「ひねり」について


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マロ 2004/12/23(木) 22:24:51
最近、技が多少できるようになってきたので「ひねり」をともなう技をやるようになりました。しかし、ひねるのがあまりに早すぎるといわれます。例えば前宙ひねりの場合、踏み切る瞬間にすでにひねってしまい側宙のようになってしまいます。跳馬の前転跳び一回ひねりの場合、着手のとき手が横向きについてしまい側転跳びひねりになってしまいます。自分では踏み切ってからひねる(前宙ひねり)、着手してからひねる(前転跳び一回ひねり)と何度も意識してやるのですがいっこうによくなりません。どなたかアドバイスしていただけないでしょうか?

dsds 2004/12/24(金) 00:29:58
んー、よくある話ですねぇw 自分もずいぶん悩まされました。
自分は体操専門のコーチに教わったことはあまりないので、体験談として参考程度に聞いてください^^; 
ひねりの加わった技をやろうとするとどーしてもひねる事に意識が行ってしまいがちです。まず前宙ですが、それだとタブンずっと下(床)が見えていると思います。とりあえずひねらない前宙を1回やってください。そのあと半ひねりやるわけですが、助走の段階ではひねらない前宙をやる気持ちで走ってください、踏み切って体が半回転するまでは普通の前宙とまったく同じです。その後ひねるわけですが、目安として頭が真下になって視界から下(床)が完全に消えてからひねるといいと思います。これで出来るようになってしばらくするとまたおかしくなる時が来ると思われます。そのときはひねらない前宙とひねる前宙を交互にやると直る場合があります。自分はこれで直りましたw 跳馬ですが半ひねりはできますか? 

元体操経験者 2004/12/24(金) 00:55:48
下のスレッド「ひねり」で書いた答えと一緒ですが・・・

前方宙返りにひねりを加える練習は、例えば低い跳び箱を用意して、その上で台上前転し、一度上向きの長座姿勢をとった後(この時視線は自分の足先)に、下りながら体を開いてひねる方向にひねって下りるといったやり方をすれば、ひねる感覚トレーニングには良いと思います。但し、これは1/2ひねるやり方です。ひねる回転が多ければ、宙返りそのものを伸身にし、まずは1/2ひねりをし、その後着地してすぐジャンプし、右へもう1/2直立ジャンプでひねる。これを繰り返し行う内に、1回ひねるタイミングがわかると思います。
とりあえずは、屈身姿勢でのジャックナイフの1/2ひねりを覚えてみましょう!
あと、跳馬の転回跳び1回ひねりですが、これは第一局面(踏み切り〜着手)は転回と全く同じで、第二局面(着手〜着地)において1回ひねるのですが、左ひねりなら、あごを開いた状態で、両手を上にあげた姿勢から、一気に右手を左の腰にあてるようなやり方で振り下ろし、同時にあごを左方向に閉めると、簡単に1回ひねりが出来ます。右ひねりなら、この逆です。
これは、自宅でも、どこでもイメージトレーニングが出来ます。
次に床の上にセフティーを用意して、まずは転回倒れ込み背打ち、次にこのやり方で、1回ひねりをしてみてください。この時に腰などを取らずに全身をしめて、一本の棒になるような意識をしてください。
この練習で1回ひねりを取得したなら、跳馬で補助者をつけて全く床と同じさばきでひねりましょう。転回系ですので、突き手が重要なのは言うまでもありません。突き手の練習としては床の上に5cm程の高さのマットを用意して、まずは床に手を着き、すぐ突き放して、この5cm程の高さのマットの上でしめた正しい倒立になる練習を繰り返してください。

初心者 2004/12/27(月) 02:22:14
ひねりということでのせてもらうことにしたのですが、僕は初心者なのでロンダートがうまくできません。着地し終わった後に自然にジャンプするぐらいの勢いがでないんです。右手を最後につけるやり方なのですが、どうしても出発地点の方向に手が向きません。どうしたらいいのかを教えてください。お願いします。

元体操経験者 2004/12/27(月) 23:32:01
床の上の白い線(バレーボールのコートの線等)の上で、正しく側転が出来ますか?側転が出来れば同じようにして、1/4ひねりを伴った側転で片足ずつ足をおろすようにして、ロンダードの基礎を練習しましょう。
この時に、二の手(後で着く手)を白線上に正しく出発方向に向かって着くようにします。だんだん慣れて来たら、この1/4ひねりを伴う片足側転のスピードを増して、早く足を振り下ろすようにし、つき手を使って床を突き放すようにします。
実際に見ていないので解りかねますが、もしかすると転回やロンダードに入る際のステップ及び、着手する際に上体が起きていませんか?
背中を丸く猫のようにした形で着手に入らないと、一の手(はじめに着く手)と二の手(後に着く手)の着手時間のタイミングが遅れ、二の手が出発方向に向かないのではないですか?一度チェックしてみてください。
あと、はじめは小さな跳び箱の上にマットを敷いて、この跳び箱の前に着手し突き手を用いて胸をふくんで上体を起こす練習をし、だんだん上体が起きてきたら、補助台等の高さで同じ練習をすれば、上体を正しく起こす練習になると思います。なお、ロンダート終了時に両手は必ず前に揃える事を心がけてください。

初心者 2005/01/07(金) 00:15:14
丁寧な回答ありがとうございます。ただ、その側転でさえも左足が極端に曲がってしまうのです。自分で何回も意識してやってみるのですが、どうしてもまがってしまうのです。他は特に問題はないのですが。
また、ロンダートも一歩で挑戦しているのですが、やはり着手は、どちらかの手を出だしの足の延長線上からずらすものなんでしょうか。(上で言うなら床の上の白い線上に左手を置き、右手を少しずらしてロンダートをするやり方)
あと、「上体が起きる」とはどのような状態を言うのですか。質問多くてすいません。教えてください。

元体操経験者 2005/01/07(金) 12:09:35
お一人で体操頑張れているとの事、私の中学時代を思い出します。
>その側転でさえも左足が極端に曲がってしまうのです。
これは、回転中においてですか?それとも、着手する時でしょうか?
回転中ならば、その膝にサポーター等をして、意識集中をやりやすくして膝を伸ばす努力をする必要があろうかと考えますが?
着手前には、膝を曲げて着手します。これは伸ばしてでは絶対に着手できません。言われているのが前者なのか?後者なのか?判断しがたいですが、何か書かれている内容を見ると、ロンダードの前のホップ姿勢に問題があるように思えるのですが?
ちなみに、転回はちゃんと直立姿勢で立てますか?
「上体が起き」とは、簡単に言えば転回やロンダードに入る時の姿勢の体の角度が前45度以上倒れ込み、低く入れているか?と言うことです。
これが、体が90度などの状態で着手に入ると、ホップからもらった回転しようとする力を、体が起きている為に着手するのが遅れる為、全体のバランスが崩れて回転スピードが生まれない、肩が前に出てしまう等々、正しくない姿勢を取ってしまいます。
一度、この部分が正しく出来ているか?チェックして下さい。

初心者 2005/01/09(日) 23:42:09
つまり、ロンダートに入る際の手の角度をなるべく小さくすればいいんですね?(着手したときに出来る手と地面との角度のこと)
あと、手はずらすべきでしょうか。教えてください。

元体操経験者 2005/01/10(月) 17:59:14
私が言いたいのは、ロンダードのホップの際に身体を前傾させて、着手した際に前足を大きく曲げて、この時に後ろの足も床から離れていないように注意する事が大切だと言う事です。
手の着く位置もあまり近すぎても、遠すぎてもいけません。
肩角度(ロンダートに入る際の手の角度)を小さくすれば良いと言う事ではありません。
また、手をずらすロンダードはお勧めできません。
昔のロンダードは、肘を曲げて行っていましたが、今はロンダードのスピードをそのまま後転跳び(バク転)につなげる為、肘を曲げないで捌く仕方が一般的です。
一度、ビデオ等をよく見て、ロンダードを考察する事が必要だと思います。
その上で、自分の捌きと一流選手の捌きのどこが違うのか?考える事も練習の一つです。
その上で解らなければ質問してください。

小心者 2005/01/27(木) 21:17:10
はじめまして。これから、たまに来るかもしれないので、よろしくお願いします。
いきなりで申し訳ないのですが、僕は後方宙返りにひねりを入れたいのですが、恐くて、なかなかできません。
本当にくだらない質問なのですが、どんな些細なことでもかまいませんので、もし練習方法やコツなど、ありましたら、教えてください。
よろしくお願いします。

元体操経験者 2005/01/28(金) 12:58:47
まず、お聞きしますが後方宙返りとは、伸身姿勢(しらかばの)が出来ると言う事でしょうか?
もし、出来るのであれば、何故怖いのでしょう?
理由を詳しく書いていただけませんか?
半ひねりなら、後半でひねる事で捌くこともできますが、1回ひねり以上のひねりを望むなら、まず焦らず伸身宙返りを完全にする事が第一です。
そのあたりレスいただけますか?

小心者 2005/01/28(金) 17:04:24
詳しく書いてなくてごめんなさい。
僕はまだ伸身での後方宙返りができません…
よろしければ、そちらについても教えて下さると幸いです。
聞いてばかりで、本当にすみません。

元体操経験者 2005/01/30(日) 00:29:00
後方宙返りで大切な事は、後転とびからの蹴りの際に、上体が十分に起き、腰がさがらない事です。
ここは、後方宙返り系において一番大切なものと言えるでしょう。
まずは、後転跳び(ばくてん)から、しっかりと手を突き放し、足を振り込んで、しっかりと上体の起きたしらかばの姿勢を作ります。
この際に両手は必ず前に伸ばし、手を下ろさずに肩の角度が開いている事が重要です。
この姿勢から後ろに跳ぶのではなく、後転跳びのスピードを真上に引き上げる事を心がけてください。
ロンダード〜後転跳びは、後方宙返りの為の助走と考えた方が良いでしょう。すなわち、後転跳びまでの流れで作った勢いを、宙返りの蹴りにおいてブレーキをかける事により、非常に高いジャンプが可能になります。
まずは、抱え込み宙返りですが、これは単に回るだけでは誰でも出来ます。
先程の引き上げから、お尻(腰)を早く回す様に心がけて宙返りをします。
このようにすれば、より高い位置での回転が可能になります。
セフティーを5枚程積みこんで、この上に宙返りをして立てる様にしてください。
これが出来た頃には、伸身宙返りも余裕で回れる高さが身についていると思います。
伸身宙返りの導入は、先程の引き上げから、この5枚積みのセフティーの上に引き上げてから腰を早く回し、背支持倒立に納めてください。
この時に腰の力を抜かず、正しいしらかばの、真っ直ぐに伸びた姿勢を保てる様にしましょう。このように練習すれば、体を反って回る伸身では無く、ひねりも導入可能な伸身宙返りを覚える事が出来ます。
まずは、抱え込み宙返りを見直す事。自分の身長程に積んだセフティーに余裕で立てる頃には、2回宙返りも可能な技術が身に付いています。
ここを、おろそかにして、回る事だけを意識した練習をしても、結局基礎に戻らなければならない時期が必ず来ます。
宙返りを覚える際には、将来を意識した練習方法で、より高い宙返りを身につけてください。

小心者 2005/01/30(日) 15:36:11
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ご指導ありがとうございます!!
これから、抱え込みの宙返りをしっかり練習し、伸身につなげて行こうと思います。説明もとてもわかりやすくて、練習意欲がわきました。
ろくに自己紹介もしていない自分に、丁寧に教えてくださって、本当にありがとうございます。


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