメージで、この際にあごもひねる方向の肩につけるようなイメージでひねってください。最初はセフテイーマットを重ねた上でのスタンディングでの伸身宙返り(しらかば)、これに1回ひねりを加えるといった練習で、腹打ちに収める練習をすれば良いと思います。
Re: 一回ひねり ( No.4 )
日時:2005/08/26 11:54
名前:クジラ
よくわかりました!スタンディングでの伸身宙返りのひねりはよくやってます!
ですがまだ3/4しかひねれません。。。
くだらない質問なんですけど、しらかばっていうのは人の名前ですか?
しらかば選手が演技したから付いたのですか?うちの体操部では(僕は体操部では
ないんですけど。)皆これをムーンサルトプレスって言ってるんですけど
同じなんでしょうか??
Re: 一回ひねり ( No.5 )
日時:2005/08/26 12:11
名前:元体操経験者
http://www13.ocn.ne.jp/~gymkichi/MyPage/album_show5.html?page=11
「しらかば」の姿勢と言うのは、日本が女子体操競技強化の為、ロシアのビクトルラズモフスキー先生を招聘した時に、同先生から伝えられたロシアでの体線の表現方法の事です。ロシアでは「ベリョ−スカ」=白樺の木は、厳しい風雪にも耐える美しく真っすぐ伸びた木として、国民に愛され、これを体操やバレイの世界にも導入して「真っ直ぐ伸びた姿勢や倒立、宙返りの伸身姿勢」を「ベリョースカ」しらかばの姿勢と言う様に表現されています。
人の名ではありません。近年の体操は、この理論に基づき、技を行うと、非常に難易度のある技が簡単に行えるとして、日本に数々のベーシックトレーニングが紹介され、これ以降、強い体操クラブでは、同理論に基づいた指導が基本形としてなされています。ムーンサルトプレス?何なのでしょう?(笑)
Re: 一回ひねり ( No.6 )
日時:2005/08/26 12:22
名前:クジラ
ムーンサルトプレスという技は体操には無いんでしょうか???
僕も初めて聞いた時はズイブン難しそうな名前だなぁと思いきや、
ひねることもせず腹ばいで落ちるテンポ?みたいな感じです。
Re: 一回ひねり ( No.7 )
日時:2005/08/26 12:31
名前:元体操経験者
思うにプロレスの技?じゃないですか(笑)
ムーンサルトと言うのは体操競技に限っては、「2回宙返り1回ひねり」の事で、単発のテンポの様に1回宙に何回のひねりを加えてもムーンサルトとは表現しません。
プロレスで跳び技の名称を体操競技から流用して、言っているのではないですか?
私は知りませんがロープを使って腹這いに落ちて、相手を攻撃する技とかあるようですね。少なくとも体操競技の世界ではムーンサルトは塚原光男先生が開発した体操を代表するような当時の大技ですので、おそらく流用されたのだろうと思います。
Re: 一回ひねり ( No.8 )
日時:2005/08/26 12:43
名前:クジラ
なるほどぉ!!!言われてみればプロレスの技って感じが出てますね('-')
あ、繰り返すようで悪いんですが、、、しらかばの姿勢でやるってことは、
反ってしまってはいけない。ということなんでしょうか???
Re: 一回ひねり ( No.9 )
日時:2005/08/26 13:25
名前:元体操経験者
はい、図でも示しました様に、単に反る事だけを禁ずるのではなく、骨格(背骨)と骨盤をジョイントして、身体を鞭の様に使うやり方です。
これを、体操の全ての姿勢の中で用いるようにロシア(旧ソ連)では教えられてきた様です。これは容易な事ではありません。
完全なしらかば姿勢を示すには、それ相応のベーシックトレーニングを年数を経て覚える必要がありますが、それは年代のいった方々には無理でしょうから、まずは真っ直ぐな姿勢で宙返りする。あと身体のしめ方として、まずは背筋、次に腹筋、この緊張を保ちながら全身にしめを伝達する。これは旧ソ連のチェスカ体操クラブのボイココーチの理論です。
Re: 一回ひねり ( No.10 )
日時:2005/08/26 14:58
名前:クジラ
宙返り中にしらかば姿勢難しそうだなぁ。。。

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