マラス選手の技


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ネコ 2004/12/29(水) 07:55:21
よろしくお願いします。
先日のワールドカップ鉄棒で、ギリシャのマラス選手が行った離し技(前方に宙返り&半分ひねりキャッチ)には何か名前がついていますか。また、難度は何でしょうか。過去に行った選手がわかれば合わせてお願いします。

元体操経験者 2004/12/29(水) 10:53:20
スロベニアのアリアジュ・ペガン選手が発表した技で、ゲイロード1/2ひねり(ペガン)の名称が付いています。

2004/12/29(水) 13:44:04
難度はEですよ!

ネコ 2004/12/29(水) 19:21:32
元体操経験者さん、?さん、年末のお忙しい中、早々にありがとうございます。
体操にはとても詳しくていらっしゃると思われる方々にお答えいただき、感謝して
おります。とてもよくわかりました。

ついでと言ってはなんですが^^;もう一つ教えていただけますか。
床運動のフロアーですが、どんな素材で出来ているのかが気になります。
クッションが相当効いているようですが、何層構造になっているとか、決まった素材を使う規則があるのか、またメーカーによる違いはあるのか、など教えて下さい。
以前、高校の体操部の練習を見学したとき、ゆがんだカーペットと直すが如く、時々生徒さんが端っこを引っ張りあって伸ばしている光景を見かけましたが、大きなクラブではまさかそんなことはありませんよネ^^;

また、あのような大きい物を普段はどのようにしまわれているのでしょうか。まさかくるくる巻いているのですか。以上、よろしくお願い致しますm(__)m

元体操経験者 2004/12/29(水) 21:14:10
各器具には器械・器具規格集という本が日本体操協会から発行されていて、
ちょっと古いデータですが、1987年度版には、床の構造としては「ゆかは、弾性パネル、発砲性の抑圧層、抑圧性の被覆材(カーペット)などにより組み立てられたものであること。」
「移動運搬を楽にするために、演技面は小さな弾性パネルの組み合わせにする事」等々、7項目の構造に関する決まりが定められ、その品質に関しても、表面の滑り抵抗等の試験に合格したものでなければなりません。
メーカーによっても弾みが違うようで、特に海外製でシドニーオリンピックの時、床が弾んで選手が着地に苦労していたのを思い出します。
オリンピックともなれば、日本はその大会で使用する器具を購入して、実際に日本国内で強化合宿をして、大会に備えます。
私が関与するのは、地方の大会なので、昔の国際大会で使用した器具の払い下げを使っていますので、カーペットは演技によってズレが生じます。生徒さんが引っ張っているのは、カーペットのゆがんで浮いた部分を修正する為です。
12m四方のフロアを常時セットしたままに出来るのは、体育大学や一部の強豪高校、一部の体操に力を入れている市町立体育館等だけであり、大きな有名クラブでも、フロア全面を使って練習する環境があるところは少ないと思います。
たとえ、セットできる環境でも、何せフロアは全面で2000万円以上する物ですから、普通では買えませんね(笑)
ほとんどの学校、クラブはタンブリングバーンしかありません(これでもまだ恵まれている学校です)ので、カーペットはくるくる巻いて直します。

ネコ 2004/12/31(金) 08:36:28
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元体操経験者さん、とても詳しい解説ありがとうございます。
よく納得できました。

>シドニーオリンピックの時、床が弾んで選手が着地に苦労していたのを

これは私も記憶にあります。やはりメーカーによって違いがあるのですネ〜。
体操の器具はどれも高価だとは思っていましたが、しかし2000万円とは!ひえ〜、びっくらたまげました。
イヤ、面白いお話を色々ありがとうございました。とても参考になりました。
またよろしくお願い致しますm(__)m


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