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あん馬のサークルについて
日時:2005/08/02 10:40
名前:ちゃぺ
あん馬の理想とする最高のサークルって「完全な伸身で肩角度が90°開いて(バランス的に無理ですが)腰が肩と同じ高さで水平に回り且つ肩が揺れない(ここも厳しいですが)」と自分の中で解釈してるんですが、みなさんはどう思いますか?
それから、ポメル間での馬背縦向き旋回する時の注意点とかコツってありますか?ぜひ教えてください!

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Re: あん馬のサークルについて ( No.1 )
日時:2005/08/02 12:19
名前:元体操経験者
あん馬の旋回系は、やはり旋回の質、これに尽きますね!
以前にも書きましたが、旋回の質が良ければ、マジャールもポメルを使わず馬端〜馬端の移動が可能です。現時点での理想像は肖欽選手の実施でしょう。
首から下が完全に伸びた旋回、さすがです!
でも、あそこまで振り回すと、上体のコントロールが難しいのでしょうね!
肖欽選手の失敗はいずれも上体のコントロールミスによるものでしょう。
もの凄い遠心力がかかっていると思います。
あと、ご存じだとは思いますが、着手後の馬体の手のひらによる押しも重要ですね!特にポメル間の旋回は強く押して吊りを高く保つ事も重要でしょう。
あと、手のひらを大きく開いて、支点を安定させる事も必要ですね!
旋回自体の理想像は、私は今は肖欽選手に置いていますが、体操は発展する競技。
常に一歩先を読んで練習する事が一番重要な事ですね!
Re: あん馬のサークルについて ( No.2 )
日時:2005/08/02 16:02
名前:ちゃぺ
吊りを高く保つって正面支持で胸を含んじゃだめなんですよね?
それから肖欽さんの映像(アパート暮らしでテレビがなくて↓)みたことないんですが、最強を求める人たちは自ら肩を揺らすように実施すると聞いたんですよ。実際そんな感じですか?
Re: あん馬のサークルについて ( No.3 )
日時:2005/08/02 20:18
名前:元体操経験者
現在の最高峰の旋回は馬背支持で胸をふくまず、逆に反るようなイメージです。
肖欽選手の実施はまさしくこれにあたります。
>最強を求める人たちは自ら肩を揺らすように実施すると聞いたんですよ
これについては、解りませんが、実際あのスピードの中で行うとしたら、やはり支持を保つための押さえだと思います。リズム取りとしてやっているのか?も知れませんが、あのスピードのある限界まで大きな旋回を如何に上体をコントロールして保持するか?が課題となるでしょうね!肖欽選手がアテネでパタパタの部分で落ちたのも、旋回のスピードで体重が後ろにはずれた部分を上体の押さえが甘かった(少し押さえが遅れた)ところで、旋回のスピードで身体が外に外れて落下しました。普通の旋回ならば、上体の立て直しや、体重の移動によりコントロールする事が出来ますが、あそこまで究極の旋回となると一旦はずれた上体は立て直しが困難な様にも思います。その面で、スピードで引っ張られる上体を如何にコントロールするか?究極を狙う人達の苦労があるのだろうと思います。
いやはやあん馬を30年近く見ていると、あん馬程、技術が革新された種目は他にはないでしょう(笑)私が体操を始めた頃は、リアーは軸手の握り手に身体を密着させ、移動するというのが常識だったのです(笑)だから体操は面白いですね!

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