Re: 前方の側宙 ( No.1 ) |
- 日時:2005/07/17 13:34
- 名前:元体操経験者
- 前方の側宙は以前、中国のロウウン選手が、側宙からロンダードに続ける捌きを見せましたが、現在の演技構成上では、全く見かけなくなりました。
要はシリーズとして使えるか?ですが、先の様にロンダードの前に使う様な構成しかなく、無駄な動きの様にも思えます。 ロウウン選手は中国的な動きを示すため、行ったのだと思いますが、あの時代は女子選手の民族的構成が主流だあった時代だった様に思います。そこで男子でもロウウン選手が演技に採り入れていたのだと思いますが、最近は各国の民族的動きは女子でも少なくなりましたね!女子体操では側宙は平均台において高難度を示す技ですが、男子の床で前方系としての前宙は、先の理由で意味が無くなってきているのでは無いでしょうか?難度としては前宙と同じと取って良いと思いますが? 禁止技では無いと思いますが?最近は審判の勉強をしていないので如何なのでしょう?
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Re: 前方の側宙 ( No.2 ) |
- 日時:2005/07/17 20:46
- 名前:NASKA
- 両足踏み切りも、楼雲選手のような片足踏み切りでも禁止技ではありません。実際、2001年に今のルールが施行された時、短いコースで両足踏み切りでの側宙を行った選手を東アジア大会で数人見かけました。ただ、片足踏み切りだとA難度だからグループX(側方、後ろとびひねり系)を満たす事が出来ない為、今では誰も実施しないと思います。
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Re: 前方の側宙 ( No.3 ) |
- 日時:2005/07/20 01:43
- 名前:いん
- 東アジア大会で岩井選手がやってましたよね?
ぼくはあのさばき方は好きで、学校とかでも2001年の東アジア大会を見て影響を受けて練習してました。
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Re: 前方の側宙 ( No.4 ) |
- 日時:2005/07/22 14:31
- 名前:クロ
- みなさん返信ありがとうございます!
つまりXグループのB難度の技ということでいいんですね! でも難度表に載ってないのはナゼなんでしょうね?
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前方の側宙について ( No.5 ) |
- 日時:2005/07/22 22:59
- 名前:つるな
- 少しコメントしてよろしいでしょうか。
まず元体操経験者様、楼雲選手があれを入れていた理由としては… 個人的には当時「独創性」の加点領域があったからだと解してます。民族的な理由があったかどうか…本人でないと真相は定かではないですね。
次にNASKA様、「片足踏み切りだとA難度だから…」そうとも断言出来ません。 少なくとも正式にはそう決まっている訳ではありません。(その可能性があるにしても)
最後にクロ様、「両足で前方に踏み切り、側方宙返り」=「XグループのB難度の技ということでいいんですね!」その通りです。 ただこの技は、このルール制定直後に問題視され、すぐに競技情報にて「釘を刺す」ような警告なるものが発せられました。すなわちは「ほとんどの過程を側方回転で…」という前提となります。 採点規則上の技の所属枠としては、「前方」とも「後方」とも指定がないので、まとめて「側方宙返り」と解してよろしいのでは? 少なくとも「競技情報」において公式に認められています。 厳密に「『前方で踏み切って1/4ひねり側方宙返り』が採点規則に載っていない理由」 特に無いと思います。しいて言えば、このルールを作った際に、このルールを考えた人の発想・想定の中に無かった…程度の事かと思います。上述のように競技情報で言及された事によって、「側方宙返り」に加えられた(載っている)と考えてよろしいかと思います。
みなさま、クドクドとスミマセンでした。 一意見として御参考下さい。
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Re: 前方の側宙 ( No.6 ) |
- 日時:2005/07/23 18:00
- 名前:特命
- 楼雲選手の演技は見たことないのでわかりませんが、NASKAさんの言われてる片足踏み切りというのはアラビアンのことじゃないですか?それなら女子でもAです。
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Re: 前方の側宙 ( No.7 ) |
- 日時:2005/07/23 19:25
- 名前:NASKA
- つるなさん>
御指摘ありがとうございます。確かに断言は出来ません。↑で特命さんが言われてるように、アラビアンならAですが、楼雲選手の場合はアラビアンではなく完全に側宙になってますので、Bと判断される可能性の方が高いかも知れませんね。
楼雲選手があの側宙を実施していたのは、もちろん独創性加点を狙ったものでもあるでしょうが、僕は楼雲選手の1つのこだわりでもあったように思えます。普通なら側宙からロンダートに繋げる場合は失速して、その後後転どび〜かかえ込みダブルに繋げるのはかなり困難になるはずが、楼雲選手は失速する事なくスムーズに繋げていました。こだわりについて言えば、ソウル五輪では3節目の短いコースで側宙〜ロンダート〜後方かかえ込み宙返り〜前方かかえ込み宙返り臥支持を行っていたのでそう思ったのです。どちらにしても、助走というより軽くステップしての側宙から次の技に繋げていたので、楼雲選手の熟練された捌きである事は間違いないでしょうね。もちろん、独創性加点がなくなった今、側宙〜ロンダートでは加点を得る事が出来ないので、実施する選手はいないでしょうね。
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補足させて戴きます ( No.8 ) |
- 日時:2005/07/23 21:42
- 名前:つるな
- 特命様、
楼雲選手の側宙ですが、前方片足踏切で横回転して横向き着地、女子の平均台で流行してるじゃないですか?あれをステップのような助走で行ったものです。
いつかのルールでB難度(宙返り技として見なされている)で評価されていた経緯があります。一方で現行ルールでは、片足で踏み切る宙返りはA難度で評価されていますよね? どちらで評価を受けるか定かではないので「Aとは断言出来ない」と申し上げました。 少なくとも「楼雲の側宙」=「アラビア宙返り」=「A」と即座に判断はできないかと思います。
NASKA様 「楼雲選手のこだわり」 その通りですね。演技をがらりと変えたにも関わらず、あれをやりました。 第三者的には「蛇足」とも感じられましたが、本人は自分の「アイデンテイテイ」として残しておきたかったのでしょうね。
「前方の側宙」が現行ルールで使えるか?という本題からは随分と外れてしまいましたので、私個人の意見はこの辺で閉じさせて戴こうと思います。 では。
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