トップ > 1997年のニュース

1997年12月

五輪体操・新体操の出場選手枠減へ
「国際体操連盟は11、12の両日、スイス・ムーチエで理事会を開き、シドニー五輪の体操の出場選手枠を男女とも現行の108から10ずつ減らすことを決めた。新体操は88を84にする。同五輪から体操の新種目としてトランポリンが採用されたことに伴うもので、体操競技全体の枠は304から増やすことができないため、トランポリンの24人分(男女各12)を体操、新体操から減らした」
[時事通信・13日]

中日カップ
個人総合優勝は、斉藤良宏選手(順天堂大学)、カルペンコ選手(ウクライナ)。

1997年11月

全日本選手権
横浜アリーナで開催されました。団体は日本大学、日本体育大学が優勝。朝クの14連覇ならず。個人総合は昨年に引き続き、塚原選手と菅原選手。

1997年10月

アーサーガンダー・メモリアル
昨年は塚原直也選手が遠征し、6位に入賞した大会。
今年は小島正憲選手(日本体育大学)が3位に入ったようです。

ピタリカップ
個人総合のみの国際大会。情報提供感謝。

1.塚原直也   (明治大)     54.500
2.斉藤良宏   (順天堂大)    54.450
3.クリュコフ  (ロシア)     54.000
4.李周炯    (韓国)      53.800
5.ゾズルヤ   (ウクライナ)   52.800
6.グラブロブ  (オーストラリア) 52.775

1.菅原リサ   (日本体育大)   37.100
2.プロドノワ  (ロシア)     36.800
3.テスレンコ  (ウクライナ)   36.787
4.マクラーリン (オーストラリア) 35.650
5.バーフチナ  (ロシア)     34.612
6.北村彩子   (朝日生命ク)   34.337
1997年9月

全日本社会人選手権
団体は、男子が大和銀行の連覇。女子は茗渓クラブのみ。
男子個人は、栗原茂選手と今木重光選手(大和銀行)の同点優勝。女子個人は中川久代選手(瀬戸内汽船)が初優勝。3連覇のかかっていた畠田好章選手は、平行棒で落下し途中棄権。その際、支柱にぶつけて(!)頭部を負傷した様ですが、脳波に異常はないとのこと。

環太平洋ジュニア選手権
男子団体で優勝、女子団体は3位。個人総合では吉田亮一選手が3位、山脇佳奈選手が2位に入っています。種目別、鹿島丈博選手が圧倒的な強さであん馬優勝!
新体操では、有野玲奈選手(ピュアRSG)らが活躍。

国際ジュニア大会
個人総合男子は中国のヤン・ウェイ選手、女子はルーマニアのマリア・オラルー選手。種目別では中国勢が男子の4種目を制したほか、女子は、個人総合は不調だったロシアのロバスニュク選手が2種目で優勝。日本の大畠佑紀選手が段違い平行棒で優勝しています。

アジア連合・欧州連合対抗競技会
9月12日、フランスのマルセイユで行われました。アジアと欧州から男女各6人で団体戦を行うこの競技会、日本からは栗原茂・阿部佳代子選手の2人が出場したそうです。

1997年8月

ローザンヌ世界選手権
[種目別決勝]
平均台とゆかをゴージャンが制した以外は、すべて別々の優勝者が生まれました。つり輪のケキなど、スペシャリストも活躍!塚原直也は、平行棒で2つ目の銅メダル。
[個人総合]
男子チャンピオンは、ケガから復帰したイワン・イワンコフ(ベラルーシ)。2位にロシアの新鋭、ボンダレンコ。3位に塚原直也が入り、日本男子は実に久しぶりの個人総合メダル。女子は、ついにホルキナ(ロシア)が個人総合金メダルを獲得。2位にアマナール(ルーマニア)、3位にプロドノワ(ロシア)。引退を表明したゴージャン、惜しくも4位となりました。
[団体決勝]
女子はルーマニアが優勝。ロシアが2位に。3位中国。ゴージャンが今大会を最後に引退することを発表。また、マリネスクに代わり、アマナールが個人総合に出場してくるようです。男子は中国強し!ベラルーシが2位、ロシアが3位。日本男子は4位となりました。
[団体予選]
日本女子は9位。ロシア・ルーマニア・中国・ウクライナ・フランス・アメリカが決勝へ。日本男子は3位で決勝進出。中国・ロシア・ベラルーシ・ドイツ・アメリカらと争います。

ユニバーシアード
[種目別]
跳馬で塚原直也選手(明治大学)、鉄棒で斉藤良宏選手(順天堂大学)がそれぞれ優勝。女子でも菅原リサ選手(日本体育大学)が平均台とゆかで優勝。また、塚原選手は平行棒、畠田好章選手が(日体大大学院)鉄棒、藤田健一選手(筑波大学)があん馬、菅原選手が段違い平行棒でそれぞれ2位に入りました。新体操では、宮崎加弥子選手(東京女子体育大学)が、クラブで8位。
[個人総合]
男子個人総合は1位から3位まで中国が独占。女子個人総合は、アメリカのシャノン・ミラー選手。菅原リサ選手が3位と健闘。

全国中学生大会
団体は清風と藤村女子が優勝。

全日本ジュニア選手権
男子団体は清風クラブ、女子団体は朝日生命体操クラブが優勝。男子個人総合は柳浩二郎選手(清風クラブ)、女子は北村彩子選手(朝日生命体操クラブ)と、山脇佳奈(ビット体操クラブ)選手が同点優勝しています。

全日本学生選手権
男子一部校では、順天堂大学が優勝。個人では、今年代表入りも果たした藤田健一選手(筑波大学)が初優勝。米田功選手、斉藤良宏選手(以上・順天堂大学)が2位、3位。女子団体は日体大が優勝、個人は菅原リサ選手(日本体育大学)が、この大会初優勝。阿部佳代子選手(筑波大学)が2位。ケガが心配された橋口美穂選手も復帰、3位となっています。また、男子2部校では明治大学が優勝、一部へ昇格を果たしました。

高校総体
男子は清風、女子は藤村強し。
個人は冨田洋之選手(洛南高)、北村彩子選手(藤村女子高)。

1997年7月

ユニバ&世界選手権代表決定

[ユニバーシアード]
塚原 直也(明治大学)   橋口 美穂 (日本体育大学)
畠田 好章(紀陽銀行)   大川 真澄 (順天堂大学)
斉藤 良宏(順天堂大学)  松本 林子 (東海大学)
藤田 健一(筑波大学)   阿部 佳代子(筑波大学)
長澤 憲一(紀陽銀行)   菅原 リサ (日本体育大学)

[世界選手権]
塚原 直也(明治大学)   大川 真澄 (順天堂大学)
畠田 好章(紀陽銀行)   菅原 リサ (日本体育大学)
斉藤 良宏(順天堂大学)  北村 彩子 (朝日生命体操クラブ)
西川 大輔(日大桜樹クラブ)益田 圭子 (日本体育大学)
藤田 健一(筑波大学)   得能 香織 (東海TVレッツ体操クラブ)
岸本 拓也(日本大学)   阿部 佳代子(筑波大学)
栗原  茂(大和銀行)   清水 幹子 (筑波大学)
1997年6月

新体操・日本代表決定
ベルリンで開かれる新体操の世界選手権・日本代表は松永里絵子選手、村田由香里選手、宮崎加弥子選手、岩元美華子選手に決定しました。

ワールドカップ、日本開催決定
FIGは27日、イエテボリ(スウェーデン)での理事会において、90年以来8年ぶりとなるワールドカップ(W杯)の決勝大会を来年、日本で開催することを決定しました。ちなみに、日本での開催は79年の東京大会以来19年ぶりで、開催地は未定。時期は98年5月下旬から6月上旬が予定されているそうです。

NHK杯
NHK杯、男子は、最終種目で逆転の畠田好章選手が連覇。2位に塚原直也選手、3位に日大の斉藤寛選手が入りました。一方の女子も、二次予選のケガが心配されたものの、菅原リサ選手が見事連覇を果たし、2位に大川真澄選手、3位に北村彩子選手となりました。

1997年5月

東日本インカレ
男女とも団体は日本体育大学。
個人は塚原直也(明治大学)、阿部佳代子(筑波大学)が優勝。

西日本インカレ
男子団体は福岡大学、女子団体は鹿屋体育大学。
男子個人は高橋亨(中京大)選手、女子個人は和雪梅(九州女子短大)選手が優勝。

釜山・東アジア大会
※ 結果紛失しました。すみません

1997年4月

東アジア大会・代表変更
西川大輔選手、塚原直也選手がケガのため辞退。代わって藤田健一選手(筑波大学)、岸本拓也選手(日本大学)が加わりました。

代表二次予選結果
[ユニバーシアード代表候補]
男子
塚原 直也・斎藤 良宏・藤田 健一・長澤 憲一・岸本 拓也・小島 正憲・山田 辰也
女子
橋口 美穂・大川 真澄・松本 林子・阿部 佳代子・益田 圭子・野口 涼子・菅原 リサ

[東アジア大会代表] 男子
塚原 直也・岩井 則賢・斎藤 良宏・西川 大輔・畠田 好章・栗原  茂 (補・藤田健一)
女子
橋口 美穂・得能 香織・星山 菜穂・大川 真澄・松本 林子・岩田 香織 (補・阿部佳代子)

日本選手団の旗手は畠田好章選手だとか。

1997年3月

高校選抜大会
個人総合はそれぞれ柳浩二郎選手(清風)、星山菜穂選手(藤村女子)が優勝。

1997年2月

アメリカンカップ
男子はアメリカのウィルソン、ロスリスバーガーが1、2位で予選通過。以下ロシアのクリュコフ、ドイツのベレンキなどが3/1の決勝に出場し、決勝もウィルソンが優勝。女子はフランスのテザがトップで予選通過し、これも優勝。中国のチー・リーヤとアメリカのアトラーが2位。ほかアメリカのマロニー、さらにチュソビチナ、マリネスクといった選手が出場しています。斎藤良宏(順天堂大)・菅原リサ(日体大)は残念ながら予選落ちでした。

1997年1月

田中光選手、引退へ
男子日本代表の田中光選手が、引退を表明。目標だったアトランタが終わったことやケガなどが理由でしょうが、ここ数年の日本男子をリードしてきた選手の一人であり、とても残念の一言。